本書で書かれている未来予測についてはその通りだと思うし、未来を曖昧でもいいから捉えておくためのヒントはいくつも書かれていた。
著者の意見で共感できたのは以下。
■今の世の中は実力主義の戦国時代で、これからはその傾向がさらに増していく。実力はデータや数値として可視化され、ごまかしが効かないかなり厳しい時代がやってくる。
■未来を生き残るための手段はたった2つ。
1つは強者の役に立つこと。2つは強者の機嫌をとること。
■自己実現をやってる場合じゃない。未来までしっかり生き残ることを念頭におけ。
ただ、やはりオタクに寄り添い過ぎてるところがある。
例えばオタクがバーチャルリアリティーで現実逃避することと、リア充がお洒落をしたりSNSで現実を盛って楽しむことを本質は同じだと説いてる部分。そして、その考えでもってオタク層の読者を慰めている部分。
でも現実はもっとシビアだと思う。
実際、オタクがネットの世界に逃げ込んでいる今この瞬間も、「承認欲求の塊」だと揶揄されるリア充たちはSNSという現代において効果的な社交ツールを強化し、友達の輪を広げ、実体験によるコミュニケーション能力を高め続けている。
「恋愛なんか面倒くさいし、しなくていいと思うよ」という著者の意見で慰められてる場合ではないし、彼が本気でそう考えているとは思えない。
著者自身の「非リア充&非モテ系のオタクに寄り添いたいが、どう考えても未来は彼らにとってより厳しい世界になる。んー、でもどうにかそれなりに慰めたり希望を持たせることはできないかなぁ...」といった葛藤が容易にイメージできた。
久しぶりに良書に会えたとのレビューがあるが、著者も勧めているホモデウスあたりのガチの良書を読むべき。
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ユーチューバーが消滅する未来 2028年の世界を見抜く (PHP新書) 新書 – 2018/11/15
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「20年、30年というスパンで考えたら人間にはどんな仕事も残らない」「アニメやゲームなどすべてのバーチャルキャラクターは、人工知能によって自律的に行動するようになる」。若者が憧れる職業「ユーチューバー」でさえ、AIが取って代わる時代がすぐ目の前に来ている。十分な収入を得て生計を立てられるのは、一握りの才能だけ。「未来格差」を前に、特殊な技能のない私たちはどうすれば生き残れるのか。拡張現実、人工知能の進化、完全グローバル競争で激変する社会と人間の姿を透視する。
【目次】
序章 「未来格差」に備える/第1章 未来予測の3大法則/第2章 自分を「盛る」時代/第3章 AIがユーチューバーを淘汰する/第4章 アイドルは新時代の貴族になる/第5章 アマゾンが不動産へ進出/第6章 バーチャルとリアルの恋愛の境界が消える/第7章 AIロボットが家族の代わりに/第8章 人工知能が政治を変える/終章 未来の幸福論
【目次】
序章 「未来格差」に備える/第1章 未来予測の3大法則/第2章 自分を「盛る」時代/第3章 AIがユーチューバーを淘汰する/第4章 アイドルは新時代の貴族になる/第5章 アマゾンが不動産へ進出/第6章 バーチャルとリアルの恋愛の境界が消える/第7章 AIロボットが家族の代わりに/第8章 人工知能が政治を変える/終章 未来の幸福論
- 本の長さ213ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2018/11/15
- 寸法10.6 x 1.1 x 17.4 cm
- ISBN-104569841880
- ISBN-13978-4569841885
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商品の説明
出版社からのコメント
序章 「未来格差」に備える
人間に残る仕事は……ない!
AIはもっと賢くなり、僕らはもっとバカになる
「未来格差」を認識せよ
第1章 未来予測の3大法則
2028年はどんな世界か?
