もはや言わずとしれたサイキック物の傑作です。主人公のモブの設定がユニークで普段とバトルのギャップが大きい。この差が引き込まれる要因になっている。一巻は登場人物の顔見世というか揃えるためのエピソードが並んでいる。しかしそれも構成が緻密なので自然に感じる。
絵は荒く感じるが計算ずくなのはすぐわかる。特にモノトーンでの迫力は特異なもので、集中線とか関係なしに地面が割れて浮き上がったりする場面などは、こんな表現で動きや重量感がでるのかと感心する。
アニメと比べると、主人公の性格はやや暗く、師匠に対しても懐疑的というか心の中で距離を置いている。ただ、それでも話の出来る数少ない大人として対している。案外、この違いは作品全体のトーンを暗い方に強めにバイアスをかけているようだ。その分、大人向けと言えるだろう。
モブサイコ100 (1) (裏少年サンデーコミックス) (日本語) コミック – 2012/11/16
ONE
(著)
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16巻中1巻: モブサイコ100
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本の長さ190ページ
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言語日本語
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出版社小学館
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発売日2012/11/16
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ISBN-104091241026
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ISBN-13978-4091241023
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2016年9月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アニメから入り、気がつけば最新刊まで揃えていました。
同じONE先生の作品である『ワンパンマン』はバトルが多く自分には合わなかったのですが、
『モブサイコ100』はギャグの皮を被った青春ドラマで非常に楽しめました。
絵柄は好みこそあると思いますが、気になるレベルではありません。
むしろ大迫力の見開きや、ボケと突っ込みの絶妙なセリフ配置で爆笑したり、
漫画の効果的な魅せ方が上手いと思います。だんだんクセになってきます。
単純なギャグ漫画としても楽しめますし、
不器用な主人公・モブの成長物語としても楽しむことができます。
誰も最初から特別な存在なんかいない、自分の人生は自分で決めるんだ……というのが作品のメッセージだと思います。
主人公の名前を「モブ」にしたのは、誰もが当てはまるようにという意味があるのではないでしょうか。
自分の意見が言えない人、周囲からの期待に潰されそうな人、自分に自信がなく他人を見下してプライドを保つ人……
登場人物たちはかなり人間臭く、心中描写は思わずこちらも苦しくなるようなリアルさです。
主人公は中学生ですが、これは大人にこそ読んでほしい作品だと思います。
ちなみに、現在マンガワンでも無料で読むことができますが、
表紙の装丁やおまけ漫画、加筆など、単行本としてお金を払うだけの価値はありますので、
応援の意味でも、ぜひ紙媒体でご購入いただきたいです。
同じONE先生の作品である『ワンパンマン』はバトルが多く自分には合わなかったのですが、
『モブサイコ100』はギャグの皮を被った青春ドラマで非常に楽しめました。
絵柄は好みこそあると思いますが、気になるレベルではありません。
むしろ大迫力の見開きや、ボケと突っ込みの絶妙なセリフ配置で爆笑したり、
漫画の効果的な魅せ方が上手いと思います。だんだんクセになってきます。
単純なギャグ漫画としても楽しめますし、
不器用な主人公・モブの成長物語としても楽しむことができます。
誰も最初から特別な存在なんかいない、自分の人生は自分で決めるんだ……というのが作品のメッセージだと思います。
主人公の名前を「モブ」にしたのは、誰もが当てはまるようにという意味があるのではないでしょうか。
自分の意見が言えない人、周囲からの期待に潰されそうな人、自分に自信がなく他人を見下してプライドを保つ人……
登場人物たちはかなり人間臭く、心中描写は思わずこちらも苦しくなるようなリアルさです。
主人公は中学生ですが、これは大人にこそ読んでほしい作品だと思います。
ちなみに、現在マンガワンでも無料で読むことができますが、
表紙の装丁やおまけ漫画、加筆など、単行本としてお金を払うだけの価値はありますので、
応援の意味でも、ぜひ紙媒体でご購入いただきたいです。
2016年9月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
絵も作品世界に マッチしてるし、だんだん上手くなっていくのがまたいい。カクカクしてたモブたちも、次第に丸くなって、最近では筋肉に憧れる主人公の好みを反映してか、ごつくなってますね。中2になって、頼りにしてる弟も入学し、今までは能力故に人付き合いを避け、学校とバイトの往復に終始していたモブの毎日に大変化が訪れます。入部し、知人も増え、上級悪霊エクボに取り憑かれ?ます。神に憧れ、モブや弟の律を利用すると公言するわりには常識的で割と面倒見の良い、恐らく昭和のおじさんなエクボ。非常識な職業の割には極めて常識的で大人な師匠、霊幻と路線がにてますね。エクボで始まった物語は、エクボで終わるのかなと予想してます。面白いです!