会社でワーママ対象のセミナーに出席し、家事代行サービスの紹介や上司とのコミュニケーションの大切さなど当たり障りない内容に辟易した帰りの電車と、その晩寝かせつけの片手間に読みました。
様々なスタイルの家庭を実例として紹介しつつ、豊富なデータも引き合いにだしながら、家庭と仕事の板挟みにあう現代の父親たちの姿を鮮明に描き出しています。配偶者や会社の同僚と重なり、読んでいて涙を誘われる場面もありました。ワーママ・パパへの支援制度が整いつつある中、それでも私たちが感じる生きづらさの根本にあるのは、社会や私たち自身の内面に染み付いた昭和型のマッチョイズム=社員の激務を前提とする企業の意識・しくみであると喝破しながら、いま自らの家庭にある問題を社会のせい、会社のせいにして手放すのではなく、何かを手放す覚悟を持った上で譲れないものを選びとっていけば良いとする提案にも好感を持ちました。
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ルポ 父親たちの葛藤 仕事と家庭の両立は夢なのか (PHPビジネス新書) 新書 – 2016/6/17
なぜ男性の「家庭進出」が進まないのか。著者は「これまでのイクメンブームの盛り上げ方に短絡的な部分があったと認めざるを得ないのではないか」と問いかける。ではどうしたらいいのか。仕事と家庭の板挟みに悩む父親たちの本音、彼らに殺意さえ覚えるという妻たちの本音、理想ばかりを言っていられない会社側の本音、そして冷徹に世相を物語る数々のデータからヒントを見い出す。
◎自らブラック企業化する父親たち
◎ワーク・ライフ・バランスという名のマッチョイズム
◎「世間の風潮」と「目の前の妻」の価値観のズレ
◎「昭和の亡霊」にとりつかれた夫婦
◎妻の殺意にも気づかずベタベタしてくる夫
◎女性というパワハラ⁉
◎「同時多発育休」で「育休倒産」⁉
◎ジレンマから抜け出すための8つの心得 etc.
※以下、本書「第1章 自らブラック企業化する父親たち」より抜粋
「産後クライシス」「家事ハラ」。いずれも夫婦間の対立が社会現象化したものだ。「結局男と女どちらが悪いのか」という社会的論争に発展した。しかしこの論争は不毛だ。どちらが悪いわけでもない。どちらもキャパオーバーなのだ。
よほどサボっていた会社員でもない限り、それ以上業務の効率化などできるはずがなかった。そこでさらに「家族時間を捻出しろ」というのは、絞りきった雑巾をさらに万力にかけ、最後の1滴を絞り出すようなものだ。下手をすれば雑巾が破れてしまう。
◎自らブラック企業化する父親たち
◎ワーク・ライフ・バランスという名のマッチョイズム
◎「世間の風潮」と「目の前の妻」の価値観のズレ
◎「昭和の亡霊」にとりつかれた夫婦
◎妻の殺意にも気づかずベタベタしてくる夫
◎女性というパワハラ⁉
◎「同時多発育休」で「育休倒産」⁉
◎ジレンマから抜け出すための8つの心得 etc.
※以下、本書「第1章 自らブラック企業化する父親たち」より抜粋
「産後クライシス」「家事ハラ」。いずれも夫婦間の対立が社会現象化したものだ。「結局男と女どちらが悪いのか」という社会的論争に発展した。しかしこの論争は不毛だ。どちらが悪いわけでもない。どちらもキャパオーバーなのだ。
よほどサボっていた会社員でもない限り、それ以上業務の効率化などできるはずがなかった。そこでさらに「家族時間を捻出しろ」というのは、絞りきった雑巾をさらに万力にかけ、最後の1滴を絞り出すようなものだ。下手をすれば雑巾が破れてしまう。
- 本の長さ234ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2016/6/17
- ISBN-104569830684
- ISBN-13978-4569830681
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
なぜ男性の「家庭進出」が進まないのか。著書は「これまでのイクメンブームの盛り上げ方に短絡的な部分があったと認めざるを得ないのではないか」と問いかける。ではどうしたらいいのか。仕事と家庭の板挟みに悩む父親たちの本音、彼らに殺意さえ覚えるという妻たちの本音、理想ばかりを言っていられない会社側の本音、そして冷徹に世相を物語る数々のデータから、ヒントを見い出す。
著者について
育児・教育ジャーナリスト
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
おおた/としまさ
育児・教育ジャーナリスト。1973年東京生まれ。2005年にリクルートから独立。数々の育児誌や教育誌の監修やデスクを歴任し、現在は育児・教育に関する書籍やコラム執筆・講演活動を行う。心理カウンセラーの資格があり、また、中高の教員免許をもち、私立小学校での教員経験もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
