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マンモスのつくりかた: 絶滅生物がクローンでよみがえる (単行本) 単行本 – 2016/1/25
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マンモスのDNAからクローンを作り、野生に放つ──それは本当に可能か?復活させて危険はないのか?第一線の科学者が熱く語る。
- 本の長さ282ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2016/1/25
- ISBN-104480860835
- ISBN-13978-4480860835
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ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
モアにドードー、リョコウバトも復活!?「マンモスパーク」実現に向けて日夜奮闘する科学者が、現実味から問題点まで、あなたの疑問に熱く答えます。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
シャピロ,ベス
1976年生まれ。アメリカの進化生物学者。カリフォルニア大学サンタクルーズ校で生態学および進化生物学の准教授を務める。専門は古生物DNAで、マンモス、リョコウバト、ドードーなどのDNA解析の第一人者として活躍。2009年にはマッカーサー財団のフェローに選ばれ、今後が期待される気鋭の女性科学者
宇丹/貴代実
1963年、広島県生まれ。上智大学卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1976年生まれ。アメリカの進化生物学者。カリフォルニア大学サンタクルーズ校で生態学および進化生物学の准教授を務める。専門は古生物DNAで、マンモス、リョコウバト、ドードーなどのDNA解析の第一人者として活躍。2009年にはマッカーサー財団のフェローに選ばれ、今後が期待される気鋭の女性科学者
宇丹/貴代実
1963年、広島県生まれ。上智大学卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2016/1/25)
- 発売日 : 2016/1/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 282ページ
- ISBN-10 : 4480860835
- ISBN-13 : 978-4480860835
- Amazon 売れ筋ランキング: - 912,913位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 697位遺伝子・分子生物学
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
5つ星のうち3.1
星5つ中の3.1
7 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年3月17日に日本でレビュー済み
絶滅動物の大規模復活を考察した本。
冒頭部分が辛気臭いけれど、だんだん良くなる。
絶滅動物を復活させると環境修復になるケースもあると著者は記している。だが、19世紀には何十億羽もいたリョコウバトを十億単位で復活させることは、新車をワックスがけしたばかりの人には悪夢だろうと笑わせてくれる。
確かに、"deconstruction"に「脱構築」という訳語を当てはめたのはすごいと思う。ダジャレにもなっているしね。
だけど、接頭辞de-を全て「脱」すれば良いというものではあるまい。私は、"de-extiction"を「脱絶滅」とすることに違和感を覚える。
今はもうポストモダンの時代ではないんだよ。
「脱絶滅」だけならまだ良い。例えば、文脈からすると、化石ではありえない骨が化石と訳されている箇所が多々あるなど、誤訳が目立つ。
例えば、「すべてのドードーがモーリシャスで息絶えたわけではない。生きたままヨーロッパに輸送された個体もあり、その遺体化石の多くが博物館の収蔵品に見つかる。」(p98)。生きたまま運ばれてヨーロッパで死んだ遺体が化石化すると訳者は考えているのか!
ちなみに、「遺体化石」の原語はremains。
さらに、「哺乳類」は「ほ乳類」だし。「ほ乳類」に限らず、ひらがな表記が多く読みにくい。
訳者宇丹貴代実の略歴を見ると1963年生まれで上智大卒。理系は捨てた人なのだろう。
だが、文系の知識も怪しい。
p113にMi-8という旧ソ連の大型ヘリに大量の荷物を積んだ後に次の文が続く。
「結果、Mi-8の窓は三分の一がふさがれて、機中の喫煙がいっそう快適に感じられそうだった。」
原文は
"The Mi-8 was missing about a third of its windows,presumably to make smoking onboard more pleasant."
「ふさがれて」ではなく、「窓ガラスがなくなっていた」。風通しが良くなるので、「おそらく搭乗後の喫煙をさらに快適にするためだろう」と著者は皮肉を言っているのだ。日本では窓ガラスなくなった航空機など想像もできないが、場所はロシアのシベリアである。
・「浮き足立つ」という言い回しがp100、p105で使われている。p100ではexcitedの訳語として使用されている。だが、本来「浮き足立つ」は、「源氏の凄まじい鯨波で兵は浮き足立った」の様に使う。実際、OSX搭載のスーパー大辞林では「恐れや不安を感じて逃げ腰になる。落ち着きがなくなる」となっている。また、OSX搭載のウィスダム英和でも、「うきあしだつ【浮き足立つ】
【落ち着きを失う】be upsét; 【動揺する】be agitated; be disturbed; 【逃げ腰になる】be ready to run away.
