「ミスター・シーナの精霊日記」は藤さんの漫画の中でも私が特に好きな作品です。
舞台はイギリスの片田舎。シーナはドジでいたずらな妖精の早合点で魔法をかけられ、男の精霊に惚れられてしまう運命に・・・!
この作品は、そんなシーナに精霊達から寄せられる優しく切なく純粋な想いを藤さん独特の絵と文章でうつくしく描いていると思います。
レイクにブラウニーのアンバー、メロウのクー・マラなど登場する精霊達も魅力的で素敵。
私のお気に入りのお話は、「君を包むリボンの色」「ドルチェ・ビータ(イルサンとメイシーのカップルは可愛くて大好きです!)」「海の国の犠牲」です。なかでも「海の国の犠牲」でのクー・マラとシーナのひいおじいさまのエピソードは心が温まりました。
私は藤さんの独特の文章まわしやセリフが大好きです。どの作品でも私の心を打つ・・・印象的な表現やシーンがあります。
・・・「海の国の犠牲」のラストでシーナがママに孫に伝えて欲しい、という内容を話すシーンには涙しました。
涙が出そうな程のやさしさと愛しさ、切なさ・・・何年たって読み返しても心ふるえる作品だと思います。
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