近所の図書館にあったので手に取って読んでかなり良かったので、購入。
物が溢れている今、競争を避け、新しくて価値あるサービスを高く売っていくという内容のビジネス書を読み漁っているが、
あまり他書で触れられていない「では、実際にどのような方法で発想し、思いついた案をどのように評価するか」という点について真っ向から解説した本である。
他書でも、「どのように発想するか」という点に関して触れている本もあるが、いまいち本質をついておらず、たくさんの種類のシートにいろんなことを書いたり、複雑な考察が求められる上に、結局は閃きの才能がないと思いつかない場合が多い。
本書では非常にシンプルに書かれていて、次から次にアイディアが出てくるようなまとめかたがされている。
筆者は、実際にビジネスの現場で試行錯誤しながら本質に辿りついたのだと思われる。
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マーケティングは他社の強みを捨てることから始まる―いつも失敗するのは「差別化したつもり」だった (アスカビジネス) 単行本 – 2006/11/1
- 本の長さ213ページ
- 言語日本語
- 出版社明日香出版社
- 発売日2006/11/1
- ISBN-104756910297
- ISBN-13978-4756910295
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
ヒットメーカーだけが知っている、他社マネ商品路線ではなく、オリジナル商品で勝負する3つの戦略。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
森本/尚樹
1962年12月岡山県生まれ。横浜市在住。マーケティング・コンサルタント、エルブレーントラスト代表取締役。心理学、医療ケースワークを学んだ後に、東京都内の医療機関に勤務。その後マーケティングの知識ゼロで、ベンチャー企業の商品企画部員に転身。以降18年間、商品企画とマーケティングの現場で実践経験を重ねる。その間には開発予算をもたない、わずか数名の小プロジェクトから、年間10億円、推定生涯獲得金額は100億円を超えるであろう商品群を創出。ビジネスパーソンとしての最終経歴は、東証1部上場企業の戦略マーケティング部長。その後、「学びの提供を通してクライアントの問題解決を行う知能顧問集団」をコンセプトとした、エルブレーントラスト株式会社を設立。マーケティング・コンサルタントとしては、「3ステップ法」など、実践経験から生まれた、独自のシンプルな方法を開発し、その普及活動を精力的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1962年12月岡山県生まれ。横浜市在住。マーケティング・コンサルタント、エルブレーントラスト代表取締役。心理学、医療ケースワークを学んだ後に、東京都内の医療機関に勤務。その後マーケティングの知識ゼロで、ベンチャー企業の商品企画部員に転身。以降18年間、商品企画とマーケティングの現場で実践経験を重ねる。その間には開発予算をもたない、わずか数名の小プロジェクトから、年間10億円、推定生涯獲得金額は100億円を超えるであろう商品群を創出。ビジネスパーソンとしての最終経歴は、東証1部上場企業の戦略マーケティング部長。その後、「学びの提供を通してクライアントの問題解決を行う知能顧問集団」をコンセプトとした、エルブレーントラスト株式会社を設立。マーケティング・コンサルタントとしては、「3ステップ法」など、実践経験から生まれた、独自のシンプルな方法を開発し、その普及活動を精力的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 明日香出版社 (2006/11/1)
- 発売日 : 2006/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 213ページ
- ISBN-10 : 4756910297
- ISBN-13 : 978-4756910295
- Amazon 売れ筋ランキング: - 745,492位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 1,501位マーケティング・セールス一般関連書籍
- カスタマーレビュー:
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著者について
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森本 尚樹 MORIMOTO NAOKI
東証1部上場企業 元戦略マーケティング部長
