ファンダメンタルズ投資を行おうとする人には必読書。具体的な投資テクニックについてはほとんど書かれていないので、パフォーマンスをあげたい人にとって即効性は薄い本。しかし、投資に向かう姿勢、考え方の土台になる本だと思う。
自分が読んで得た収穫は次の二点。
・単に割安に放置されている株式を買うのではなく、事業の質も勘案して見極めることが大事だということ。つまり、そこそこの会社を割安で買うのではなく、すばらしい会社を適正な価格で買うことが重要だとのこと。株価だけではなく、事業の質=戦略を見ることが大事なのだと再認識することができた。
・現金を持つことの重要性。株価暴落がいつ発生してもうろたえないように、そして急落時に買い増しできるように、常に現金を積んでおくことが大事。
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マンガーの投資術 バークシャー・ハザウェイ副会長チャーリー・マンガーの珠玉の言葉 富の追求、ビジネス、処世について ( ) 単行本 – 2017/9/8
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バフェットの唯一無二のパートナーとしてバークシャー・ハザウェイを支えてきた伝説の投資家、チャーリー・マンガーの珠玉の名言集。
「今日のバークシャー・ハザウェイを設計したのはマンガーだ。私の役割はいわばゼネコンで、子会社のCEOたちが下請業者として実務を担当してきたのである。」(ウォーレン・バフェット)
「チャーリー・マンガーほど物事を幅広く考えている人間を他に知らない。」(ビル・ゲイツ)
チャーリー・マンガーは、副会長としてウォーレン・バフェットが経営するバークシャー・ハザウェイに長年関わって来た同社不動のナンバー・ツーだ。一般的には「バフェットの右腕」と呼ばれる立場の人物だが、本書を読むと、彼は、それ以上の「バフェットの右腕+左脳」とでも呼びたくなる、もっと重要な存在であることが分かる。 これまで、一般にはバフェットのものとして伝わっていた考えの多くが、実は同時にマンガーのものでもあり、むしろ七歳年上のマンガーがバフェットに多くの感化を与えていたのではないかと思われる節がある。率直に言って、どの考えがバフェットのもので、どのアイデアがマンガーのものなのか、第三者には判別できない。そして、おそらく本人達は区別に意義があると思っていまい。 マンガーは、こうした重要で興味深い人物なのだが、投資の世界で並ぶ者のない尊敬を集める巨人であり、今や資本主義の良い部分のアイコンを一手に引き受けているとさえ言えるバフェットに比べて、世間の彼への注目度合いは不当に低かった。 本書は、バフェットと不可分に重なりながら、同時に一人の男として味わい深い人物でもあるチャーリー・マンガーを、手軽に、しかし、なかなか深く知ることができる、読者に対して、「正直で」「効果的で」「効率的な」本だ……。(山崎元、解説より)
「今日のバークシャー・ハザウェイを設計したのはマンガーだ。私の役割はいわばゼネコンで、子会社のCEOたちが下請業者として実務を担当してきたのである。」(ウォーレン・バフェット)
「チャーリー・マンガーほど物事を幅広く考えている人間を他に知らない。」(ビル・ゲイツ)
チャーリー・マンガーは、副会長としてウォーレン・バフェットが経営するバークシャー・ハザウェイに長年関わって来た同社不動のナンバー・ツーだ。一般的には「バフェットの右腕」と呼ばれる立場の人物だが、本書を読むと、彼は、それ以上の「バフェットの右腕+左脳」とでも呼びたくなる、もっと重要な存在であることが分かる。 これまで、一般にはバフェットのものとして伝わっていた考えの多くが、実は同時にマンガーのものでもあり、むしろ七歳年上のマンガーがバフェットに多くの感化を与えていたのではないかと思われる節がある。率直に言って、どの考えがバフェットのもので、どのアイデアがマンガーのものなのか、第三者には判別できない。そして、おそらく本人達は区別に意義があると思っていまい。 マンガーは、こうした重要で興味深い人物なのだが、投資の世界で並ぶ者のない尊敬を集める巨人であり、今や資本主義の良い部分のアイコンを一手に引き受けているとさえ言えるバフェットに比べて、世間の彼への注目度合いは不当に低かった。 本書は、バフェットと不可分に重なりながら、同時に一人の男として味わい深い人物でもあるチャーリー・マンガーを、手軽に、しかし、なかなか深く知ることができる、読者に対して、「正直で」「効果的で」「効率的な」本だ……。(山崎元、解説より)
- 本の長さ280ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BP
- 発売日2017/9/8
- 寸法2 x 13 x 19 cm
- ISBN-104822255360
- ISBN-13978-4822255367
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
天才投資家チャーリー・マンガーの哲学・思考・技術。すべての投資家必読!