社会の価値観に注目する
未来を予測するための3大法則
第2章 自分を「盛る」時代
「ニュースが真実かどうか判断する」ことが重要なのではない
「盛り文化」が世界を動かす
現実拡張ゴーグルで、人は見たいものを見るようになる
第3章 AIがユーチューバーを淘汰する
子供たちの憧れになったユーチューバー
ブログ、ツイッター、ユーチューブでメディアの需要は満たされた
10年後、外国語を勉強する必要がなくなる
第4章 アイドルは新時代の貴族になる
アイドル文化の変質
アイドルという「メタゲーム」
「象徴としてのアイドル」時代の終わり
第5章 アマゾンが不動産へ進出
農業や産業革命というパラダイムシフト
僕らは安さと便利さに勝てない
「特別」の追求には無理がある
第6章 バーチャルとリアルの恋愛の境界が消える
画面から飛び出してきた美少女やイケメンと恋をする
情報量が多いモノがリアルではない
あらゆる文化は、リアルからの逃避である
第7章 AIロボットが家族の代わりに
空飛ぶ車が僕たちの家になる
調理ロボットが料理を作ってくれる
AIロボットがいれば、家族も友達もいらない
第8章 人工知能が政治を変える
キャラで政治家が選ばれる時代
ルール主義とキャラクター主義
金持ちが「国」を作り始めている
終章 未来の幸福論
生き残るための仕事の見つけ方
幸せを諦めるのが、幸せの近道
未来は面白がった者勝ち
人間に残る仕事は……ない!
AIはもっと賢くなり、僕らはもっとバカになる
「未来格差」を認識せよ
第1章 未来予測の3大法則
2028年はどんな世界か?
社会の価値観に注目する
未来を予測するための3大法則
第2章 自分を「盛る」時代
「ニュースが真実かどうか判断する」ことが重要なのではない
「盛り文化」が世界を動かす
現実拡張ゴーグルで、人は見たいものを見るようになる
第3章 AIがユーチューバーを淘汰する
子供たちの憧れになったユーチューバー
ブログ、ツイッター、ユーチューブでメディアの需要は満たされた
10年後、外国語を勉強する必要がなくなる
第4章 アイドルは新時代の貴族になる
アイドル文化の変質
アイドルという「メタゲーム」
「象徴としてのアイドル」時代の終わり
第5章 アマゾンが不動産へ進出
農業や産業革命というパラダイムシフト
僕らは安さと便利さに勝てない
「特別」の追求には無理がある
第6章 バーチャルとリアルの恋愛の境界が消える
画面から飛び出してきた美少女やイケメンと恋をする
情報量が多いモノがリアルではない
あらゆる文化は、リアルからの逃避である
第7章 AIロボットが家族の代わりに
空飛ぶ車が僕たちの家になる
調理ロボットが料理を作ってくれる
AIロボットがいれば、家族も友達もいらない
第8章 人工知能が政治を変える
キャラで政治家が選ばれる時代
ルール主義とキャラクター主義
金持ちが「国」を作り始めている
終章 未来の幸福論
生き残るための仕事の見つけ方
幸せを諦めるのが、幸せの近道
未来は面白がった者勝ち
内容(「BOOK」データベースより)
「20年、30年というスパンで考えたら人間にはどんな仕事も残らない」「アニメやゲームなどすべてのバーチャルキャラクターは、人工知能によって自律的に行動するようになる」。いま若者が憧れる職業「ユーチューバー」でさえ、AIが取って代わる時代がすぐ目の前に来ている。十分な収入を得て生計を立てられるのは、ほんの一握りの才能だけ。衝撃の「未来格差」を前に、特殊な技能のないわれわれはどうすれば生き残れるのか。拡張現実、人工知能の進化、完全グローバル競争のなかで激変する社会と人間のあり方を透視する。
著者について
社会評論家
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
岡田/斗司夫
1958年大阪府生まれ。社会評論家。1984年にアニメ制作会社ガイナックスの創業社長をつとめた後、東京大学非常勤講師に就任、作家・評論家活動をはじめる。立教大学やマサチューセッツ工科大学講師、大阪芸術大学客員教授などを歴任。レコーディング・ダイエットを提唱した『いつまでもデブと思うなよ』(新潮新書)が50万部を越えるベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1958年大阪府生まれ。社会評論家。1984年にアニメ制作会社ガイナックスの創業社長をつとめた後、東京大学非常勤講師に就任、作家・評論家活動をはじめる。立教大学やマサチューセッツ工科大学講師、大阪芸術大学客員教授などを歴任。レコーディング・ダイエットを提唱した『いつまでもデブと思うなよ』(新潮新書)が50万部を越えるベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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著者について
