カバー絵は放射線医の甘春杏。可愛い。前巻で「マニュアル通りに撮影さえすればいい」と言った彼女が唯織のスーパー撮影力を認めました。彼女の医師としての成長が始まります。
今巻では、前巻で蛭田夫妻が見かけた母子が放射線科の患者です。母の美佐子は乳がんの再発を心配し、息子の健太郎は膝が痛いという。健太郎から話を聞いた唯織が50万分の1の稀な病気を疑うのが前半です。
後半では美佐子の乳がんを追います。日本人女性は“デンスブレスト”の人が多くてマンモグラフィ検査でも乳がんを見つけにくいというあまり知られていない事実が、分かり易く説明されています。面白くて役に立つ放射線医療漫画! ここは全女性に読んでもらいたいですね。
そんな中、ラブコメ部分もこっそりと進んでいます。杏の母から杏の弟の久志のことを聞いた唯織は、杏の態度の秘密がわかったように思います。
この杏も、これまでの患者さんたちも皆、患者の家族への思い、家族の患者への思いが大きく絡んできています。信頼すること、助けること、そして頼ること。人は一人ではない。そして放射線医と放射線技師とが組んでこそ、双方その力を発揮できるのです。
さて、美佐子の乳がんの話は次巻に続きます。
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