著者について
クラーク,デビッド(Clark,David) ウォーレン・バフェット研究の第一人者。カリフォルニア大学でファイナンスおよび法律を専攻。バフェット一家と長年友人関係にあり、ポートフォリオ・マネジャー、弁護士、バフェットロジー講師という3つの顔を持つ 林康史(ハヤシヤスシ) 立正大学経済学部教授。大阪大学法学部卒、東京大学修士(法学)。クボタ、住友生命保険、大和投資信託、あおぞら銀行を経て、現職 石川由美子(イシカワユミコ) 株式会社トーキョー・インベスター・ネットワーク代表取締役。上智大学卒、法政大学修士(経済学)。カザノブ証券会社、スタンダード・アンド・プアーズMMSを経て、1996年11月に株式会社トーキョー・インベスター・ネットワーク設立、代表取締役に就任。個人投資家向け投資信託ポータルサイト「投信資料館」を運営 山崎元(ヤマザキハジメ) 経済評論家、楽天証券経済研究所客員研究員、国家公務員共済組合連合会資産運用委員会委員、株式会社マイベンチマーク代表。1958年北海道生まれ。1981年東京大学経済学部卒業、三菱商事に入社。その後、大手金融機関など12回の転職を経て現職。資産運用及び経済全般の分析・評論を専門とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
クラーク,デビッド
ウォーレン・バフェット研究の第一人者。カリフォルニア大学でファイナンスおよび法律を専攻。バフェット一家と長年友人関係にあり、ポートフォリオ・マネジャー、弁護士、バフェットロジー講師という3つの顔を持つ
林/康史
立正大学経済学部教授。大阪大学法学部卒、東京大学修士(法学)。クボタ、住友生命保険、大和投資信託、あおぞら銀行を経て、現職
石川/由美子
株式会社トーキョー・インベスター・ネットワーク代表取締役。上智大学卒、法政大学修士(経済学)。カザノブ証券会社、スタンダード・アンド・プアーズMMSを経て、1996年11月に株式会社トーキョー・インベスター・ネットワーク設立、代表取締役に就任。個人投資家向け投資信託ポータルサイト「投信資料館」を運営
山崎/元
経済評論家、楽天証券経済研究所客員研究員、国家公務員共済組合連合会資産運用委員会委員、株式会社マイベンチマーク代表。1958年北海道生まれ。1981年東京大学経済学部卒業、三菱商事に入社。その後、大手金融機関など12回の転職を経て現職。資産運用及び経済全般の分析・評論を専門とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ウォーレン・バフェット研究の第一人者。カリフォルニア大学でファイナンスおよび法律を専攻。バフェット一家と長年友人関係にあり、ポートフォリオ・マネジャー、弁護士、バフェットロジー講師という3つの顔を持つ
林/康史
立正大学経済学部教授。大阪大学法学部卒、東京大学修士(法学)。クボタ、住友生命保険、大和投資信託、あおぞら銀行を経て、現職
石川/由美子
株式会社トーキョー・インベスター・ネットワーク代表取締役。上智大学卒、法政大学修士(経済学)。カザノブ証券会社、スタンダード・アンド・プアーズMMSを経て、1996年11月に株式会社トーキョー・インベスター・ネットワーク設立、代表取締役に就任。個人投資家向け投資信託ポータルサイト「投信資料館」を運営
山崎/元
経済評論家、楽天証券経済研究所客員研究員、国家公務員共済組合連合会資産運用委員会委員、株式会社マイベンチマーク代表。1958年北海道生まれ。1981年東京大学経済学部卒業、三菱商事に入社。その後、大手金融機関など12回の転職を経て現職。資産運用及び経済全般の分析・評論を専門とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 日経BP (2017/9/8)
- 発売日 : 2017/9/8
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 280ページ
- ISBN-10 : 4822255360
- ISBN-13 : 978-4822255367
- 寸法 : 2 x 13 x 19 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 137,091位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 111位証券・金融市場
- - 180位ビジネスコミックス
- - 208位銀行・金融業 (本)
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2018年2月20日に日本でレビュー済み
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ベスト500レビュアー
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「株価が割安になる時まで待って買い、長く保有する」「分散投資はせず、10銘柄以下にとどめる」といった投資の秘訣が書かれているが、単なる株式投資の指南書ではない。「専門化がビジネスを成功させる鍵」「経営者の質より事業の質に賭ける」「労働時間より仕事量にインセンティブを与える」「異分野の知識が相互作用をもたらし、知識の量は複利で増える」など、経営者やビジネスマンに役立つたくさんの金言がちりばめられている。手元に置いて何度も読み返したい本だ。