エルブレーントラスト株式会社 代表取締役
マーケティングインストラクター グランドマスター
医療機関勤務を経て、社員、数十名の医療系ベンチャーに入社。以降、18年間で同社が東証1部上場を果たすまでの、ほとんどすべてのマーケティング戦略に関与。同社を円満退職後、マーケティング支援会社であるエルブレーントラスト株式会社を設立。代表取締役に就任。以降、全国に顧問先を抱え、独自のマーケティング戦略を武器に、成果を出し続けている。
さまざまな取り組みは読売新聞、日経産業新聞、日経流通新聞(日経MJ)フジサンケイビジネスアイなどでたびたび取り上げられる。
全国の商工会議所、生産性本部、国立大学法人、国の政策実施機関などで招待講演を行う。
現在はマーケターの育成や、中堅企業の新規事業の創出のサポートなどに力を入れている。
著書に「マーケティングは他社の強みを捨てることから始まる」(明日香出版)「100人の村で84人に新商品を売る方法」(雷鳥社)「ビジネスも人生も変えられる!マーケターになる方法」(JAMIA)がある。
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.7
星5つ中の4.7
10 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年12月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今までの常識は何だったのか?私にとってマーケティング本の決定版でした。
筆者の失敗談や経験を基にした内容なので私のようなマーケティング初心者にも大変分かりやすく、且つ、実戦的な内容にまとまっているので明日から即仕事に役立たせる事できます。
仕事に煮詰まった方は一度手を休め本書を読まれてはどうでしょうか、きっと突破口となるヒントを与えてくれるはずです。
また、マーケティングを本業にする方以外にも、常に問題意識を持つべき最前線の営業マンにこそ本書はお勧めだと強く感じます。
まさに、目からウロコでした。
筆者の失敗談や経験を基にした内容なので私のようなマーケティング初心者にも大変分かりやすく、且つ、実戦的な内容にまとまっているので明日から即仕事に役立たせる事できます。
仕事に煮詰まった方は一度手を休め本書を読まれてはどうでしょうか、きっと突破口となるヒントを与えてくれるはずです。
また、マーケティングを本業にする方以外にも、常に問題意識を持つべき最前線の営業マンにこそ本書はお勧めだと強く感じます。
まさに、目からウロコでした。
2019年8月7日に日本でレビュー済み
カスタマーレビューを読んで、高く評価されていたので購入して読んでみた。
筆者が実務を通して学んだ実践的マーケティングを解説している点で、学者やシンクタンクの研究員が理論的に説くマーケティング書とは大きく異なる。
現場からの叩き上げだけあって、文体も自信に満ちており、”私が言っていることは全て試行錯誤しながら現場で学んだことであり、間違いないから、あなたも実践してみなさい”的なアドバイスが多い。
筆者は本書で繰り返しユニークなものを生み出す手順を以下のように述べている:
①捨てる
②正反対のものに置き換える
③それを支えるものを付け加える
しかし、これは他のビジネス書でも言われていることである。例えば、『Positioning』の筆者であるAl RiesとJack Troutは、ベストセラーとなった『The 22 Immutable Laws of Marketing』の第九章「The Law of the Opposite」(反対の法則)で、競合(特にリーダー)とは反対のものを提供することがマーケティングの基本的法則の一つだと述べている。
ただ、筆者は実務家らしく、非常に具体的にヒット商品を生み出すステップを解説しており、この点は評価されるべきだと思う。が、別の見方をすると単なるハウツー本になってしまう危険性もある。本書の評価は読者がこの本をどう利用するかにかかっているように思えるのだが・・・
筆者が実務を通して学んだ実践的マーケティングを解説している点で、学者やシンクタンクの研究員が理論的に説くマーケティング書とは大きく異なる。
現場からの叩き上げだけあって、文体も自信に満ちており、”私が言っていることは全て試行錯誤しながら現場で学んだことであり、間違いないから、あなたも実践してみなさい”的なアドバイスが多い。
筆者は本書で繰り返しユニークなものを生み出す手順を以下のように述べている:
①捨てる
②正反対のものに置き換える
③それを支えるものを付け加える
