ストーリーは完全オリジナル。
リトバスキャラがゲームの世界で冒険するという一見同人的なノリですが、内容はかなりのものです。
主要キャラは沙耶以外全員登場。
来ヶ谷、美魚、佐々美、佳奈多は別行動ですがまだ出番が少ない佐々美以外は持ち味が出ています。
何だかんだで恭介を心配する鈴、こどもになつかれる小毬、トラブルメーカーながらもちゃんと償う様子を見せる葉留佳など、原作のキャラをよく掴んでいます。
葉留佳とクドがちゃんと理樹の事を好きな様子を見せているのも○。
正直なところ、公式と言っておきながらところどころキャラ崩壊起こしているTHE 4コマよりよほど原作の持ち味を活かしています。
というか、アンソロにあるいつもの注意書きがないのでこの漫画も公式扱いなのでしょうか?
オリジナルキャラも登場しますが問題ない立ち位置。
原作ものでオリジナルキャラを出すのは好きではないのですが、このキャラは気にならなかったので同じ趣向の人も問題ないと思います。
画力も高く、リトバスが好きなら問題なく楽しめる出来。
緑川光さんはリトバスでRPG的な話がやりたいと言っていたので、この漫画のアニメ化もいいのでは?と少し思いました。
- コミック: 176ページ
- 出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010/9/25)
- 言語: 日本語
- ISBN-10: 4047155233
- ISBN-13: 978-4047155237
- 発売日: 2010/9/25
- 梱包サイズ: 17.8 x 12.8 x 1.2 cm
- おすすめ度: 3件のカスタマーレビュー
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Amazon 売れ筋ランキング:
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