」だ。
訳者宇丹貴代実は国語も捨てたのだろう。
冒頭部分が辛気臭いけれど、だんだん良くなる。
絶滅動物を復活させると環境修復になるケースもあると著者は記している。だが、19世紀には何十億羽もいたリョコウバトを十億単位で復活させることは、新車をワックスがけしたばかりの人には悪夢だろうと笑わせてくれる。
確かに、"deconstruction"に「脱構築」という訳語を当てはめたのはすごいと思う。ダジャレにもなっているしね。
だけど、接頭辞de-を全て「脱」すれば良いというものではあるまい。私は、"de-extiction"を「脱絶滅」とすることに違和感を覚える。
今はもうポストモダンの時代ではないんだよ。
「脱絶滅」だけならまだ良い。例えば、文脈からすると、化石ではありえない骨が化石と訳されている箇所が多々あるなど、誤訳が目立つ。
例えば、「すべてのドードーがモーリシャスで息絶えたわけではない。生きたままヨーロッパに輸送された個体もあり、その遺体化石の多くが博物館の収蔵品に見つかる。」(p98)。生きたまま運ばれてヨーロッパで死んだ遺体が化石化すると訳者は考えているのか!
ちなみに、「遺体化石」の原語はremains。
さらに、「哺乳類」は「ほ乳類」だし。「ほ乳類」に限らず、ひらがな表記が多く読みにくい。
訳者宇丹貴代実の略歴を見ると1963年生まれで上智大卒。理系は捨てた人なのだろう。
だが、文系の知識も怪しい。
p113にMi-8という旧ソ連の大型ヘリに大量の荷物を積んだ後に次の文が続く。
「結果、Mi-8の窓は三分の一がふさがれて、機中の喫煙がいっそう快適に感じられそうだった。」
原文は
"The Mi-8 was missing about a third of its windows,presumably to make smoking onboard more pleasant."
「ふさがれて」ではなく、「窓ガラスがなくなっていた」。風通しが良くなるので、「おそらく搭乗後の喫煙をさらに快適にするためだろう」と著者は皮肉を言っているのだ。日本では窓ガラスなくなった航空機など想像もできないが、場所はロシアのシベリアである。
・「浮き足立つ」という言い回しがp100、p105で使われている。p100ではexcitedの訳語として使用されている。だが、本来「浮き足立つ」は、「源氏の凄まじい鯨波で兵は浮き足立った」の様に使う。実際、OSX搭載のスーパー大辞林では「恐れや不安を感じて逃げ腰になる。落ち着きがなくなる」となっている。また、OSX搭載のウィスダム英和でも、「うきあしだつ【浮き足立つ】
【落ち着きを失う】be upsét; 【動揺する】be agitated; be disturbed; 【逃げ腰になる】be ready to run away.
」だ。
訳者宇丹貴代実は国語も捨てたのだろう。
2017年11月9日に日本でレビュー済み
大学2回生です。
遺伝子工学に興味をもち、この本に出会いました。
日本では近畿大学がマンモス復元に力を入れています(近大はマグロといい目立ちたがり…)。この本の進捗状況では「2016年完成を目指す」と書いていましたが、まだのようですね。
さて、他のレビューにあります通り、この本は他の本に無いものが書かれてあります。多くの遺伝子について書かれた一般書では、前半で二重らせんやクリスパーのことを図と一緒に説明し、後半にその応用例、といった流れが多いです。
しかし、この本はより現場に近づいていると感じられる内容です。
具体的には、マンモスの輸送時・細胞採取時の注意することや現地の人とのやりとりなどです。特に面白かったのは、「なぜマンモスなのか、ドードーや恐竜ではないのか」という議論についてです。技術的問題や倫理観、ビジネスといった多角的な観点から丁寧に議論しています。
遺伝子工学に興味を持つ学生さんは小説・エッセーのような感じで読めるかと思います。
遺伝子工学に興味をもち、この本に出会いました。
日本では近畿大学がマンモス復元に力を入れています(近大はマグロといい目立ちたがり…)。この本の進捗状況では「2016年完成を目指す」と書いていましたが、まだのようですね。
さて、他のレビューにあります通り、この本は他の本に無いものが書かれてあります。多くの遺伝子について書かれた一般書では、前半で二重らせんやクリスパーのことを図と一緒に説明し、後半にその応用例、といった流れが多いです。
しかし、この本はより現場に近づいていると感じられる内容です。
具体的には、マンモスの輸送時・細胞採取時の注意することや現地の人とのやりとりなどです。特に面白かったのは、「なぜマンモスなのか、ドードーや恐竜ではないのか」という議論についてです。技術的問題や倫理観、ビジネスといった多角的な観点から丁寧に議論しています。
遺伝子工学に興味を持つ学生さんは小説・エッセーのような感じで読めるかと思います。
ベスト50レビュアー
『マンモスのつくりかた――絶滅生物がクローンでよみがえる』(ベス・シャピロ著、宇丹貴代実訳、筑摩書房)は、進化生物学者による現実主義的な「脱絶滅(de-extinction)」の解説書です。
