第1巻で助けたハーピーの何人かが預けられたヴィヴル山脈の奥の村にグレンとサーフェが長期出張診療に行った時の話です。ケンタウロス族のティサリアと従者のケイとローナも護衛兼運び屋として同行しています。
今回グレンが診療するのは、足を挫いたケイと落ち着かないローナ、羽が抜けて飛べないハーピーのイリィ、ジョロウグモのようなアラクネ娘アラーニャ、巨人族のディオネ。モン娘が同族でも一人ひとり個性が異なり、それぞれの思いを持っているので、愛おしく大切に感じます。そんな個性の上での心理の綾があり、医術に加えてみんなで患者の心をほぐしていくことで真の意味で治療が成るというのが物語に深さを出しています。これぞ真のお医者さん!
モンスター娘同士のグレンを巡る恋の鞘当てや強引な肉薄もありますが、グレンはサーフェ一筋のようですし、問題は起きそうにありません。モンスター娘の診察も前巻ほどエロチックではなく、病も深刻なものではないので、「なるほど原因はそうだったのか」といった謎解きの面白さで気軽に楽しく読んでいけます。
レビュアーは文章のなかの娘たちには巨人も含めてドキドキしますが、モン娘愛好度が不足しているのが絵にはときめかず、少々残念です。
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モンスター娘のお医者さん 2 (ダッシュエックス文庫DIGITAL) Kindle版
折口良乃
(著)
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言語日本語
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出版社集英社
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発売日2016/12/22
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ファイルサイズ5976 KB
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
新たな“モン娘”続々登場!!医師グレンは助手であるラミア族のサーフェとともに、出張診療のため山奥のハーピーの里を目指している。馬車を曳くのは、誇り高きケンタウロスのティサリアだ。その道中、突如として巨大な地震が起こり、ティサリアの従者が脚を捻挫してしまうなど、旅路は危険がともなう険しいものだった。なんとか辿り着いた里では、先日、グレンの助けたハーピーの少女が手荒く出迎えてきたり、サーフェの旧友のアラクネ娘が誘惑してきたりと、診察以外でもグレンは今日も忙しい!そんな中、地震の原因があるモン娘の仕業だったと判明して…!?モンスター娘をこの上なく愛する小説家と絵師が満を持して放つ“モン娘”診察奮闘記、第2弾!!
--このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B01NH6095L
- 出版社 : 集英社 (2016/12/22)
- 発売日 : 2016/12/22
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 5976 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効になっていません。
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 242ページ
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カスタマーレビュー
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2018年12月26日に日本でレビュー済み
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絵師の方のイラストがえちかわでとても素敵です。
文書の表現も初心な登場人物の描写が特にグッドです。
そして、厨二は気づきましたよ!
この主人公、今流行りのヒロイン系主人公だと言うことに! !
『ナンダッテー』
文書の表現も初心な登場人物の描写が特にグッドです。
そして、厨二は気づきましたよ!
この主人公、今流行りのヒロイン系主人公だと言うことに! !
『ナンダッテー』
2017年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人間でありながら魔族専門の医者を務める青年・グレンと薬師としてグレンを支えるラミア娘・サーフェの物語・第二弾
今回の舞台はリンド・ヴルムを離れて山奥にあるハーピーたちの里。
前回ハーピーの卵を狙った奴隷商の陰謀に巻き込まれたグレンが助けたハーピー娘のイリィが
羽が抜ける症状に苦しめられているらしいので診て来いと師匠のクトゥリフに命じられ