2017年11月9日に日本でレビュー済み
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バフェット関連の書籍はたくさん読んだが、参謀のマンガー関連の書籍は初めて。バフェットと一心同体のイメージが強いが、マンガーの視点や姿勢は実に面白い。バフェットへの影響も伺える。
私が読んでいて最も印象深かったのは以下4点、
バフェットをバリュー投資から成長株投資に転換
暴落時の購入に備え、現金保有を堅持する強かさ
分散投資を嫌って、集中投資にこだわる勝負師。
フレディマック株を大量購入/暴落前に売却 理由
最初は、マンガーの名言やエピソードの解説本かと思ったが、大事なことは何度も繰り返し表現されているので、マンガーという投資家を知りたい人にはオススメです。
私が読んでいて最も印象深かったのは以下4点、
バフェットをバリュー投資から成長株投資に転換
暴落時の購入に備え、現金保有を堅持する強かさ
分散投資を嫌って、集中投資にこだわる勝負師。
フレディマック株を大量購入/暴落前に売却 理由
最初は、マンガーの名言やエピソードの解説本かと思ったが、大事なことは何度も繰り返し表現されているので、マンガーという投資家を知りたい人にはオススメです。
2019年12月7日に日本でレビュー済み
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バフェットの本を読んでいて気になるのは、ベンの理論を大切にしているといいながら、フィルの理論の重要性について語る。安全域が重要といいつつ、最高の会社をまずまずの価格で買うこと。ベンのPERが大切の理論は間違っているとかもいう。待つことが大切といいつつ、待っていたら今頃こんな成果をあげいない。行動が大切といったりなど。
しかし、マンガーのこの本はその矛盾のように思える言葉たちの矛盾感を薄める効果があり、個人的にはかなり満足している。
投資の事は多半分書かれていて、半分は人生哲学、働くことの哲学がある印象。どちらも楽しめる内容です。
最後にマンガーの言葉で一番気に入ったのはやはり、読書の重要性です。読書が好きな僕にとって、やはりこれからも自分のできる範囲で学んでいこう!と思えたので感謝です。
しかし、マンガーのこの本はその矛盾のように思える言葉たちの矛盾感を薄める効果があり、個人的にはかなり満足している。
投資の事は多半分書かれていて、半分は人生哲学、働くことの哲学がある印象。どちらも楽しめる内容です。
最後にマンガーの言葉で一番気に入ったのはやはり、読書の重要性です。読書が好きな僕にとって、やはりこれからも自分のできる範囲で学んでいこう!と思えたので感謝です。
2022年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まず初めにマンガーの投資術というタイトルだが半分程度は投資とは直接関係のない人生哲学などについて書かれている(人生全てが投資と言えばそれまでだが)
"マンガーの思考法"の方がまだタイトルとしては相応しいだろう
そしてこの本は本人が自らの投資法や哲学をまとめたものではなくほとんど全てが株主総会での質疑応答やインタビューからの抜粋と著者の補足でありその多くが言い回しの違う同じ内容の重複である
更にその多くはバリュー株投資家にとっては聞き飽きたような常識的な内容でもある
マンガー自身がバフェット同様に一貫性と忍耐力で成功してきたタイプなので、両者ともかなり高齢ということもあり柔軟性や適応力に欠けるような意見も多い
テクノロジーに対して過度に批判的、懐疑的なのが良い例である
もちろん本書にも少なからず学びはある
・待つことの重要性(保有株の値上がりを待つというよりは優良株の買場を待つこと)
・読書、学習をやめない
・正直、誠実である(無知を自覚することも含まむ)
・自分がコントロールできないことに悩まない
・無駄な努力をしない
などであるが、これらも特別に真新しい考え方ではない
少々厳しいレビューになってしまったが、アマゾンの高評価とあのマンガーということで大きく期待していただけにあまりに平凡な内容にガッカリしたのが本音である
"マンガーの思考法"の方がまだタイトルとしては相応しいだろう
そしてこの本は本人が自らの投資法や哲学をまとめたものではなくほとんど全てが株主総会での質疑応答やインタビューからの抜粋と著者の補足でありその多くが言い回しの違う同じ内容の重複である
更にその多くはバリュー株投資家にとっては聞き飽きたような常識的な内容でもある
マンガー自身がバフェット同様に一貫性と忍耐力で成功してきたタイプなので、両者ともかなり高齢ということもあり柔軟性や適応力に欠けるような意見も多い
テクノロジーに対して過度に批判的、懐疑的なのが良い例である
もちろん本書にも少なからず学びはある
・待つことの重要性(保有株の値上がりを待つというよりは優良株の買場を待つこと)
・読書、学習をやめない
・正直、誠実である(無知を自覚することも含まむ)
・自分がコントロールできないことに悩まない
・無駄な努力をしない
などであるが、これらも特別に真新しい考え方ではない
少々厳しいレビューになってしまったが、アマゾンの高評価とあのマンガーということで大きく期待していただけにあまりに平凡な内容にガッカリしたのが本音である