レイリが完結したのでレビュー。にわか歴史好き程度の知識しかないが、武田信勝をほとんど知らなかったので、長編にはならないだろうなあと思っていたら案の定6巻で終わってしまった。
原作の岩明均さんといえば寄生獣で有名だと思う。自分もそれで知ったのだが、別の歴史漫画「ヒストリエ」を読むとこれがめちゃくちゃ面白い。なので、岩明均さん原作の歴史漫画という時点で期待値バク上がりだった。
レイリという架空?の人物の目を通して、武田家滅亡までの一部始終を、主人公が暗躍したりで補間して描かれた本作品。主人公のレイリも巻が進むにつれて格好良くなるのもいいが、武田信勝、土屋惣三がとても魅力的だった。今度信長の野望をプレイする際は是非武田家を選びたい。申し分なく面白かった。ただ、武田信勝があの年であそこまで思慮深いのは、本当なのかと疑ってしまう笑
レイリ(1)(少年チャンピオン・コミックス・エクストラ) (日本語) コミック – 2016/11/8
岩明 均
(著),
室井 大資
(著)
室井 大資
(著)
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6巻中1巻: レイリ
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本の長さ194ページ
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言語日本語
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出版社秋田書店
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発売日2016/11/8
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ISBN-104253131352
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ISBN-13978-4253131353
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商品の説明
出版社からのコメント
「ヒストリエ」「寄生獣」の巨匠・岩明均が長き歳月をかけ執筆した渾身の原作に、「バイオレンスアクション」「秋津」で熱狂的な支持を集める鬼才・室井大資が挑む奇跡のコラボ! 感動と驚愕の本格時代劇、開幕‼
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.2
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VINEメンバー
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「あの寄生獣の岩明均が原作の」とかいう煽りを考慮しないで1作品として純粋に見れば十分に楽しめる作品でした。
「死にたがり」の少女・レイリと斜陽の武田家の中で父の尊厳を立てつつも聡明な頭脳で家臣団の希望の星として支持を集めつつ父を陰で支える自称天才・信勝の掛け合いの中で、「生きるとは」「死ぬとは」みたいな根源的な話と、信玄~勝頼~信勝という関係性の中での「父と子の関係」みたいな話が面白かった。1回読んだ限りだと信勝は実は父を超えるすげえ聡明な人物だったのに…って印象の描かれ方だと思ったんだけどよくよく読み返すと、実際の史実を知っている我々からすると聡明だったんだなあと思う部分もある反面、それでいてすら肝心な全体像を把握できていない部分があったりして、斜陽の武田家を持ちなおす事はできなかった信勝の才能の限界や、家臣団は「聡明な信勝」ではなく「あの信玄公が後継として指名した信勝」を支持していたんだなあ、とか勝頼・信勝の親子関係も含めて悲哀さが浮き上がる作品だったなあ…後半打ち切りが迫っていたせいかちょっと駆け足になった感はあったけど、適度に短くスパッと読める長さなのでなかなか良かったと思います。難しいとは思うけど、これ本当実写映画向きの内容だと思うので、打ち切りではしょった部分を煮詰めて実写2時間映画にならんかなあ…とか個人的には思ったりしました。
「死にたがり」の少女・レイリと斜陽の武田家の中で父の尊厳を立てつつも聡明な頭脳で家臣団の希望の星として支持を集めつつ父を陰で支える自称天才・信勝の掛け合いの中で、「生きるとは」「死ぬとは」みたいな根源的な話と、信玄~勝頼~信勝という関係性の中での「父と子の関係」みたいな話が面白かった。1回読んだ限りだと信勝は実は父を超えるすげえ聡明な人物だったのに…って印象の描かれ方だと思ったんだけどよくよく読み返すと、実際の史実を知っている我々からすると聡明だったんだなあと思う部分もある反面、それでいてすら肝心な全体像を把握できていない部分があったりして、斜陽の武田家を持ちなおす事はできなかった信勝の才能の限界や、家臣団は「聡明な信勝」ではなく「あの信玄公が後継として指名した信勝」を支持していたんだなあ、とか勝頼・信勝の親子関係も含めて悲哀さが浮き上がる作品だったなあ…後半打ち切りが迫っていたせいかちょっと駆け足になった感はあったけど、適度に短くスパッと読める長さなのでなかなか良かったと思います。難しいとは思うけど、これ本当実写映画向きの内容だと思うので、打ち切りではしょった部分を煮詰めて実写2時間映画にならんかなあ…とか個人的には思ったりしました。
2019年8月7日に日本でレビュー済み
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岩明均の作品が好きで、今までの作品は全部読んでいます。
その岩明均が原作を担当したということで読みました。漫画家の方はこの作品で初めて知りました。こういった漫画家が原作を担当する作品では、原作者の画風に寄せているものが多い中、しっかりと自分の画風で書かれているようでした。
内容は史実に絡めたフィクションです。全6巻の漫画としては綺麗にまとまっており最後まで面白く読むことが出来ました。しかしやはり岩明均の描いた漫画と比べてしまい、普通の面白さかなというのが正直なところです。
その岩明均が原作を担当したということで読みました。漫画家の方はこの作品で初めて知りました。こういった漫画家が原作を担当する作品では、原作者の画風に寄せているものが多い中、しっかりと自分の画風で書かれているようでした。
内容は史実に絡めたフィクションです。全6巻の漫画としては綺麗にまとまっており最後まで面白く読むことが出来ました。しかしやはり岩明均の描いた漫画と比べてしまい、普通の面白さかなというのが正直なところです。