「微分積分」というと、難しいというイメージ。教科書を開けばいくつも公式があって、覚えるのも大変そう。「そもそも私の人生に役立つの?」なんて思っていませんか?微分積分が簡単だと言うつもりはありません。でも、ハダシで逃げ出すような相手でもないんです。公式は暗記じゃなくて自分でつくるうちに身につくもの。本書で微分積分への一歩を踏み出してください。
レビュー
呪文や暗号のような公式。なんの役に立つのかわからないまま、いやいや勉強させられた。微分積分にそんなイメージはありませんか? 本書は微分積分の入門書ですが、教科書どおりにおさらいするわけではありません。微分積分の意味を考え、公式がなにを表したいかを考えることで、この数学領域がなにを表したいかを解説するものです。数式の意味を理解すれば暗記の必要はなく、公式が知識の一部として頭に入っていきます。受験テクニックのように問題をパターンわけせずとも、解法がおのずとひらめいてきます。本書はこうした数学頭をつくるための最初の一歩。著者は「本質を教える」をコンセプトとし、『むずかしい微分積分』で学習塾業界に旋風を巻き起こした、大上丈彦・メダカカレッジ。読めば、数学のおもしろさにどっぷりハマってしまうはず。 --出版社からのコメント
著者について
大上丈彦――Takehiko Ohgami
プログラマ、ディレクター、予備校講師などを経て、現在はメダカカレッジ主宰。
おもな著書は『マンガでわかる微分積分』、『むずかしい微分積分』、『4次元の林檎』(荒地出版社)など。
メダカカレッジ――Medaka-College
「わかりやすい説明ができないのは、そもそも説明者が内容をわかってないからだ」を合言葉に、
2000年に結成された教育集団。教材の企画出版、学校業務のコンサルティングなどを行う。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
石山/たいら
行政書士。メダカカレッジ内で法学を中心にしつつも、学問分野に関係なく、各方面の実務を担当する
大上/丈彦
プログラマ、ディレクター、予備校講師などを経て、現在はメダカカレッジ主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)