この商品を買った人はこんな商品も買っています
メーカーによる説明
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
---|---|---|---|---|
【メーカー特典あり】ヤクザと家族 The Family | 【メーカー特典あり】ヤクザと家族 The Family | ヤクザと家族 The Family | ヤクザと家族 The Family | |
仕様 | Blu-ray | DVD | Blu-ray | DVD |
メーカー特典:非売品プレス | 〇 | 〇 | × | × |
▼メーカー特典:非売品プレス

曲目リスト
商品の説明
内容紹介
1999年、2005年、2019年――。
3つの時代で見つめる、一人の男とその【家族・ファミリー】の壮大な物語。
綾野剛、舘ひろし 初共演! 日本アカデミー賞6冠『新聞記者』の制作スタッフが再集結。現代ヤクザの実像とその終焉を描くスタイリッシュ・エンタテインメント!
『新聞記者』『MOTHER マザー』など、鋭い視点で現代を表現する映画会社スターサンズと、スタイリッシュな映像とクールな男たちを描くことに定評のある『新聞記者』の藤井道人監督。『新聞記者』を世に出した彼らが挑んだテーマは「ヤクザ」。 「変わりゆく時代の中で排除されていく“ヤクザ"という存在を、抗争という目線からではなく、家族の目線から描いた作品」と自身で脚本を担当した藤井監督は語る。様々な問題をはらんだテーマを、現代に何かを突きつける一級のエンタテインメントとして描き出す。
主人公・山本役に今回初のヤクザ役となる綾野剛。山本に“家族"という居場所を与えた柴咲組組長・柴咲を、ヤクザ役は43年ぶりとなる舘ひろし。その他、豪華キャスト共演のほか、主題歌には綾野自らオファーしたという常田大希がmillennium paradeとして加わり、書き下ろし楽曲で本作を彩る。現代ヤクザの実像を描き、今の世に問題を突きつける、全く新しいスタイリッシュ・エンタテインメントがここに誕生!!
●ストーリー
これは、ヤクザという生き方を選んだ男の3つの時代にわたる物語。荒れた少年期に地元の親分から手を差し伸べられ、親子の契りを結んだ男・山本。ヤクザの世界でのし上がる彼は、やがて愛する《家族》とも出会う。ところが、暴力団対策法の施行はヤクザのあり方を一変させ、因縁の敵との戦いの中、生き方を貫いていくことは一方でかけがえのないものを失うことになっていく――。
※暴力団対策法:1992年、2012年に施行。暴力団の無力化に大きく役立ち、企業や地域社会への影響力を減じる契機となった
●キャスト
綾野剛
尾野真千子 北村有起哉 市原隼人 磯村勇斗
菅田俊 康すおん 二ノ宮隆太郎 駿河太郎
岩松了 豊原功補 / 寺島しのぶ
舘ひろし
●スタッフ
監督・脚本:藤井道人
音楽:岩代太郎
主題歌:「FAMILIA」millennium parade(ソニー・ミューッジックレーベルズ)
●映像特典
・Behind The Scene
・完成報告生配信トークイベント
・初日舞台挨拶
・主題歌MV 「 FAMILIA 」 millennium parade
・予告集
※商品の仕様は変更になる場合がございます。
(C)2021「ヤクザと家族 The Family」製作委員会
内容(「Oricon」データベースより)
これは、ヤクザという生き方を選んだ男の3つの時代にわたる物語。荒れた少年期に地元の親分から手を差し伸べられ、親子の契りを結んだ男・山本。ヤクザの世界でのし上がる彼は、やがて愛する≪家族≫とも出会う。ところが、暴力団対策法の施行はヤクザのあり方を一変させ、因縁の敵との戦いの中、生き方を貫いていくことは一方でかけがえのないものを失うことになっていく―。PG12
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 80 g
- EAN : 4907953221024
- 監督 : 藤井道人
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 2 時間 16 分
- 発売日 : 2022/6/3
- 出演 : 綾野剛, 尾野真千子, 北村有起哉, 市原隼人, 磯村勇斗
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : Happinet
- ASIN : B09SGQMSV7
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 364位DVD (の売れ筋ランキングを見るDVD)