医者としての腕は悪くないが体力の方はからっきしなグレンは相方のサーフェ共々
闘技場の闘士にしてケンタウロスの一族が営む「スキュティアー運送」の令嬢であるティサリアや
二人の侍女が曳く馬車に揺られてハーピーの里へ。
相変わらずグレンを婿に迎えようとするティサリアとサーフェの鍔迫り合いに悩まされながら
ようやくハーピーの里に近付いたと思った矢先に一行を襲ったのは地震の様な巨大な揺れ。
何とか無事に揺れをやり過ごしたグレンだったが、ティサリアの侍女の一人・ケイが足を挫いてしまう。
迎えに来たハーピーたちの助けも得て里に辿り着いた一行だったが、
捻挫をしたケイに安静を命じる中、ハーピーの長と何やら交渉をしていたティサリアが
ケイの相方であるローナが集中力を欠いているのか考えられないミスを犯すとグレンに訴えてくる…
全四編の短編から構成される連作短編形式は前回に同じ。
短い尺でテキパキと話を展開し、畳むこの形式が好きな小生にとっては嬉しい仕様。
一本一本の話が独立し、サブキャラであるモン娘たちをしっかりと掘り下げている一方で、
序盤から謎の現象として描かれている地震が最終話でその正体を現す様な一冊を貫くという
伏線の張り方も悪くない。
今回登場するモン娘はケンタウロスにハーピー、アラクネ、巨人族と
半分が前回登場したモン娘と同種族なのはいささか寂しいが、
その分「個」としてのキャラを掘り下げる方向で前回との差別化を図っている印象を受けた。
戦災孤児としてティサリアの実家に拾われた侍女が「相方不在」という状況で突き付けられる孤独と不安。
親の顔も知れない中で孤児として生きてきた少女が互いに助け合う里の暮らしに馴染めない苛立ち。
腕利きのデザイナー兼、縫製職人としての顔と同時に仕事の為なら他人を平気で巻き込む奇人の独断専行。
神々と戦った一族という言い伝えで数百年に渡って山奥に籠らざるを得なくなった巨人族の人恋しさ。
こういったモン娘でありながら実に人間臭い悩みを抱えたサブキャラの内面を限られた尺で掘り下げる
「シスターサキュバス」でも見られた折口良乃のキャラ造形力は見事というべきかと。
主人公のグレンは医師ではあるけど、医師として観るべき物が体の不調だけではなく、
患者の精神的なバランス的な部分も含まれる…という点で前回よりもカウンセラー的側面が強調されている。
そんな患者の精神的な部分に深入りする事でより患者に寄り添う部分が描かれる訳なのだけど、
そういう行動を取ると心穏やかで居られないのがグレンに対する種族を超えた想いを抱いている相方のサーフェ。
今回ハーピーの里に同行するのが前回からライバル意識剥き出しのケンタウロスのご令嬢であるティサリア。
これだけでもサーフェの心中は掻き乱されるのに、更にはハーピーの里に珍しい種がいると聞きつけて
野営していた顔見知りのデザイナーのアラクネ・アラーニャがちょっかいを掛けてくるので遂にプッツン。
腹黒京女風のアラーニャや、何故かアラーニャに対峙したティサリアに嫉妬の嵐で暴走モードに突入というおっかない事に。
で、このシリーズだけど、当然モン娘に対するグレンの「医療行為」をお楽しみにしている方も多いかと。
「医療行為」でありながら、どうみても別のモノを想像して「いやいやいや、これは医療行為だからやましくない」と
必死で言い訳をしまくりながらも「いいぞ、もっとやれ」とニヤニヤするサービス精神たっぷりのアレです。
…なんだけど、今回はちょっと大人しめ、というか前回に比べるとそっちに費やす尺が抑えられているのが惜しい。
いや、当然趣向は凝らしてあるんですけどね。
第一話の相方を失ってミスを連発するようになったティサリアの侍女・ローナの集中力を取り戻すべく用いた方法が
競走馬に用いる遮眼帯は分かるのだけど、ハミを噛ませたり、何故か服の下にベルトを着けさせたりと
…どう考えても過激なボンテージとしか!しかも装着させられたローナさんがM感覚に目覚めちゃってるし!
第三話ではアラクネのアラーニャが当たり構わず張り巡らした糸のトラップに見事に引っ掛かったティサリア嬢のご尊顔が
「白くてベタベタしたモノ」に塗れるというこれまた別のモノをを想像せざるを得ないシーンが!
…うん、これは医療行為だったり、ただのアクシンデントなのでやましい事は何もない。
欲を言えば前回見せてくれた「喘ぎ声」がもうちょっと多ければ!
いや、医療行為を受けた患者の様子をもうちょっとだけ詳しく描写して欲しいだけなんだが!
…ふう、今回も主人公グレンの医師としての活躍や患者であるモン娘たちの受ける医療行為を大いに堪能した。
短編連作というキレのある構成だけでも十分希少なのだが、その限られた尺の中でモン娘たちの
内面を掘り下げるあたりも折口良乃は期待を裏切らない仕事をしてくれた。
まだまだ出して欲しいモン娘はいくらでもいるし、サーフェのいまいち報われない恋心がどうなるのか、
グレンの師匠・クトゥリフがどんな無茶ぶりを仕掛けてくるのか興味は尽きない。
次巻以降も大いに期待する、できれば「喘ぎ声」を多めで!
