本書の「商品の説明」には、「メディアが報じるトランプ政権の報道は表層的だ」とする前提から、「新聞・テレビ…が扱う記事や論考は、メディアが期待する妄想」と両断、「日本の…保守系のグラスルーツは完全にガラパゴス化し、世界の動きから隔絶され」、日本の保守政党が「『大きな政府…を平然と主張し、増税を繰り返す」のは「世界の保守派のことを知らない」からであるとする。但し「世界の保守派」とは些か拡大が過ぎており、具体的には“アメリカ(共和党)”を指す。右論旨が直接的・明確に本書の趣旨を表象するとは言えないが、少なくともトランプ政権の継続性を悲観的に観つつ(「トリプルブルー政権」の可能性:134~155頁ほか)、係る情況への対応を考察する(第5章)。些か乱暴ながら、本書は“トランプ政権(共和党保守派)≒小さな政府・減税・自由主義重視”VS“民主党政権≒大きな政府・増税・社会福祉重視”の対立軸と捉え、トランプ自身とバイデンほかの次期大統領候補者の選挙情勢(政策志向性・支持者等)を検証・観測し、選挙後の日本の安全保障・政治外交的オプションを展望するものと言える。まず経験上些か目立つので、本書(第1版第1刷)に見える“誤字・文字校遺脱”等を指摘しておく。文字校は著書の完成度に直結する事を指摘しておきたい。
以下の「P」はページ、「L」は右からの行数を指す。
①P33・L8:×「ワシントンワシントンDC」 → ○ワシントンDC
②P42・L4、P58・L3:×「バイデン副大統領」 → ○バイデン元副大統領(P41参照)
③P44・L4:×「有料候補者であるバイデン副大統領」 → ○有力候補者であるバイデン元副大統領
④P58・L6:×「バイデン風大統領」 → ○バイデン元副大統領
⑤P151・L11:ここの「閾値」にはわざわざ「いきち」とのルビが打ってある。慣例的な“しきいち”でない趣旨とすれば、読み分けを意識していると解される。すると「いきち」は生物学・心理学関連、“しきいち”は物理学・工学関連における語義(境界値・臨界値)となろうか(WEBLIO辞書WEB版ほかより)。
まず今年のアメリカ大統領選挙を観る前に、著者も指摘するトランプの「弾劾裁判」(40~5頁:※注)は現時点(1月24日)で、既に下院では昨年12月に「権力乱用」と「議会妨害」の2件訴追を可決し上院送付(ブルームバーグWEB版より)、上院では1月22日から実質審理(裁判)が始まっている(トランプが敵視するCNNーWEB版参照)。他方、著者が指摘する「肉を切らせて骨を断つ」(42~5頁)ところのトランプ側の具体的な動きは目下のところ見えないので、「オウンゴール」云々(69~70頁)は不透明だろう。またバイデン元副大統領の息子について「ウクライナのエネルギー企業」の「経営陣に入っていた」ことに言及はあるが(42頁ほか)、(本書で言及がない点では)彼は更に父の副大統領在任中に“中国投資ファンドの役員”にも就いていたことがあり、昨秋からトランプは中国側にバイデンの調査を促していた経緯もある(BBCーWEB版など)。他方、トランプ共和党政権の成立につき、民主党→共和党+共和党主流派→保守派と言う「二重の政権交代」(21~6頁など)と位置付けているのは興味深い。
【※注】
アメリカの大統領弾劾裁判は下院が弾劾訴追権を決議し(大陪審の作用)、過半数で可決されると上院で裁判(上院議員が陪審員)、 最高裁判所長官が裁判官となるが大統領の弾劾には2/3以上の多数が必要となる。上院弾劾裁判には67人を要するところ、現在はトランプ共和党が53議席を持つので20人程度が賛成に回る必要がある。従って1部のUSメディアが共和党上院議員のうち激戦区選出の“4人”の動向に注目するも、その“4人”が賛成に回っても大勢に影響はない。1月17日付BBCーWEB版はトランプ「解任の見込みは薄い」と観ている。
また示唆的なトピックとして、「グローバー・ノーキスト」氏とのインタビュー(84~9頁)が挙げられる。税についての市民レベルでの「リスト(ポスター)」作成提案(86頁)、「減税や税目の廃止は、雑草取りに似ている。種から排除しなければ、また雑草は生えてきてしまう」(88頁)等である。忘れられた(一時的)税目の排除と減税はその趣旨・制度的基盤が異なる。氏が「国家は小さな税金よりも、巨額の税金を守りたがる」と言う理由がここにある。日本の対内外(外交・軍事関連)政策課題として、トランプ政権であると否とを問わず、朝鮮半島殊に韓国への対抗政策(軍事関連)を提言している事情(120~127頁)は必読である。端的には(将来的な“朝鮮半島統一即ち中露との近接”を予測して)、韓国との距離を置くべき旨(防衛産業の自立と韓国への制裁措置など)主張している。この理は同様に日本の「東アジア地域」における「外交・安全保障」の立場の確立の推進提言(162~168頁ほか)にも通低するものがある。但し、著者は「日本の政党・政治家が積極的に対米外交のルートづくりに乗り出すべき」、「政党・政治家は意識改革をしていくべき」(170~3頁)と言うが、これは現状日本の(野党は無論与党もまた)「政党・政治家」を“過大評価”していると言わねばなるまい。