- - 1位日本のヤクザ映画
- - 10位日本のドラマ映画
- - 15位ブルーレイ 日本映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー

上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
3つの時代の役柄を見事に演じています。
共演者の市原隼人や磯村勇斗、北村有起哉、豊原功補の演技もよかった。
舘ひろしは、ダンディ過ぎて迫力がイマイチで、どうしても、あぶ刑事の「鷹山敏樹」が出てきちゃう。
黙っているとかっこいいのだけど。
綾野剛×尾野真千子なんて、ドラマ「最高の離婚」を思いだしてうれしくなりました。
内容は、新世代のヤクザ映画です。
結局、みんな綾野剛のせいにして殺しちゃいます。
「ヤクザになんかなっても今の世の中生きられないよ」って、教えてくれてます。
YouTubeでいろいろと言われている綾野剛くん、これからも負けじと良い演技を見せてください。
応援してます。
北野武監督による『アウトレイジ』シリーズ(2010~)に顕著だが、山口雅俊監督『闇金ウシジマくん』シリーズ(2012~)、園子温監督『地獄でなぜ悪い』(2013)と『新宿スワン』シリーズ(2015~)、『初恋』(2019)、白石和彌監督『孤狼の血』(2018)と『孤狼の血 LEVEL2』(2021)、西川美和監督『すばらしき世界』(2021年)、etc.、2000年代に入って、ヤクザやチンピラを主役に据えたり、重要な役割を担わせる作品が多くはないか。
個人的に、ヤクザ映画は飯干晃一原作、笠原和夫脚本、深作欣二監督『仁義なき戦い』シリーズ(1973~)の『仁義なき戦い 頂上作戦 』(1974)まで、その後の『仁義の墓場 』(1975)と『県警対組織暴力』(1975)で終わったと思っていたが、我々日本人は実のところヤクザが大好きであり、深層心理にヤクザ的な要素に共鳴する何かを隠し持っているのかしら。
ストーリーは有りがちではあるものの、過不足ない配役はこれで好いかも。
まあ、意欲作の部類には入りそうだし、演出も手伝ってそれなりにドラマティックな展開。
『仁義なき戦い 代理戦争』(1973)において、恩師と母親に付き添われ広能組の世話になる倉元猛(渡瀬恒彦)のように、昔はどうしようもない不良を地元の顔役である親分さんに託すケースが珍しくはなかった。
しかし、対立する組同士の抗争が激化し、民間人が流れ弾に当たる被害が続出するようになってから、暴力団対策法が施行。
それまでは好くも悪くも地域共同体へ、割と自然に溶け込んでいたヤクザたちは、日々追い詰められ、我が同級生で何時の間にか組員となったO・H君も足を洗い、箱根のホテルの支配人とかやっていたが、バブル経済崩壊後に失職してからはあちこちを転々。
若い頃の無理も祟り病気がちとなり、プライドからか生活保護を拒み続け、結局は縊死してしまった。
“太く短く”が理想かどうか知らないけれど、統計調査によれば、暴力団構成員の平均寿命は驚く程短く、死因が自殺であるパーセンテージが異様に高い。
逆に1990年代以降、在日朝鮮人と結んだ韓国マフィア、台湾や香港の反社会的グループ、ロシアン・マフィアの台頭は、何も漫画や小説、テレビ・ドラマや映画だけの世界ではない。
戦後日本の経済興隆と家族の幸福のアーキタイプ、それらが衰退へと向かう経緯と図式を体現していたようなヤクザたちの生き様を、垣間見る手助けとなるテキストと言えるかも。
意に反して道を外れてしまった者たちの受け皿を、根こそぎにしてしまう社会って、どんなものだろうか。
グローバル化以降、行政はセーフティ・ネットを一挙に民間へ移行させたが、NPO法人やら医療法人、株式化した介護施設なんかには、ヤクザも蒼くなる腹黒い連中が大勢いることを、決して忘れてはならないよ。

北野武監督による『アウトレイジ』シリーズ(2010~)に顕著だが、山口雅俊監督『闇金ウシジマくん』シリーズ(2012~)、園子温監督『地獄でなぜ悪い』(2013)と『新宿スワン』シリーズ(2015~)、『初恋』(2019)、白石和彌監督『孤狼の血』(2018)と『孤狼の血 LEVEL2』(2021)、西川美和監督『すばらしき世界』(2021年)、etc.、2000年代に入って、ヤクザやチンピラを主役に据えたり、重要な役割を担わせる作品が多くはないか。
個人的に、ヤクザ映画は飯干晃一原作、笠原和夫脚本、深作欣二監督『仁義なき戦い』シリーズ(1973~)の『仁義なき戦い 頂上作戦 』(1974)まで、その後の『仁義の墓場 』(1975)と『県警対組織暴力』(1975)で終わったと思っていたが、我々日本人は実のところヤクザが大好きであり、深層心理にヤクザ的な要素に共鳴する何かを隠し持っているのかしら。