育児・教育ジャーナリスト。1973年東京生まれ。2005年にリクルートから独立。数々の育児誌や教育誌の監修やデスクを歴任し、現在は育児・教育に関する書籍やコラム執筆・講演活動を行う。心理カウンセラーの資格があり、また、中高の教員免許をもち、私立小学校での教員経験もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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著者について
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育児・教育ジャーナリスト。1973年東京生まれ。麻布中学・高校卒業。東京外国語大学英米語学科中退。上智大学英語学科卒業。株式会社リクルートで雑誌編集に携わる。心理カウンセラーとしての活動経験、中高の教員免許、私立小学校での教員経験もある。
長男誕生後、「こどもが"パパ〜!"っていつでも抱きついてくれる期間なんてほんの数年。今、子どもと一緒にいられなかったら一生後悔する」と、2005年に独立後、育児誌、教育誌、妊婦誌、旅行誌などのデスク・監修を務め、現在は育児・教育・夫婦のパートナーシップなどに関する書籍やコラム執筆、講演活動を行う。ラジオレギュラー出演など、各種メディアへの寄稿、コメント掲載、出演も多数。
●オフィシャルサイト:http://toshimasaota.jp
カスタマーレビュー
5つ星のうち3.6
星5つ中の3.6
21 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年10月16日に日本でレビュー済み
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9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2021年6月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
育児に悩む30代男性です。
前半はデータの分析があって読み応えもありました。
後半は母親や事業者にインタビューをしていましたが、それは「父親たちの葛藤」というタイトルに結びつくインタビューではなく、期待していた内容ではありませんでした。また、筆者の比喩には腑に落ちないものも複数ありました。
最後は、子育てに関する筆者の見解?が説教じみたように記述してありましたが、別にルポではなくても分かる見解がまとめられており、役に立ちそうではありませんでした。
翻って、私がこの本に何を期待していたかというと、複数の男性にインタビューをした結果、どのように仕事と育児を両立しているのかをルポしてあることだったと思います。
つまり、育児にあたり実家が近くにあるのか、実家が近くにないなら家事代行サービスは利用しているか、病児保育は利用しているか、都市部ならどうか、地方ならどうかという観点の葛藤が知りたかったです。
このような視点のルポであれば、読者が自分なりの葛藤を解決できる一手段となりうるからです。
前半はデータの分析があって読み応えもありました。
後半は母親や事業者にインタビューをしていましたが、それは「父親たちの葛藤」というタイトルに結びつくインタビューではなく、期待していた内容ではありませんでした。また、筆者の比喩には腑に落ちないものも複数ありました。
最後は、子育てに関する筆者の見解?が説教じみたように記述してありましたが、別にルポではなくても分かる見解がまとめられており、役に立ちそうではありませんでした。
翻って、私がこの本に何を期待していたかというと、複数の男性にインタビューをした結果、どのように仕事と育児を両立しているのかをルポしてあることだったと思います。
つまり、育児にあたり実家が近くにあるのか、実家が近くにないなら家事代行サービスは利用しているか、病児保育は利用しているか、都市部ならどうか、地方ならどうかという観点の葛藤が知りたかったです。
このような視点のルポであれば、読者が自分なりの葛藤を解決できる一手段となりうるからです。
2017年3月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
夫、妻、会社の3つの視点から苦悩や問題点が表現されていて分かりやすい。
会社の視点は今後会社を回していく立場になる若手や中堅どころには読んでいて損はない。
また冒頭の2人の父親の例はモラハラとしか言いようがない。
イクメンという用語があることで世の中なパパは苦しんでいます。
モラルハラスメントが「モラハラ」で片付けられてしまっており、モラルハラスメントの理解が乏しいことはとても残念だった。
※ルポなので、現場で起こっていることを書き連ねることがメインなので致し方ないが。
納得はしたが、会社を支えるためにがむしゃらに動き回らねばならない20代後半のパパからすると、解決策は抜本的であるとは言い難い。
この本に書かれている改善策は30-40代の子育て世代にはガツンとくるのでは?
