モノクロ版の「怪物くん」、小学生の頃、リアルタイムで観ていました。
いやー、懐かしいです! 淀川長治さんの名調子が日曜日らしさを出していいです。
淀川長治さんの声を聞くと、「ああ、日曜日も終わりだ・・・明日は学校だぁ」とせつない思いになりましたっけ。
筒美京平さん作曲の主題歌もカッコよくてイイ!。京平さん、あの頃は「サザエさん」や
「美しきチャレンジャー」など、子供向け30分番組の主題歌をけっこう作曲されてたのですね。
ブックレットを読んで、モノクロ版「怪物くん」の総監督がファーストルパン三世のおおすみ正秋さんだと
知ってビックリ。しかも、東京ムービーに在籍していたおおすみさんは、ペンネームを使って
スタジオ・ゼロ側(モノクロ版「怪物くん」は、東京ムービーとスタジオ・ゼロが交替で制作していたようです)の絵コンテも描いていたのだとか。
淀川さんの起用もおおすみ正秋さんのアイデアだというし・・・筒美京平さんの起用といい淀川さんの実写写真を登場させるなど実験精神にあふれる前衛性・・・おおすみさんってスゴイなあ、とつくづく思いました。
モノクロ版を「古臭い」などという偏見を持っているかたへ。ぜひ、一回観てください。
今のCG主体のアニメにはない手作りの良さ・・・いやそれだけでなく、奇抜なアングルや意表を突く演出、すでに書いたような淀川さんや筒美さんなど時代の先端を行く人材の採用など。
アニメ黎明期の意欲あふれる実験精神に、きっとデングリ返ります。
・・・ただ・・・エンディングクレジットに、アニメファンならおなじみの声優の方々の名前が列挙されるのですが・・・その方々が次々と彼岸に逝かれるのが観ていて辛いです。田の中勇さんに富山敬さん、野沢那智さん、山田康雄さん・・・みなさんの若い頃の声が聞けるのはうれしいのですが・・・そういえば、先日、野沢那智さんの訃報が届きました。相棒だった白石冬美さん(モノクロ版・怪物くんの声を担当)もショックを受けていらっっしゃるに違いない・・・。しかし、このDVD−BOXさえあれば、いつでも、あの声たちに会えるんだ。まさに、タイムマシンです。
藤子先生やおおすみ監督、スタジオ・ゼロの鈴木さんの残してくれた大切な遺産。貴重です。
今から、下巻の発売が楽しみです。金銭的に余裕ができればカラー版の怪物くんも買いたいと思います。
(※外装ですが、スリムケースなので、思っていたより薄いです。ひとつのスリムケースにディスクが2枚入ってます。DVD−BOXは場所をとるので困るのですが、スリムケース3+ブックレットなら、コンパクトで置き場所に困りません)
![パーマン <1967年版> Blu-ray 【想い出のアニメライブラリー 第138集】 [Blu-ray]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/712WnhgCDwL._AC_UL165_SR165,165_.jpg)
