有名な作品ですし、ここでも高評価のレヴューが沢山あったので見てみました。
しかし、私の感性ではどうもイマイチで、作品にのめり込めませんでした。
まず、ジャングルの背景は美しいのですが、キャラクターが可愛くないのでがっかりでした。
ジャングル大帝のイメージがあったからかもしれません。
子供のシンバが生意気過ぎて・・・共感できないのです。
そういう子供だから、危ない目に合うという設定なのでしょう。
王ファサは、真っ直ぐで愛情深い父親だと思うのですが、
息子に対して、説明が不足でちょっと甘過ぎなのかも。
シンバの生意気さは、王ファサの責任でもあるのでしょう。
背景の画像はとても美しいですし、
他の動物の動きもとても細やかな描写がされていると思います。
音楽は、日本語で歌うと歌詞が間延びしてしまっていて、イマイチです。
もし、幼稚園児位の孫がいたら、英語で聞かせたいと思いました。
20年位前、「101匹わんちゃん大行進」をビデオで見たのですが、
子供の頃の興奮と感動は、もうなくなっていて、
「え？これで終わり？」と思ったものでした。
昔気付かなかった水彩画のような細やかな映像の美しさに感動しました。
でも、ストーリー自体は、大人には物足りないものなのかと思いました。
多分今回もそういう事なのでしょう。
作品そのものの問題ではなく、私の感性に合わないというだけでしょう。
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