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1958年大阪生まれ。85年、アニメ・ゲーム制作会社ガイナックスを設立。代表取締役として「王立宇宙軍―オネアミスの翼」「ふしぎの海のナディア」な ど数々の名作を世に送る。92年退社。「オタキング」の名で広く親しまれ、「BSマンガ夜話」「BSアニメ夜話」のレギュラーとしても知られる。大阪芸術 大学客員教授(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『遺言』(ISBN-10:4480864059)が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年11月21日に日本でレビュー済み
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117人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2018年11月19日に日本でレビュー済み
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個人的には「オタク系の社会評論家」というイメージを持っている岡田斗司夫氏の最新刊である。
タイトルは「ユーチューバーが消滅する未来」だが、実際にYouTubeに触れているのは、第3章のP64からP84までの約20ページで、残りの大半はサブタイトルにあるAIが主導する10年後2028年前後の社会全般の未来図を描いている。
まず序章で著者は、「20年、30年スパンで考えたら人間にはどんな仕事も残らない」と断じる。その根拠として「人間の90%は可でも不可でもない普通の人であり、AIが進歩するほど、人間はより無能になっていくからだ」としている。
会社などの組織でよく言われるのは、「戦力になる」のは20%、「いない方がいい」のが20%、「いてもいなくても関係ない」のが60%なので、著者の人間の能力に対する評価は、世間一般より平均値に集約しているのだろう。
また続く第2章で、未来予測に必要な三大法則として「第一印象主義」、「考えるより探す」、「中間はいらない」を挙げている。
法則の詳細は本書を読んで頂くとしても、最初の2つの法則の影響が今後さらに強まる結果、人間のバカ具合が進行するというのは容易に想像できるだろう。
3つ目の法則の意味として著者が引き合いに出しているのは、芸能人、漫画家などの分野で才能を発揮する業界人。将来、超メジャーな人は生き残るが、SNSなどの普及で、一般人の作った無料ながらそれなりに面白いエンタメや作品が出回るようになり、そこそこ食えていた「中間のプロ」が不要になるという、という考えだ。
その他で参考になったのは、第3章にあるAIユーチューバーは、その「面白さ」「可愛らしさ」「毎日100回更新するマメさ」を武器に、人間ユーチューバーを一掃する、という指摘。ごく一部の人は、AIが作り出せないオリジナリティで勝負できるだろうが、それも長い期間継続的に提供するのは無理だろう。
また、第6章のテーマ「恋愛」で、現在恋愛を楽しむには「リアルな彼氏/彼女と付き合う」か「架空の恋愛話を楽しむ」の二択しかないが、リアルとバーチャルの境界が消えて、より魅力的な選択肢が増えたら、恋愛のカタチが大きく変貌する可能性はあるかもしれない、という考えには妙に納得させられた。
一方で、とても尖った主張で面白いとは思ったが、実現するのは困難だと思ったのが第5章の「アマゾンが不動産業へ進出」。
現在、不動産仲介業者に支配されている物件情報が、アマゾンで誰でも閲覧できるようになり、過去にその物件に住んだ人や近隣住民のレビューが物件の新たな評価基準となることで仲介業者の優位性がなくなる、という見立てだ。
まあ、私も現在の不動産業界の閉鎖性の強さと順法意識の欠如には大いに問題アリと考えているのだが、レビューを「参考」にするのならまだしも、物件評価の「基準」にまで適用させるのは、信憑性の観点から危険度が高いと思う。現在でも恣意的なレビューの存在が一部で問題視されているアマゾンレビューにそこまで依存していいのかは疑問だ(これまでレビューを書いてきた者としては複雑な心境だが)。
著者はさらに踏み込んで、物件のレビューを書いたレビュアーまでもが評価の対象となり、レビュアーとしての評価が低いと「相場の倍の家賃を払わないと部屋を借りれなくなる」(P117)という可能性まで言及している。
ただ、著者が予想するようにレビュアーが過去に住んだ物件情報まで開示されるとなれば、個人情報を悪用したストーカー行為まで対策を講じる必要があり、現実問題としてはそこまでの情報開示は困難だろう。