追記:親子共依存(友達親子)の夫や妻をもつ世帯について書いてあったら、私は☆5〜10にしたいくらいに悩んでいます。
会社の視点は今後会社を回していく立場になる若手や中堅どころには読んでいて損はない。
また冒頭の2人の父親の例はモラハラとしか言いようがない。
イクメンという用語があることで世の中なパパは苦しんでいます。
モラルハラスメントが「モラハラ」で片付けられてしまっており、モラルハラスメントの理解が乏しいことはとても残念だった。
※ルポなので、現場で起こっていることを書き連ねることがメインなので致し方ないが。
納得はしたが、会社を支えるためにがむしゃらに動き回らねばならない20代後半のパパからすると、解決策は抜本的であるとは言い難い。
この本に書かれている改善策は30-40代の子育て世代にはガツンとくるのでは?
追記:親子共依存(友達親子)の夫や妻をもつ世帯について書いてあったら、私は☆5〜10にしたいくらいに悩んでいます。
2020年7月13日に日本でレビュー済み
前半の「夫の本音」の章では、夫が恐妻に育児について思い悩むほど責め立てられるという例が続くが、どれも極端な印象を受けた。
「妻の本音」章では、妻がほしいのは「家事ではなく共感」とあるが、アンケート等の調査ではなく、母親による対談で出てきた話のみで結論付けている。それだけで結論付けるのはいささか暴論だと思う。
最終章では、解決策として提言がいくつか述べられていたが、その中の一つが「家庭問題を社会問題にしない」である。これには賛成できない。
その考えが、DV問題を生み、児童虐待を生み、介護問題を生んだのではないだろうか?
「社会は急激に変化してはいけないもの」という考えがまかり通っていたからこそ、失われた30年となってしまったのではないのか。
社会が変わらなくたって、夫婦で相互理解できれば良いとあるが、社会が変わらなければ片方のみに負担がかかる可能性は大いにある。社会はどうせ変わらないからと、自分を納得させれば良いということだろうか?
前半はデータ等を多用していたが、結論は精神論でしかなく、非常にがっかりした。
「妻の本音」章では、妻がほしいのは「家事ではなく共感」とあるが、アンケート等の調査ではなく、母親による対談で出てきた話のみで結論付けている。それだけで結論付けるのはいささか暴論だと思う。
最終章では、解決策として提言がいくつか述べられていたが、その中の一つが「家庭問題を社会問題にしない」である。これには賛成できない。
その考えが、DV問題を生み、児童虐待を生み、介護問題を生んだのではないだろうか?
「社会は急激に変化してはいけないもの」という考えがまかり通っていたからこそ、失われた30年となってしまったのではないのか。
社会が変わらなくたって、夫婦で相互理解できれば良いとあるが、社会が変わらなければ片方のみに負担がかかる可能性は大いにある。社会はどうせ変わらないからと、自分を納得させれば良いということだろうか?
前半はデータ等を多用していたが、結論は精神論でしかなく、非常にがっかりした。
2022年3月6日に日本でレビュー済み
タイトルを見て購入した、父親として家庭と仕事の板挟みに悩んでいる当事者です。
序章やまとめは気付きが多く好意的に読みました。
しかし、妻の本音という座談会の文字起こしを行った章が酷かったため星一つです。
異なる立場それぞれの観点から問題を扱おうという意図は理解できますが、当事者である父親からすると聞きたくもない男性への愚痴を読むことになり「お金を払ってなんで不快な思いをしないといけないのか?」という気持ちになりました。
内容が浅くSNSのママアカウントの愚痴と同じレベルなのが残念です。
対談形式の書き起こしだけでなく、男女の分断を和らげる考察が少しでもあれば救いがあったと思います。
以下、記載されていた表現です。
「え? 男性でも悩むんだ!」
「夫に対してイラッとすることはもうないですね。その状態は超えました。期待をしなければイラッとすることもありませんから。」
「育休男子の妻が大満足しているかというとそれがそうでもないんです。妻もそういう夫のことをウザいと思っている節がありますよ。」
序章やまとめは気付きが多く好意的に読みました。
しかし、妻の本音という座談会の文字起こしを行った章が酷かったため星一つです。
異なる立場それぞれの観点から問題を扱おうという意図は理解できますが、当事者である父親からすると聞きたくもない男性への愚痴を読むことになり「お金を払ってなんで不快な思いをしないといけないのか?」という気持ちになりました。
内容が浅くSNSのママアカウントの愚痴と同じレベルなのが残念です。
対談形式の書き起こしだけでなく、男女の分断を和らげる考察が少しでもあれば救いがあったと思います。
以下、記載されていた表現です。
「え? 男性でも悩むんだ!」
「夫に対してイラッとすることはもうないですね。その状態は超えました。期待をしなければイラッとすることもありませんから。」
「育休男子の妻が大満足しているかというとそれがそうでもないんです。妻もそういう夫のことをウザいと思っている節がありますよ。」







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