私は古典から浪漫派あたりを主として鑑賞しており、バロックはここ数年興味を持ち始めた初心者になります。そのためバッハの曲はある程度聞いてはいるものの、音楽史における位置づけを始め、伝記や性格などをほとんど知りませんでした。今回、姪に買い与えることにし、ついでに自分も勉強することとしました。
この本を読んで、生い立ちや職歴、影響を受けた音楽家や音楽、後に影響を与えたもの、当時のオルガンがどれほど重要か、などが一通り把握できました。細かい部分まで理解することは小学生にはむつかしいかもしれません。ある程度の音楽通、例えばフーガとは何かがわかれば細かいことまで理解できそうです。
一番感銘したことは、やはり本人の努力する姿勢です。月夜の夜に楽譜をこつこつと書き写すという部分などは、勝海舟のオランダ語辞典を書き写すという逸話と重なりました。もちろん、音楽家の中で育っているのでその環境により才能が伸び得ることはあります。しかし、本人の努力する態度が必要なのだということを改めて思いました。
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