その他にも、アイドル、家庭ロボット、監視カメラ、政治など様々な分野でAIが主導する様変わりした未来世界を論じている。どれも実現性や主義主張などへの異論はあるだろうが、著者の「合理的な問題意識」には同意できる部分が多かった。
本書の最後に書かれている「最低限の生活が保障されているんだから、未来は面白がった者の勝ち」という主張は、いささか楽観的に過ぎるようにも思える。
ただ、時代の大きな流れであるAIの普及とその影響を悲観的に考えるよりは、筆者の立場の方が気持ちの上で今後ずっと前向きな人生を送れるような気がするのも確かだ。
タイトルは「ユーチューバーが消滅する未来」だが、実際にYouTubeに触れているのは、第3章のP64からP84までの約20ページで、残りの大半はサブタイトルにあるAIが主導する10年後2028年前後の社会全般の未来図を描いている。
まず序章で著者は、「20年、30年スパンで考えたら人間にはどんな仕事も残らない」と断じる。その根拠として「人間の90%は可でも不可でもない普通の人であり、AIが進歩するほど、人間はより無能になっていくからだ」としている。
会社などの組織でよく言われるのは、「戦力になる」のは20%、「いない方がいい」のが20%、「いてもいなくても関係ない」のが60%なので、著者の人間の能力に対する評価は、世間一般より平均値に集約しているのだろう。
また続く第2章で、未来予測に必要な三大法則として「第一印象主義」、「考えるより探す」、「中間はいらない」を挙げている。
法則の詳細は本書を読んで頂くとしても、最初の2つの法則の影響が今後さらに強まる結果、人間のバカ具合が進行するというのは容易に想像できるだろう。
3つ目の法則の意味として著者が引き合いに出しているのは、芸能人、漫画家などの分野で才能を発揮する業界人。将来、超メジャーな人は生き残るが、SNSなどの普及で、一般人の作った無料ながらそれなりに面白いエンタメや作品が出回るようになり、そこそこ食えていた「中間のプロ」が不要になるという、という考えだ。
その他で参考になったのは、第3章にあるAIユーチューバーは、その「面白さ」「可愛らしさ」「毎日100回更新するマメさ」を武器に、人間ユーチューバーを一掃する、という指摘。ごく一部の人は、AIが作り出せないオリジナリティで勝負できるだろうが、それも長い期間継続的に提供するのは無理だろう。
また、第6章のテーマ「恋愛」で、現在恋愛を楽しむには「リアルな彼氏/彼女と付き合う」か「架空の恋愛話を楽しむ」の二択しかないが、リアルとバーチャルの境界が消えて、より魅力的な選択肢が増えたら、恋愛のカタチが大きく変貌する可能性はあるかもしれない、という考えには妙に納得させられた。
一方で、とても尖った主張で面白いとは思ったが、実現するのは困難だと思ったのが第5章の「アマゾンが不動産業へ進出」。
現在、不動産仲介業者に支配されている物件情報が、アマゾンで誰でも閲覧できるようになり、過去にその物件に住んだ人や近隣住民のレビューが物件の新たな評価基準となることで仲介業者の優位性がなくなる、という見立てだ。
まあ、私も現在の不動産業界の閉鎖性の強さと順法意識の欠如には大いに問題アリと考えているのだが、レビューを「参考」にするのならまだしも、物件評価の「基準」にまで適用させるのは、信憑性の観点から危険度が高いと思う。現在でも恣意的なレビューの存在が一部で問題視されているアマゾンレビューにそこまで依存していいのかは疑問だ(これまでレビューを書いてきた者としては複雑な心境だが)。
著者はさらに踏み込んで、物件のレビューを書いたレビュアーまでもが評価の対象となり、レビュアーとしての評価が低いと「相場の倍の家賃を払わないと部屋を借りれなくなる」(P117)という可能性まで言及している。
ただ、著者が予想するようにレビュアーが過去に住んだ物件情報まで開示されるとなれば、個人情報を悪用したストーカー行為まで対策を講じる必要があり、現実問題としてはそこまでの情報開示は困難だろう。
その他にも、アイドル、家庭ロボット、監視カメラ、政治など様々な分野でAIが主導する様変わりした未来世界を論じている。どれも実現性や主義主張などへの異論はあるだろうが、著者の「合理的な問題意識」には同意できる部分が多かった。
本書の最後に書かれている「最低限の生活が保障されているんだから、未来は面白がった者の勝ち」という主張は、いささか楽観的に過ぎるようにも思える。
ただ、時代の大きな流れであるAIの普及とその影響を悲観的に考えるよりは、筆者の立場の方が気持ちの上で今後ずっと前向きな人生を送れるような気がするのも確かだ。
2019年8月17日に日本でレビュー済み
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タイトルが秀逸。今だ子供に人気の職業、ユーチューバーが消えるんですよ?