本書では次期アメリカ大統領選挙の帰趨を実証的に検証・読み解きつつ(「トリプルブルー政権」の可能性など)、何れにおいても日本の諸政策(内政・外交・安全保障・防衛費増など)を具体的現実的に提言するものである。但し、アメリカの特定シンクタンク等の報告に依らずとも、情況的・現実的に読み解ける情勢ーアメリカの多方面軍事政策の不可能性・プライオリティ(93~8頁ほか)や、著者関連の自賛的筆致等(176~181頁ほか)も散見される。全体としてはアメリカ政権(外交・安全保障・経済政策ほか)の多くの影響を受ける日本(国民)として、読むべき価値のある日米の国際関係(外交・安全保障)論と言うべきものではあるが、一言苦言を呈すれば、タイトルの『メディアが絶対に知らない…』は些か筆が滑った印象は残る。
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メディアが絶対に知らない2020年の米国と日本 (PHP新書) Kindle版
世界のどんでん返しが始まった! 民主党大統領・上院・下院のトリプル政権誕生? 韓国の軍事力が日本の脅威に。外交・安全保障上の最重要課題は「米軍の再建」――メディアが報じるトランプ政権の報道は表層的だ。新聞・テレビ・論壇誌が扱う記事や論考は、メディアが期待する妄想がそのまま反映されている。日本の政治運動、特に保守系のグラスルーツは完全にガラパゴス化しており、世界の動きから隔絶された空間に置かれている。保守派に分類される政党が「大きな政府」の言説を平然と主張し、増税を繰り返す理由は、日本の保守派が世界の保守派のことを知らないことに起因する。ワシントンD.C.で実施される完全非公開・招待制の全米共和党保守派のミーティング「水曜会」に出席する著者が、二次情報に頼らず、「選挙」の視点から真正面から米国政治と格闘し、得た情報と認識がメディアを揺がす。日本の保守派が全く知らない世界の保守派の動きがここに。
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2020/1/15
- ファイルサイズ6399 KB
商品の説明
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
渡瀬/裕哉
パシフィック・アライアンス総研所長、早稲田大学公共政策研究所招聘研究員、事業創造大学院大学国際公共政策研究所上席研究員。早稲田大学大学院公共経営研究科修了。トランプ大統領当選を世論調査・現地調査などを通じて的中させ、日系・外資系ファンド30社以上にトランプ政権の動向に関するポリティカルアナリシスを提供する国際情勢アナリストとして活躍。ワシントンD.C.で実施される完全非公開・招待制の全米共和党保守派のミーティングである水曜会出席者であり、テキサス州ダラスで行われた数万人規模の保守派集会FREEPACに日本人唯一の来賓として招かれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。
パシフィック・アライアンス総研所長、早稲田大学公共政策研究所招聘研究員、事業創造大学院大学国際公共政策研究所上席研究員。早稲田大学大学院公共経営研究科修了。トランプ大統領当選を世論調査・現地調査などを通じて的中させ、日系・外資系ファンド30社以上にトランプ政権の動向に関するポリティカルアナリシスを提供する国際情勢アナリストとして活躍。ワシントンD.C.で実施される完全非公開・招待制の全米共和党保守派のミーティングである水曜会出席者であり、テキサス州ダラスで行われた数万人規模の保守派集会FREEPACに日本人唯一の来賓として招かれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。
出版社からのコメント
第一章 メディアの妄想、トランプ政権の誕生 2016-2019年
第二章 2020年大統領選挙――ラストベルトからサンベルトへ
第三章 アジア・太平洋情勢――戦争は「あり得ない」か?
