と、書いてしまうと、この本の面白さが半減してしまう?
結論は書きませんが、推理小説よりもドキドキしながら読んだ。
漫画「ベルサイユの薔薇」では、シャルルは生きていて
自分の母(アントワネット)すらも忘れて一般庶民として育つ
そんな姿が簡単だが描かれていた。
真実はどうであったか?
国王一家はフランスを脱出しようとして失敗し、捕らわれ、
監禁されることになり、やがて子供たちは親から引き離される。
国王と王妃はギロチンにかけられ、
まだ子供であった皇太子シャルルはしばらくしてから
監禁されている塔の中で病死した。
…でも、最近でもテレビなどの番組で
「私はシャルルの子孫です」と名乗る者が後を絶たない。
シャルルが亡くなったとされて間もなく、私はシャルル本人だと
名乗る者も多かったらしいと本にも詳しく書いてある。
真実そうであればシャルルはどうにかして塔から逃げられたのか?
「塔から逃がした」という夫婦の話も載っており、ハラハラする。
塔から出ることの出来た姉(王女テレーズ)は、
シャルル本人だと名乗る者たちの誰にも会うことなく世を去った。
塔で亡くなったシャルル本人かわからない少年の心臓は
人の手に渡りながら残っており、(その経緯も書いてある)
アントワネットの毛髪も残されていた。
アントワネットの姉妹の毛髪も、母マリア・テレジアが残している。
ここからDNA鑑定が行われることになるのだが…。
心臓の入った小瓶の写真などもあり、途中途中、とばして
最後を読んでしまいたい衝動にかられながら読んだ。
時を経て解明された真実とは?
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