ストーリーは有りがちではあるものの、過不足ない配役はこれで好いかも。
まあ、意欲作の部類には入りそうだし、演出も手伝ってそれなりにドラマティックな展開。
『仁義なき戦い 代理戦争』(1973)において、恩師と母親に付き添われ広能組の世話になる倉元猛(渡瀬恒彦)のように、昔はどうしようもない不良を地元の顔役である親分さんに託すケースが珍しくはなかった。
しかし、対立する組同士の抗争が激化し、民間人が流れ弾に当たる被害が続出するようになってから、暴力団対策法が施行。
それまでは好くも悪くも地域共同体へ、割と自然に溶け込んでいたヤクザたちは、日々追い詰められ、我が同級生で何時の間にか組員となったO・H君も足を洗い、箱根のホテルの支配人とかやっていたが、バブル経済崩壊後に失職してからはあちこちを転々。
若い頃の無理も祟り病気がちとなり、プライドからか生活保護を拒み続け、結局は縊死してしまった。
“太く短く”が理想かどうか知らないけれど、統計調査によれば、暴力団構成員の平均寿命は驚く程短く、死因が自殺であるパーセンテージが異様に高い。
逆に1990年代以降、在日朝鮮人と結んだ韓国マフィア、台湾や香港の反社会的グループ、ロシアン・マフィアの台頭は、何も漫画や小説、テレビ・ドラマや映画だけの世界ではない。
戦後日本の経済興隆と家族の幸福のアーキタイプ、それらが衰退へと向かう経緯と図式を体現していたようなヤクザたちの生き様を、垣間見る手助けとなるテキストと言えるかも。
意に反して道を外れてしまった者たちの受け皿を、根こそぎにしてしまう社会って、どんなものだろうか。
グローバル化以降、行政はセーフティ・ネットを一挙に民間へ移行させたが、NPO法人やら医療法人、株式化した介護施設なんかには、ヤクザも蒼くなる腹黒い連中が大勢いることを、決して忘れてはならないよ。










その思いを強くする映画でした。
2021年。監督と脚本は『新聞記者』の藤井道人。
暴力団構成員と呼ばれる人が、この30年間で7割も減ったそうです。
その背景を1人のヤクザ・山本賢治を通して浮き彫りにしました。
暴力団の核心に迫る社会派作品です。
主人公・山本賢治役の綾野剛は、
ケンちゃんと呼ばれるチンピラの20代前半、
ヤクザの幹部となった20代後半、
そして14年後の40代半ば・・・。
すっかり牙を抜かれて弱った賢治の、
勢いの違いを絶妙に演じ分けて《凄み》さえ感じる熱演でした。
1999年(平成11年)
手の付けられない暴れん坊であり、殺されたヤクザの息子であった賢治。
やがて親父と慕う柴崎親分(舘ひろし)の命を救ったことから盃を貰い、
正式な暴力団構成員となる。
2005年(平成17年)
激しさを増す対抗組織の暴力団との抗争としがらみ、裏切りに合い、
賢治も人生の転機に沈む(この辺りは、是非映画をご覧ください)
そして賢治がただ1人愛した女性・工藤由香(尾野真千子)の存在。
彼女は出会った時、組で経営するクラブのホステスでした。
(学生と掛け持ちのアルバイト・ホステスでした)
2019年(令和元年)
由香は、市役所で働いている。
しかも14歳の娘のシングルマザーでした。
一方の山本賢治は出所して、ヤクザを取り巻く環境が激変していることに驚く。
(暴力団排除条例で、すっかりヤクザのシノギは減っていた)
もう既に柴崎は現役ではなく、組に賢治の居場所はない。
それでも、世話になった恩人そして愛する人のためにすること。
賢治にできることは、たったひとつ。
暴力でしか決着をつける事を知らない《山本賢治》
副題につけられた、
『The F amily』
天涯孤独だった賢治が喉から手が出るほどほしかったもの【家族】
一度は手に入れたとも思った【家族】
遠ざかるその言葉が、
虚しく悲しい。
心揺さぶる映画でした。
もちろん今も関わりたくはないけれど、この映画を見て当たり前だけど、あぁ、ヤクザもそれぞれに
個性もあるしそれぞれに愛する人や
守りたいものもあるし、入る経緯も様々で
1人の人間なんだなぁ…という事を実感しました。
3つの時代をそれぞれの俳優さんたちが見事に演じきります。綾野剛さん、市原隼人さん、磯村勇斗さん、北村有起哉さん、駿河太郎さんらの演技が凄まじく、絶対的な父親のような舘ひろしさんの存在感もあり ヤクザの映画とか普段は見なかったり、私のように偏見しかない人でも、1人の男の人生における愛が大きなテーマになっていてとても見やすいので、是非ご覧下さい。主題歌も珠玉です。