今回の舞台はリンド・ヴルムを離れて山奥にあるハーピーたちの里。
前回ハーピーの卵を狙った奴隷商の陰謀に巻き込まれたグレンが助けたハーピー娘のイリィが
羽が抜ける症状に苦しめられているらしいので診て来いと師匠のクトゥリフに命じられ
医者としての腕は悪くないが体力の方はからっきしなグレンは相方のサーフェ共々
闘技場の闘士にしてケンタウロスの一族が営む「スキュティアー運送」の令嬢であるティサリアや
二人の侍女が曳く馬車に揺られてハーピーの里へ。
相変わらずグレンを婿に迎えようとするティサリアとサーフェの鍔迫り合いに悩まされながら
ようやくハーピーの里に近付いたと思った矢先に一行を襲ったのは地震の様な巨大な揺れ。
何とか無事に揺れをやり過ごしたグレンだったが、ティサリアの侍女の一人・ケイが足を挫いてしまう。
迎えに来たハーピーたちの助けも得て里に辿り着いた一行だったが、
捻挫をしたケイに安静を命じる中、ハーピーの長と何やら交渉をしていたティサリアが
ケイの相方であるローナが集中力を欠いているのか考えられないミスを犯すとグレンに訴えてくる…
全四編の短編から構成される連作短編形式は前回に同じ。
短い尺でテキパキと話を展開し、畳むこの形式が好きな小生にとっては嬉しい仕様。
一本一本の話が独立し、サブキャラであるモン娘たちをしっかりと掘り下げている一方で、
序盤から謎の現象として描かれている地震が最終話でその正体を現す様な一冊を貫くという
伏線の張り方も悪くない。
今回登場するモン娘はケンタウロスにハーピー、アラクネ、巨人族と
半分が前回登場したモン娘と同種族なのはいささか寂しいが、
その分「個」としてのキャラを掘り下げる方向で前回との差別化を図っている印象を受けた。
戦災孤児としてティサリアの実家に拾われた侍女が「相方不在」という状況で突き付けられる孤独と不安。
親の顔も知れない中で孤児として生きてきた少女が互いに助け合う里の暮らしに馴染めない苛立ち。
腕利きのデザイナー兼、縫製職人としての顔と同時に仕事の為なら他人を平気で巻き込む奇人の独断専行。
神々と戦った一族という言い伝えで数百年に渡って山奥に籠らざるを得なくなった巨人族の人恋しさ。
こういったモン娘でありながら実に人間臭い悩みを抱えたサブキャラの内面を限られた尺で掘り下げる
「シスターサキュバス」でも見られた折口良乃のキャラ造形力は見事というべきかと。
主人公のグレンは医師ではあるけど、医師として観るべき物が体の不調だけではなく、
患者の精神的なバランス的な部分も含まれる…という点で前回よりもカウンセラー的側面が強調されている。
そんな患者の精神的な部分に深入りする事でより患者に寄り添う部分が描かれる訳なのだけど、
そういう行動を取ると心穏やかで居られないのがグレンに対する種族を超えた想いを抱いている相方のサーフェ。
今回ハーピーの里に同行するのが前回からライバル意識剥き出しのケンタウロスのご令嬢であるティサリア。
これだけでもサーフェの心中は掻き乱されるのに、更にはハーピーの里に珍しい種がいると聞きつけて
野営していた顔見知りのデザイナーのアラクネ・アラーニャがちょっかいを掛けてくるので遂にプッツン。
腹黒京女風のアラーニャや、何故かアラーニャに対峙したティサリアに嫉妬の嵐で暴走モードに突入というおっかない事に。
で、このシリーズだけど、当然モン娘に対するグレンの「医療行為」をお楽しみにしている方も多いかと。
「医療行為」でありながら、どうみても別のモノを想像して「いやいやいや、これは医療行為だからやましくない」と
必死で言い訳をしまくりながらも「いいぞ、もっとやれ」とニヤニヤするサービス精神たっぷりのアレです。
…なんだけど、今回はちょっと大人しめ、というか前回に比べるとそっちに費やす尺が抑えられているのが惜しい。
いや、当然趣向は凝らしてあるんですけどね。
第一話の相方を失ってミスを連発するようになったティサリアの侍女・ローナの集中力を取り戻すべく用いた方法が
競走馬に用いる遮眼帯は分かるのだけど、ハミを噛ませたり、何故か服の下にベルトを着けさせたりと
…どう考えても過激なボンテージとしか!しかも装着させられたローナさんがM感覚に目覚めちゃってるし!
第三話ではアラクネのアラーニャが当たり構わず張り巡らした糸のトラップに見事に引っ掛かったティサリア嬢のご尊顔が
「白くてベタベタしたモノ」に塗れるというこれまた別のモノをを想像せざるを得ないシーンが!
…うん、これは医療行為だったり、ただのアクシンデントなのでやましい事は何もない。
欲を言えば前回見せてくれた「喘ぎ声」がもうちょっと多ければ!
いや、医療行為を受けた患者の様子をもうちょっとだけ詳しく描写して欲しいだけなんだが!
…ふう、今回も主人公グレンの医師としての活躍や患者であるモン娘たちの受ける医療行為を大いに堪能した。
短編連作というキレのある構成だけでも十分希少なのだが、その限られた尺の中でモン娘たちの
内面を掘り下げるあたりも折口良乃は期待を裏切らない仕事をしてくれた。
まだまだ出して欲しいモン娘はいくらでもいるし、サーフェのいまいち報われない恋心がどうなるのか、
グレンの師匠・クトゥリフがどんな無茶ぶりを仕掛けてくるのか興味は尽きない。
次巻以降も大いに期待する、できれば「喘ぎ声」を多めで!