しかし、これは他のビジネス書でも言われていることである。例えば、『Positioning』の筆者であるAl RiesとJack Troutは、ベストセラーとなった『The 22 Immutable Laws of Marketing』の第九章「The Law of the Opposite」(反対の法則)で、競合(特にリーダー)とは反対のものを提供することがマーケティングの基本的法則の一つだと述べている。
ただ、筆者は実務家らしく、非常に具体的にヒット商品を生み出すステップを解説しており、この点は評価されるべきだと思う。が、別の見方をすると単なるハウツー本になってしまう危険性もある。本書の評価は読者がこの本をどう利用するかにかかっているように思えるのだが・・・
2008年8月17日に日本でレビュー済み
一般的なマーケティングの理論書とは違った著者自身の経験を基にした実践的な内容である。
「常識を疑え」「マーケティング戦略を疑え」など目次には刺激的な言葉が並んでいるが、
突飛な内容は一切ない。
むしろ、「3C分析」「SWOT分析」「セグメンテーション」「ターゲティング」「ポジショニ
ング」など一般的なフレームワークを使っての解説である。
しかし、通り一遍に一般的な内容が書かれているわけではなく、世の中にある表面的な方法論
を否定し、著者の豊富な経験から本当の意味でのマーケティング手法を活用するためのコツを
教えてくれている。
世に出ているマーケティング関連の本の中でも極めて実践的であり、読みごたえのある内容
である。
「常識を疑え」「マーケティング戦略を疑え」など目次には刺激的な言葉が並んでいるが、
突飛な内容は一切ない。
むしろ、「3C分析」「SWOT分析」「セグメンテーション」「ターゲティング」「ポジショニ
ング」など一般的なフレームワークを使っての解説である。
しかし、通り一遍に一般的な内容が書かれているわけではなく、世の中にある表面的な方法論
を否定し、著者の豊富な経験から本当の意味でのマーケティング手法を活用するためのコツを
教えてくれている。
世に出ているマーケティング関連の本の中でも極めて実践的であり、読みごたえのある内容
である。
2008年6月23日に日本でレビュー済み
自分ではある程度自覚しているつもりでもそこまでは理解してなかったことや、無意識に考えていたことなどがしっかりと解説されていて良かったと思いました。中でも逆SWOT分析などは、クロス分析の時に無意識に分析をしていることだったのですが、詳しくそのツボとも言うべきものを解説してくれてかなり参考になりました。ちょっと惜しいと思ったのは、この本の題名についてどれほどの方がキャッチされるのか?は僕も含めて少し疑問に思いました。
2006年12月30日に日本でレビュー済み
マーケティングのビジネス書を色々読んできましたが、この本はちょっと違いました。
「マーケティングの常識を疑え!」「マーケティング戦略を疑え!」では、『疑う』ことによってより深く『マーケティング』について学ぶことができました。
自分も製品企画に携わっていますが、理論だけではなく『実感』することが大切であると考えています。
なので、著書で紹介されている『雑談マーケティング・リサーチ』に、強い共感を覚えました。
また、「ヒット商品を生み出す3ステップ法!」は、『地に足が着いた方法だな〜』といのが率直な感想です。
自分も試しにやってみようかと思います。
企画者を企画者足らしめるものは、独自の発想と情熱だと思っています。
この本は、独自の発想と情熱にあふれていると感じました。
「マーケティングの常識を疑え!」「マーケティング戦略を疑え!」では、『疑う』ことによってより深く『マーケティング』について学ぶことができました。
自分も製品企画に携わっていますが、理論だけではなく『実感』することが大切であると考えています。
なので、著書で紹介されている『雑談マーケティング・リサーチ』に、強い共感を覚えました。
また、「ヒット商品を生み出す3ステップ法!」は、『地に足が着いた方法だな〜』といのが率直な感想です。
自分も試しにやってみようかと思います。
企画者を企画者足らしめるものは、独自の発想と情熱だと思っています。
この本は、独自の発想と情熱にあふれていると感じました。
2006年11月26日に日本でレビュー済み
マーケティングの本は数多くあるが、そのほとんどは経済学者などが提唱しているのをリメイクしたものばかり。自分の説ではない。この本はそういう既存の常識、マーケティングの定石を否定するところが前提となっている。常識や正しいと思われてきたことを「本当にそうなのか」と思って疑ってみる。本当はそういう作業こそ、真のマーケティングではないのか。書名の「他社の強みを捨てる・・・」の部分がにわかには理解されないが、いっそ「非常識マーケティング」か「間違いだらけのマーケティング」のようなシンプルのほうがよかったのではないか。全編の章立ての「・・・を疑え」はなかなかいい。新マーケッターの誕生だ。