著者が、空想的なアプローチを排し、現実主義に基づいていることは、次の文章からも明らかです。「2013年に、『脱絶滅』はあらたな科学の一分野となりました――少なくとも、『タイムズ』紙によればそうです。こうした高い位置づけとは裏腹に、「脱絶滅」の科学は何をめざすべきなのか、いまだ総意が得られていません。当初は明白に思えました。脱絶滅とは、クローニングによって、絶滅種とまったく同じ複製をよみがえらせることだ、と。けれども、絶滅して久しい種――リョコウバト、ドードー、マンモスなど――のクローンの作製は現実的ではありません。これらの種については、クローンの作製とはべつの手法で脱絶滅をめざすことになるでしょう。考えられるのは、絶滅種の形質や行動様式を遺伝子操作で現存種に組み入れるといったものです。そしてこの現存種を、絶滅種のかつての生息場所で繁栄できるよう適応させるのです。ただし、本物のマンモスやドードーやリョコウバトというわけはないので、はたしてこの結果に社会は好意的な反応を示してくれるでしょうか」。
この前提を踏まえ、脱絶滅の道路地図(ロードマップ)が示されています。「まずは、どんな種または、どんな特質をよみがえらせるべきか判断基準を論じ、次に、DNA配列から命ある生物体へと到達する回りくどく迷いやすい道に立ち寄って、最後に、創造した生物をひとたび野生環境に放ったときいかに個体群を管理するかを議論します。わたしの目標は、科学と空想科学小説を区別して脱絶滅を説明すること」。
著者は脱絶滅のステップをこう考えています。(1)種を選択する→(2)保存状態のよい標本を見つける→(3)クローンを作製する→(4)交配で戻す→(5)ゲノムを復元する→(6)ゲノムの一部を復元する→(7)さあ、クローンを作製しよう→(8)数を増やす→(9)野生環境に放つ――の9段階です。
巻末で、脱絶滅に踏み出すべきか、その影響のプラス、マイナスを考慮に入れた検討がなされています。
個人的には、この世を去る前に、マンモスの特質が組み込まれたアジアゾウが寒冷地帯で群れをなして動き回る光景をこの目で見られる日が来ることを念じています。
著者が、空想的なアプローチを排し、現実主義に基づいていることは、次の文章からも明らかです。「2013年に、『脱絶滅』はあらたな科学の一分野となりました――少なくとも、『タイムズ』紙によればそうです。こうした高い位置づけとは裏腹に、「脱絶滅」の科学は何をめざすべきなのか、いまだ総意が得られていません。当初は明白に思えました。脱絶滅とは、クローニングによって、絶滅種とまったく同じ複製をよみがえらせることだ、と。けれども、絶滅して久しい種――リョコウバト、ドードー、マンモスなど――のクローンの作製は現実的ではありません。これらの種については、クローンの作製とはべつの手法で脱絶滅をめざすことになるでしょう。考えられるのは、絶滅種の形質や行動様式を遺伝子操作で現存種に組み入れるといったものです。そしてこの現存種を、絶滅種のかつての生息場所で繁栄できるよう適応させるのです。ただし、本物のマンモスやドードーやリョコウバトというわけはないので、はたしてこの結果に社会は好意的な反応を示してくれるでしょうか」。
この前提を踏まえ、脱絶滅の道路地図(ロードマップ)が示されています。「まずは、どんな種または、どんな特質をよみがえらせるべきか判断基準を論じ、次に、DNA配列から命ある生物体へと到達する回りくどく迷いやすい道に立ち寄って、最後に、創造した生物をひとたび野生環境に放ったときいかに個体群を管理するかを議論します。わたしの目標は、科学と空想科学小説を区別して脱絶滅を説明すること」。
著者は脱絶滅のステップをこう考えています。(1)種を選択する→(2)保存状態のよい標本を見つける→(3)クローンを作製する→(4)交配で戻す→(5)ゲノムを復元する→(6)ゲノムの一部を復元する→(7)さあ、クローンを作製しよう→(8)数を増やす→(9)野生環境に放つ――の9段階です。
巻末で、脱絶滅に踏み出すべきか、その影響のプラス、マイナスを考慮に入れた検討がなされています。
個人的には、この世を去る前に、マンモスの特質が組み込まれたアジアゾウが寒冷地帯で群れをなして動き回る光景をこの目で見られる日が来ることを念じています。
2016年3月13日に日本でレビュー済み
クローンの話をしているので、もちろん遺伝子工学などの科学的な話が中心だ。
ただこの本が出色なのは、むしろ、科学的な話以外のところにある。
例えば、なぜ絶滅動物を復活させようとするのか?そもそも、絶滅動物の復活とはどのような状況を指すのか(ジュラシック・パークでは意味がないのか)?絶滅種の復活に否定的な意見(特に、倫理的な意見)に対し、どのように反論(もしくは調和)しようとするのか?
こうした科学的以外の論点がとても面白いし、その論点の深まりに絶滅種の復活の現実味を感じる。
ただこの本が出色なのは、むしろ、科学的な話以外のところにある。
例えば、なぜ絶滅動物を復活させようとするのか?そもそも、絶滅動物の復活とはどのような状況を指すのか(ジュラシック・パークでは意味がないのか)?絶滅種の復活に否定的な意見(特に、倫理的な意見)に対し、どのように反論(もしくは調和)しようとするのか?
こうした科学的以外の論点がとても面白いし、その論点の深まりに絶滅種の復活の現実味を感じる。