VINEメンバー
今回は1冊まるごとハーピーの里への出張診療編。
登場ヒロインは、ケンタウロス(1巻から登場しているティサリアの従者)・ハーピー・アラクネ(蜘蛛)・ギガス(巨人)と、前回と比べるとほぼメジャーな種族で固められ、容態も重症ではないためか命にかかわるような緊迫感はあまりないので、少々盛り上がりには欠ける。
表紙の通りティサリアが話に関わる部分が多く、従者であるケイ・ローナにもスポットが当たる。戦場でこそ生きがいをというケンタウロス族の歴史と、そこからつながる現在の彼女たちの生き方や運送業の在り方が丁寧に描かれており、続刊が出て良かったなとしみじみ思う。ローナの治療法については「え・・・そうなの?」と驚きつつも色々と捗りました。
ハーピーの話はほんわかして良かったのだが、なまじカラー挿絵で一部分だけ見えているイリィの特徴が印象強く(○○○っぽい)、違和感が残った。結末を迎えるにあたって挿絵の1枚でもあればなぁと思うのは贅沢だろうか。
1巻同様スルスルと読みやすく、お約束のムフフなシーンも散りばめられているので全体としては満足。
ただ日常的なシーンやラブコメが増えるごとに「モンスター娘のいる日常」が頭にチラついてしまうので、種族の細かい生態描写や治療描写を振り切って欲しいなとは思う。
登場ヒロインは、ケンタウロス(1巻から登場しているティサリアの従者)・ハーピー・アラクネ(蜘蛛)・ギガス(巨人)と、前回と比べるとほぼメジャーな種族で固められ、容態も重症ではないためか命にかかわるような緊迫感はあまりないので、少々盛り上がりには欠ける。
表紙の通りティサリアが話に関わる部分が多く、従者であるケイ・ローナにもスポットが当たる。戦場でこそ生きがいをというケンタウロス族の歴史と、そこからつながる現在の彼女たちの生き方や運送業の在り方が丁寧に描かれており、続刊が出て良かったなとしみじみ思う。ローナの治療法については「え・・・そうなの?」と驚きつつも色々と捗りました。
ハーピーの話はほんわかして良かったのだが、なまじカラー挿絵で一部分だけ見えているイリィの特徴が印象強く(○○○っぽい)、違和感が残った。結末を迎えるにあたって挿絵の1枚でもあればなぁと思うのは贅沢だろうか。
1巻同様スルスルと読みやすく、お約束のムフフなシーンも散りばめられているので全体としては満足。
ただ日常的なシーンやラブコメが増えるごとに「モンスター娘のいる日常」が頭にチラついてしまうので、種族の細かい生態描写や治療描写を振り切って欲しいなとは思う。
2017年1月12日に日本でレビュー済み
前巻に比べて「人外ならでは」の医療シーンが減り、バトルシーンがほぼ無くなり、モンスター娘たちとの交流シーンが大部分を占めている
登場人物は既出のラミア娘・サーフェとケンタウロス娘・ティサリアの出番が多めで、新キャラは少なく、ハーピー娘とアラクネ娘と「地震の原因」のモン娘の3人ぐらい
サーフェとティサリアのファンには嬉しい巻と言えるかもしれないが、新キャラは各種族のイメージをそのまま持ってきただけのような設定で、真新しさは感じられない
前巻のような「この作品らしい」医療行為はティサリアの従者であるケンタウロス娘2人の治療ぐらいで、おもしろく感じたのはそれ(1章)だけ
あと(2章~4章)は惰性で読まされているような感覚だった
医療行為によるサービスシーン(?)が減った分は他で代替されているものの、「この作品ならでは」の要素が減ったように感じられて期待外れだった
続刊を出すなら、「お医者さん」らしさをもっと前面に出した話を書いてほしい
登場人物は既出のラミア娘・サーフェとケンタウロス娘・ティサリアの出番が多めで、新キャラは少なく、ハーピー娘とアラクネ娘と「地震の原因」のモン娘の3人ぐらい
サーフェとティサリアのファンには嬉しい巻と言えるかもしれないが、新キャラは各種族のイメージをそのまま持ってきただけのような設定で、真新しさは感じられない
前巻のような「この作品らしい」医療行為はティサリアの従者であるケンタウロス娘2人の治療ぐらいで、おもしろく感じたのはそれ(1章)だけ
あと(2章~4章)は惰性で読まされているような感覚だった
医療行為によるサービスシーン(?)が減った分は他で代替されているものの、「この作品ならでは」の要素が減ったように感じられて期待外れだった
続刊を出すなら、「お医者さん」らしさをもっと前面に出した話を書いてほしい
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