第四章 2020年大統領選後――世界のどんでん返し
第五章 日本人の選択 --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。
第二章 2020年大統領選挙――ラストベルトからサンベルトへ
第三章 アジア・太平洋情勢――戦争は「あり得ない」か?
第四章 2020年大統領選後――世界のどんでん返し
第五章 日本人の選択 --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。
著者について
渡瀬裕哉
パシフィック・アライアンス総研所長、早稲田大学公共政策研究所招聘研究員、事業創造大学院大学国際公共政策研究所上席研究員。早稲田大学大学院公共経営研究科修了。トランプ大統領当選を世論調査・現地調査などを通じて的中させ、日系・外資系ファンド30社以上にトランプ政権の動向に関するポリティカルアナリシスを提供する国際情勢アナリストとして活躍。ワシントンD.C.で実施される完全非公開・招待制の全米共和党保守派のミーティングである水曜会出席者であり、テキサス州ダラスで行われた数万人規模の保守派集会FREEPACに日本人唯一の来賓として招かれる。 --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。
パシフィック・アライアンス総研所長、早稲田大学公共政策研究所招聘研究員、事業創造大学院大学国際公共政策研究所上席研究員。早稲田大学大学院公共経営研究科修了。トランプ大統領当選を世論調査・現地調査などを通じて的中させ、日系・外資系ファンド30社以上にトランプ政権の動向に関するポリティカルアナリシスを提供する国際情勢アナリストとして活躍。ワシントンD.C.で実施される完全非公開・招待制の全米共和党保守派のミーティングである水曜会出席者であり、テキサス州ダラスで行われた数万人規模の保守派集会FREEPACに日本人唯一の来賓として招かれる。 --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。
内容(「BOOK」データベースより)
メディアが取り上げるトランプ政権の報道は表層的なものだ。新聞・テレビ・論壇誌が扱う記事や論考は、メディアが期待する妄想がそのまま反映されている。日本の政治運動、特に保守系のグラスルーツは完全にガラパゴス化しており、世界の動きから隔絶された空間に置かれている。保守派に分類される政党が大きな政府の言説を平然と主張し、増税を繰り返す理由は、日本の保守派が世界の保守派のことを全く知らないことに起因する。二次情報に頼らず、真正面から米国政治と「選挙」の視点から格闘し、手にした情報と認識が、マスコミの死角をことごとく突く。 --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B083TJN6HS
- 出版社 : PHP研究所 (2020/1/15)
- 発売日 : 2020/1/15
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 6399 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 148ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 180,114位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 131位国際ビジネス (Kindleストア)
- - 815位PHP新書
- - 1,393位国際政治情勢
- カスタマーレビュー:
著者について
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日系・外資系ファンド30社以上にトランプ政権の動向に関するポリティカルアナリシスを提供する国際情勢アナリスト。
ワシントンD.Cで実施される完全非公開・招待制の全米共和党保守派のミーティングである水曜会出席者、テキサス州ダラスで行われた数万人規模の保守派集会FREEPACへの日本人唯一の来賓者。
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殿堂入りNo1レビュアーベスト1000レビュアー
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2020年1月29日に日本でレビュー済み
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アメリカにおける共和党保守について理解できる。大きい政府・増税を志向する自民党は、保守政党ではないことに覚醒した。
アメリカの税制団体の如く、国家議員に増税しないことを文書で誓約させた上で支持する様な税制団体が日本にも欲しい。
また、官僚に頼らなくても政策立案出来たり、海外政権とコネを構築するための政党の海外支部を作るべきだと思う。
リバタリアンの様に極端な小さな政府と規制のない自由志向の政治団体も、日本に欲しい。
日本の政党は、利権調整型の大きい政府の社会主義志向の政党ばかりで支持できる政党が皆無の危機的状況。
アメリカの税制団体の如く、国家議員に増税しないことを文書で誓約させた上で支持する様な税制団体が日本にも欲しい。
