高木版3巻。
いつも通りキャラの性格など微妙に原作と違うところがありますが、そこを割り切れば十分。
小毬、来ヶ谷、葉留佳、鈴、美魚、クドの話が収録されています。
今回は理樹も結構目立ちます。
ヒロイン（佐々美・佳奈多含む）達や取り巻き3人組の私服（原作と違うデザイン）が見られます。
それとは別に、クドは冬服も披露しておりもこもこしていて可愛いです。
ストレルカとヴェルカはデザインに多少違和感がありますが、優秀かつ笑える描写がされています。
アンソロではお約束の精神入れ替わりの話あり。
恭介は格好いいところもありますがどちらかといえば間抜けな部分が目立っているので、そちらが苦手な人は少し微妙かも？
鈴は怪我した理樹を看病する話で、理樹と少しラブコメらしいやり取りもあります。
原作と違うところがあるのですが、作者の趣味で捻じ曲げているようなところ（特定のカップリングやBLや百合、女装の変なプッシュ）がないためそういう意味で安心して見られます。
作品の性質もあるでしょうがいつまでも葉留佳佳奈多が姉妹という事に触れられないため、アンソロではお約束である「百合キャラみたいな佳奈多」がないのも嬉しい限り。
原作準拠度ではTHE 4コマの方が上なのですが、あちらは作者の趣味が多々出ているため正直このシリーズの方が安心して読めます。
若干キャラの性格が違う以外はアンソロの中でもかなり安定しているので、そこを気にしないなら十分におすすめ。
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