おそらくアジアのメイカーズシーンを最も語れる男、高須正和氏による待望の書籍。
メイカー達の作るものがユニバーサル基板からプリント基板へ、プリント基板が小ロットマスプロダクションへ。気づけば「趣味のものづくり」は「みんなに使ってもらえる」ところまで非常に短距離で駆け抜けることができるようになった。そんな現代で起きている事象を、深圳のコミュニティを中心にこれでもかと解説している。
この本で多くの趣味人が「ちょっとした量産」まで手を伸ばしていいんだと眼前の道が開かれるものと思うし、きっとその中から何かが生まれるのではないかと思う。
一点だけ注意があるとすれば、少なくとも現段階ではハードウェアスタートアップはメイカーの延長ではないということ。もちろん同人作家から商業誌に載る人もゼロではないんだろうけど、投稿者のイメージとしてはそんな感じである。
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