近年ヒカキンのテレビ露出が増え、ネットに疎い世代までも知る存在になった。「ここまで来たか!」と思う半面、動画作成に追われて疲れきった彼の姿はなんとも面白みのないものだった。
本書にある『みんな過去のコンテンツに興味がない』という言葉は、昔のあの作品は素晴らしい!と思いながらもそれを見るだけでは物足りない・満たされない気持ちを見透かされてるようでドキッとした。
例えるなら「エヴァ」ではなく「ヱヴァ」を求める気持ち。←片寄っててすいません。
あと『デジタルネイティブ世代は盛ることが本能になっている』という指摘は、「SNSにしても自撮りにしてもそんなに盛って何が面白いの?」と疑問に思っていた私の腑にストンと落ちてきた。なるほど本能になっていたのか…じゃあしょうがない。
本書ではこれからは様々な価値観を持つ人間だらけのカオスな時代、戦国時代になると言う。それはもう変えられない。ならばそれを楽しもうじゃないか!そう思わせてくれる良著です。
近年ヒカキンのテレビ露出が増え、ネットに疎い世代までも知る存在になった。「ここまで来たか!」と思う半面、動画作成に追われて疲れきった彼の姿はなんとも面白みのないものだった。
本書にある『みんな過去のコンテンツに興味がない』という言葉は、昔のあの作品は素晴らしい!と思いながらもそれを見るだけでは物足りない・満たされない気持ちを見透かされてるようでドキッとした。
例えるなら「エヴァ」ではなく「ヱヴァ」を求める気持ち。←片寄っててすいません。
あと『デジタルネイティブ世代は盛ることが本能になっている』という指摘は、「SNSにしても自撮りにしてもそんなに盛って何が面白いの?」と疑問に思っていた私の腑にストンと落ちてきた。なるほど本能になっていたのか…じゃあしょうがない。
本書ではこれからは様々な価値観を持つ人間だらけのカオスな時代、戦国時代になると言う。それはもう変えられない。ならばそれを楽しもうじゃないか!そう思わせてくれる良著です。
2021年8月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これまでの人生で、政治家も上司も親も何年も生きてんのに単なる馬鹿でしかなく、役に立たない自慢話ばかりする承認欲求の塊で、そいつらと関わることの感情的コストや時間が本当に人生の無駄なので、社会生活は端的にコスパ悪い過ぎと我々は痛感している。
そして、今後評価社会が一層進む為、尊厳や自己肯定を求める人間同士の無駄な承認の奪い合いは一層熾烈化する。そこでは日常が人間同士の尊厳の収奪の闘争状態となり、一部の勝者だけが尊厳を独占し、普通の人間は生きる尊厳など根こそぎ収奪されてしまうことは必然である。
筆者の言うとおり、その闘争は世界レベルの熾烈なバトルなので間違っても勝とうとしてはならないし、むしろ生き延びるには如何にその闘争から退避するかが最重要課題である。
つまり、逃げちゃだめだ→逃げなきゃだめだへのパラダイムシフト。毒親からも逃げなきゃダメ、絶対。
結論としては、自己実現やら子育てといった身の丈に合わない贅沢、虚栄への執着を手放すことが重要だと。これはひろゆき氏等とも共通する主張であり、概ね同意できるものの、生き残るには煩悩を捨てるしかないという結論に新鮮味はない。
で、それだけだと希望なさすぎるからなのか、筆者はそこでAIの発達が希望になるという。下らない人間達と異なり、AIはチヤホヤしてくれるので楽しく生きて行ける。つまりラブライバーが至高ということだ。個人的にはそうなると良いなと素直に思うものの、現実的に考えるとそれにはFIREする必要があるという凡庸な認識に到達する。やはり仮想通貨かボロ空家買うしかないと痛感させられた。
そして、今後評価社会が一層進む為、尊厳や自己肯定を求める人間同士の無駄な承認の奪い合いは一層熾烈化する。そこでは日常が人間同士の尊厳の収奪の闘争状態となり、一部の勝者だけが尊厳を独占し、普通の人間は生きる尊厳など根こそぎ収奪されてしまうことは必然である。
筆者の言うとおり、その闘争は世界レベルの熾烈なバトルなので間違っても勝とうとしてはならないし、むしろ生き延びるには如何にその闘争から退避するかが最重要課題である。
つまり、逃げちゃだめだ→逃げなきゃだめだへのパラダイムシフト。毒親からも逃げなきゃダメ、絶対。
結論としては、自己実現やら子育てといった身の丈に合わない贅沢、虚栄への執着を手放すことが重要だと。これはひろゆき氏等とも共通する主張であり、概ね同意できるものの、生き残るには煩悩を捨てるしかないという結論に新鮮味はない。