また、官僚に頼らなくても政策立案出来たり、海外政権とコネを構築するための政党の海外支部を作るべきだと思う。
リバタリアンの様に極端な小さな政府と規制のない自由志向の政治団体も、日本に欲しい。
日本の政党は、利権調整型の大きい政府の社会主義志向の政党ばかりで支持できる政党が皆無の危機的状況。
2020年1月29日に日本でレビュー済み
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米国の政治情勢につき確かな分析経験を持つ著者が、2020年の米国大統領選挙及び関連する世界情勢について思うところを述べた一冊である。
米国の選挙が何によって動いているのかを掘り下げて説明した本であり、新書ながら大変説得的な内容になっている。本書最後には、我が国の戦略についてレビューされており、その内容は合理的である。
イデオロギーを纏わない良心的な一冊である。お手軽に読めるので、一読をお勧めしたい。
米国の選挙が何によって動いているのかを掘り下げて説明した本であり、新書ながら大変説得的な内容になっている。本書最後には、我が国の戦略についてレビューされており、その内容は合理的である。
イデオロギーを纏わない良心的な一冊である。お手軽に読めるので、一読をお勧めしたい。
ベスト1000レビュアーVINEメンバー
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アメリカで起きている事、起きようとしている事が日本外交にも大きく響いてくるので、そのあり方も問われているとも思います。トランプ政権に追従(アテ)にしすぎるあまり、日本が外交で独自性を発揮できずにいるのは問題ですが、民主党政権が誕生した場合、さらに問題になるのはご勘弁願いたいものです。アメリカと連携しつつも外交で強みを発揮できるようにしなければなりません。ゆえに日本でも、保守派や自由主義者(リバタリアン)による草の根運動をもっと活発にしていくべきです。
2020年5月26日に日本でレビュー済み
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評価を修正します。
再度、時間を3倍かけて読み直しました。
確かに目新しい内容はあまりないのですが、そのアプローチに独自の説得力があると思いました。
又、時間をあけて3回目を読むことになる内容と思います。
時間がないとはいえ、斜め読みはいかんかった。
尚、一応、前回の評価を消去せずに残しておきます。
「悪くはないが、これと言った目新しい内容は見当たらない。
文体もだらだらしていてキレがないから主張が明確に伝わらない。
斜め読みで2時間で済んだ。
時間を置いて又読み直してみるが、同じかもしれない。
まぁ、渡邊氏や宮崎氏、高橋氏ほどではないですが・・・」
再度、時間を3倍かけて読み直しました。
確かに目新しい内容はあまりないのですが、そのアプローチに独自の説得力があると思いました。
又、時間をあけて3回目を読むことになる内容と思います。
時間がないとはいえ、斜め読みはいかんかった。
尚、一応、前回の評価を消去せずに残しておきます。
「悪くはないが、これと言った目新しい内容は見当たらない。
文体もだらだらしていてキレがないから主張が明確に伝わらない。
斜め読みで2時間で済んだ。
時間を置いて又読み直してみるが、同じかもしれない。
まぁ、渡邊氏や宮崎氏、高橋氏ほどではないですが・・・」
2020年6月14日に日本でレビュー済み
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おもしろいです。大切な事がここにあります。必要なものの構築に、ごくごく普通に支援協力参加ができるようになりたいものです。しなやかで強靭に。必読です。
ベスト1000レビュアー
「政治は「選挙」の影響を受ける」(本書3頁)
最初に出て来るのがこの文章。選挙を通して、トランプ大統領の誕生および就任後の動きを読み解いてみせる。さらに、2020年の大統領選の動向やアジア・太平洋情勢も同様に、選挙を基調にその内実を整理してみせてくれる。これが極めて鮮やか。予測不能とも思えるトランプ大統領の動きも整合性をもって説明出来ることが分かる。
トランプ大統領の誕生を予想した渡瀬氏。
その予想を支える的確な情報収集と情報分析、その秘訣の一端も惜しげもなく開陳されている。
大統領選が迫って来ると、同様のテーマの書籍が今後も数々出版されることになると思うが、基本的にこの本を超えるものは出て来ないと思う。それくらい他の追随を許さない内容で、登山好きならまずは登るべき単独峰のような書である。
最初に出て来るのがこの文章。選挙を通して、トランプ大統領の誕生および就任後の動きを読み解いてみせる。さらに、2020年の大統領選の動向やアジア・太平洋情勢も同様に、選挙を基調にその内実を整理してみせてくれる。これが極めて鮮やか。予測不能とも思えるトランプ大統領の動きも整合性をもって説明出来ることが分かる。
トランプ大統領の誕生を予想した渡瀬氏。
その予想を支える的確な情報収集と情報分析、その秘訣の一端も惜しげもなく開陳されている。
大統領選が迫って来ると、同様のテーマの書籍が今後も数々出版されることになると思うが、基本的にこの本を超えるものは出て来ないと思う。それくらい他の追随を許さない内容で、登山好きならまずは登るべき単独峰のような書である。





