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ユートピアの崩壊 ナウル共和国―世界一裕福な島国が最貧国に転落するまで 単行本 – 2011/1/28

5つ星のうち 4.1 8件のカスタマーレビュー

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商品の説明

内容紹介

「これはナウルだけの問題なのか――。破綻した島国から現代社会への警鐘」。

豊富なリン鉱石資源の輸出により実現した、労働の義務から解放された税金なし・社会保障完備の〈地上の楽園〉は、なぜ短期間で破綻してしまったのか?
豊かだった国が危機意識を欠如したまま財政破綻に陥る時――。
太平洋に浮かぶ世界一小さな島国を襲った悲劇の物語から、私たちが学ぶべき教訓とは何か。

内容(「BOOK」データベースより)

これはナウルだけの問題なのか―。豊富なリン鉱石資源の輸出により実現した税金なし・社会保障完備の“地上の楽園”は、なぜ短期間で破綻してしまったのか?太平洋に浮かぶ世界一小さな島国を襲った悲劇の物語から読み取るべき教訓とは―。

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登録情報

  • 単行本: 216ページ
  • 出版社: 新泉社; 1版 (2011/1/28)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4787710176
  • ISBN-13: 978-4787710178
  • 発売日: 2011/1/28
  • 梱包サイズ: 19.4 x 13.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1 8件のカスタマーレビュー
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ナウル共和国Republik Naoero (ナウル語)Republic of Nauru (英語)は人口10,131人。
太平洋南西部に浮かぶ珊瑚礁のナウル島からなる共和国。国土面積は21km2であり、バチカン市国、モナコ公国に次いで面積が小さい。
国内には都市が存在しないため、首都の概念がない。

島の中央部は良質のリン鉱石(グアノ)からなる台地であり、島の面積の約80%を占めており、標高は約70mである。
リン鉱石は数百万年の間堆積した海鳥の糞に由来する。この大量のリン鉱石の存在が島の運命を狂わせた。
ナウルはこれら燐鉱石を売って儲けた金を国民全員に分配した。国民は世界で最も高い生活水準を享受し、
国は国民に対し税を徴収せずに、無料の医療、教育、年金、手厚い社会福祉を提供した。
必要もないのにどんどん公務員を増やした。
かつては住民は漁業と農業で生計を立て貧富の差もなく平和な生活を送っていた。
しかし、リン鉱石がもたらす不労所得が島民の生活や文化を大きく変えてしまった。
ほぼすべての労働者は出稼ぎ外国人であり、国民は働く必要がほとんどなかった。
食事も中国人の経営するレストランで三食済ますといった生活であった
島の人はドイツや日本やイタリアの高級車
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ナウルの栄光と、その転落。

一つの資源に頼って暮らしてきた国、ナウル。
税金もなく、働く、家事をする、、ということすら忘れてしまった国民。
いつか資源が、尽きるだろうことも、考えていなくもなかったけれど、
きちんとしたビジョンをもった指導者がなく、
かなりの資産も、
禿鷹の食い物になるばかり。
国民も思考力がなく?
とうとう崩壊し、最貧国へと転落した。

下手な怪談より怖い。
まだまだ、続編がありそうだ。
自分が、自分たちが同じような道筋にのっていないか?
今の自分たちはこれで大丈夫か?
と、、自問する、、。
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あぶく銭というと少し違うかもしれないが、ナウルの過去の繁栄と現在の転落を見るとつまるところ同じではないかと思ってしまう。
結局のところ、自分の能力以外で手に入れたものはあくまで幸運にしか過ぎないのである。
その幸運に頼り切っていれば、運が尽きたときにどうなるかは言うまでもない。

この本ではその過程が描かれている。
怠惰と放漫財政、そして国家財政の破たん。
「人間の持つものの中で、自分自身に基礎を置かぬ力ほど、不安定で儚いものはない」
というゲーテの言葉を思い出させるような過程をたどったナウルの転落の歴史を上手くまとめていて、読みやすい。

ただ、ナウルについての大雑把な歴史的経緯を知っている人からすれば少し物足りない内容かと思われるので、
☆は3つとさせていただいた。文庫本になって価格が半額になるなら☆4になるだろう。
なお、最後のインタビューは正直に言って蛇足に思えた。
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レンティア国家の繁栄と没落に目を奪われました。中東産油国とナウルの姿が重なり、彼らはナウルのようにならないで欲しいと考えるようになりました。天然資源に胡坐をかくことの怖さを教えてくれる本です。価格が高過ぎるのが勿体無いです。実際の価値は800~1000円といった所でしょうか。
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