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[松下彰良]のラッセル年譜 - 1872-1970

ラッセル年譜 - 1872-1970 Kindle版


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商品の説明

内容紹介

 この『ラッセル年譜』は,ラッセルの著書(日本語訳及び原著)を読む時に,必要に応じて参照していただきたいとの思いからまとめました。簡単すぎず,また研究年譜のように詳しすぎて使いづらいということがないように工夫してみました。

 ラッセルが執筆した著書や論文等は,500ページの単行本にすると少なくとも200冊以上になるだろうと言われています。また,ラッセルは,一人の人間の行ったとは信じられないくらい,多岐多様なことをなしとげたり,経験をしています。ラッセルの思想の発展及び生涯は複雑であり,また毀誉褒貶がはげしいため,誤解されることも多く,そのために,食わず嫌いでラッセルの著書を読んで見ようとしない人も少なくありません。

 たとえば,誤解の一例をあげてみますと,評論家の福田和也氏は『大丈夫な日本』(文春新書)の中で,何の根拠iもしめさずに,ラッセルは同性愛者だと決めつけています。,

 「・・・。ロレンス自身は,第一次世界大戦のときには2つの大きなショックを受けています。彼は反戦的だったし,友人であった哲学者バートランド・ラッセル,経済学者ケインズもそうでしたが,このふたりは同性愛関係でした。戦争中,ラッセルらの招きに応じて,ケンブリッジ大学に滞在したときのことです。ある晩,ラッセル邸に宿泊したロレンスは,寝室から降りてきたケインズのパジャマ姿を目撃する。ロレンスは,ケインズの姿に,かつて見たことのないような醜悪さを見出します。それは単純に,同性愛の匂いに反応したのではない。むしろ20世紀の天才経済学者,おそらく当時のイギリスの,最高の知性人のなかに,底知れぬ醜悪なものを見てしまった。その知性の核心から匂ってくる腐臭をまざまざと嗅いでしまったのではないでしょうか。・・・。いずれにせよ,ケインズやラッセルのような,一国の経済政策を左右し,あるいは世界平和を唱えて活躍するような知識人たちこそが,人間から生気を奪い,技術と金銭のもとで生命を衰退させ,人間性を消毒し,自由や平和の名のもとに大量破壊を誘発する,真の生命と無縁な怪物ではないのか,とロレンスは疑うようになるのです。・・・。要するに,文明の進歩の先には人間の居場所はどこにもない,というような感覚をロレンスは持ったわけです。・・・。」(同書pp.125-127)

 この記述をそのまま真に受けて,某ブログにそのことを書いたりしている人がいます。多分福田氏の読者は多いことから,ラッセル=同性愛者と思っている人はけっこういるのではないでしょうか? ケインズは同性愛で有名ですが,ラッセルはまったく違います。それにラッセルは,自分が同性愛者であれば,隠すようなことはしません。

 先入観なく素直に『ラッセル自伝』その他を読めば誤解することはないはずですが,人には好き嫌いがあり,先入観をもって読むために,福田氏のような誤解(曲解に近い)が生まれてしまいます。福田氏はPHP文庫で『ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法』という本を出していますが,このよおうな杜撰な読み方で,月百冊読んで書き散らしているようでは,困ったものです。

 ラッセルは,どちらかといえば,同性愛に対し嫌悪感をもっていました。しかし,人様々であり,多様な権利を認めるべきだとの思いから,同性愛者を擁護する発言を何度かしています。それも早とちりの原因かもしれません。(ラッセルが同性愛者をむしろ嫌悪していたことについては,『オットリン,破天荒な生涯-ある英国貴婦人の肖像』(彩流社)を読めば容易に理解していただけると思います。しかし,700ページ以上の大冊なので,次のページに抜き書きしておきました。福田氏の指摘が誤解あるいは曲解であることがよく理解していただけると思います。 http://russell-j.com/cool/kankei-bunken_shokai2013.html#br2013-3 )
 
 どのような思想傾向や趣味を持っている人であっても,考えることに喜びを感じることができる人にとって,ラッセルの著書はいわば「宝の山」です。福田氏のような誤解や曲解のためにラッセルの著書を読まない,あるいは読んだとしても先入観を持って,ラッセルのあら探しをするために読むというのでは,読書の楽しみが半減してしまいます。

 ラッセルは自分が間違っていると気づいたらそれをすぐに認めて自説を修正します。しかし,よほどひどい間違いでない限り,過去に出版したものを,辻褄をあわせるように訂正することは余りしません。部分的な修正をするよりは,新しい著書や論文を書いてその中に,自分の間違い及び現在の考えを記述したほうがよいと考えます。また,過去の間違いは歴史的ドキュメントとして残しておくのもよい場合があると考えたりします。

 『ラッセル自伝』やラッセルに関する定評のある伝記を精読した後に,ラッセルの著作に親しんでいただくのが一番よいと思いますが,それらを読んでからラッセルの著作を読むことは,多忙な現代人には難しいかも知れません。
 ということで,この『ラッセル年譜』を手元において,ラッセルの著作を楽しんで読んでいただければ幸いです。
  この年譜を参照していただき,詳しいことは,必要に応じ,多数挿入してある関連ページへのリンク(URL)をクリックすることにより,ラッセルのポータサイト上の(『ラッセル自伝』などの)詳しい情報を閲覧できます。
 ご活用のほど,よろしくお願いします。

登録情報

  • フォーマット: Kindle版
  • ファイルサイズ: 694 KB
  • 紙の本の長さ: 120 ページ
  • 販売: Amazon Services International, Inc.
  • 言語: 日本語
  • ASIN: B00N4EHRH8
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能): 有効
  • X-Ray:
  • Word Wise: 有効にされていません
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