で、それだけだと希望なさすぎるからなのか、筆者はそこでAIの発達が希望になるという。下らない人間達と異なり、AIはチヤホヤしてくれるので楽しく生きて行ける。つまりラブライバーが至高ということだ。個人的にはそうなると良いなと素直に思うものの、現実的に考えるとそれにはFIREする必要があるという凡庸な認識に到達する。やはり仮想通貨かボロ空家買うしかないと痛感させられた。
2021年6月29日に日本でレビュー済み
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出版から3年が過ぎ、大統領から退いたトランプのツイッターアカウントが抹消され、
より「タチの悪いフィクション」のようなコロナウイルスへの「自分が信じたい解釈の差」に世の中が覆われる現在だからこそ、読む価値があります。
2018年の発行当初、この書籍を有効に活用するのは、ある程度の先見性や、著者への信頼・信奉が無ければ難しかったかもしれませんが、2018年と2021年の現在をベクトルに繋げて考えれば、著書の有用性は現実的に掴みやすいです。
文化人が語る文化論といった程度の低いものではなく、個々人が生み群がる「ファクトを超えてしまう、共時性の緩い文化としてのオピニオン」を捕まえ、マーケティングやマーチャンダイジングに直接生かせる視点を得ることが出来ます。
3年前の書籍にも関わらず、将来への見通しが陳腐化していないのも気味が悪いですね。
より「タチの悪いフィクション」のようなコロナウイルスへの「自分が信じたい解釈の差」に世の中が覆われる現在だからこそ、読む価値があります。
2018年の発行当初、この書籍を有効に活用するのは、ある程度の先見性や、著者への信頼・信奉が無ければ難しかったかもしれませんが、2018年と2021年の現在をベクトルに繋げて考えれば、著書の有用性は現実的に掴みやすいです。
文化人が語る文化論といった程度の低いものではなく、個々人が生み群がる「ファクトを超えてしまう、共時性の緩い文化としてのオピニオン」を捕まえ、マーケティングやマーチャンダイジングに直接生かせる視点を得ることが出来ます。
3年前の書籍にも関わらず、将来への見通しが陳腐化していないのも気味が悪いですね。
2019年3月5日に日本でレビュー済み
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つい先日、タレントの藤田ニコルさんがYouTuberとしての活動を始めたというニュースを受けて、著者が「ホラ、オレの言った通りになってきてるだろ」という感じの動画をアップされていました。本書には予言的なことが多数書かれていて、それが当たったとか外れたとか、そういう読み方もあるんでしょうが、語り口の平易さもあって、読み物として面白く、また自分にない視点を与えてくれたところが、私には一番良かったです。
2022年1月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この人の世の中を見る目は長期的に当たっているので、おそらくその通りになっていくんでしょう。
YouTuberの未来予測などは今後競争が激化することは何となくイメージ出来ますし、世界のタレントが日本に入ってくるのは私はイメージ尽きませんが、AIに取って代わられる可能性はイメージつきます。
料理含めた人の作業も機械で代替される、これは確かに有り得そうです。
更に恋愛するのが人間でなくなる、子育ては趣味と資産。この発想も岡田さんならではですね。
兎に角既に半分人生を生きて、これまでの生き方に慣れ親しんでいる自分としては、直ぐにその価値観に慣れるのは簡単ではない気もしますが、出来れば新しい世の中についていきたいです。
YouTuberの未来予測などは今後競争が激化することは何となくイメージ出来ますし、世界のタレントが日本に入ってくるのは私はイメージ尽きませんが、AIに取って代わられる可能性はイメージつきます。
料理含めた人の作業も機械で代替される、これは確かに有り得そうです。
更に恋愛するのが人間でなくなる、子育ては趣味と資産。この発想も岡田さんならではですね。
兎に角既に半分人生を生きて、これまでの生き方に慣れ親しんでいる自分としては、直ぐにその価値観に慣れるのは簡単ではない気もしますが、出来れば新しい世の中についていきたいです。






