音質、演奏共に二重丸の名盤だと思う。
現代のモーツァルト弾きらしく古楽を学んだ上でモダンピアノを弾く菊池洋子は古楽らしい軽やかさとモダンな重みを上手く使い分けているし、バックを務める井上道義の指揮とオーケストラアンサンブル金沢はキレが良い。音質はSACDの平均水準は大きく上回っている。avexと聴くとえっ、となる方もいるかもしれないが安心して欲しい。他の古参のクラシックレーベルより素晴らしい。
決定盤と名高いグルダとアバド指揮ウィーンフィルの20番のesotericのSACDよりこちらの方が音質は遥かに優れ、演奏もかこちらに軍配が上がると思う。