知っているからと読まないでいい情報とはならない、今回はその良い事例になりました。
3つのポイントで説明するテクニックは、どこかで読んだ事があります。
ただ、それは別の主旨が他にあって、サブテーマの1つとしての扱い。
そうなると、1サブテーマ当りの文章量は少ないので余り深みはありません。
今回、この本では3ヶのツールはサブテーマではなくメインテーマ扱いです。
必然的に文章量が多いので、読んで良い事がありました。
(著者はおそらく親切な人です、とても読みやすく分かりやすく書かれてます。
スピード感を持って読破できますが、ここまで分かりやすくて読みやすい本は、
あえてゆっくりと想像力を働かせながら読むのが似合いそうです。)
3ルールの実践は、今まで私は3ヶに絞ると言う風に、情報を減らすツールとして意識していましたが、
本著作で紹介されている活用事例を眺めていると、
3ヶに絞るではなく、3ケに拡大するツールとして使っても良いと気付きました。
3ヶの抽出を意識して活用すれば、
この著作で紹介された事例だけではなく、自分でオリジナルの3ルールを考え出す事ができます。
気に入った3ルールは、フレームワークとして格上げして引出しの中に入れておけば、仕事が速くなるというカラクリです。
本著作内のこの説明フレームワークは頂きました。
・ミクロ→比喩→具体例、これをマクロ→ミクロ→マクロとする。
・疑問、期待、不安
本著作ははキャッチボールの解説と同じです。
基本技術や道具の使い方はちゃんと意識すれば、もっと上手に使いこなせます。
しかしそれと同時に思うのは、自分の事、例えば体の使い方でも自覚するのは難しいです。
特にどんな思考をしているか自覚するのはもっと難しいです。
人間は視覚に頼る生き物だから自分の事は死角です。
なので、思考したことをアウトプットして視覚化して眺めてみる作業の大切さを同時に思いました。
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