マラソンの歴史、日本人が何故にマラソンが好きなのか、良く調べ上げていています。
是非日本人シリーズを、、。
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マラソンと日本人 (朝日選書) 単行本 – 2014/8/8
武田 薫
(著)
開国後の日本は外国人からさまざまなスポーツを学び、
それらは全国津々浦々に普及した。
なかでも「走る」ことで国際的舞台への参加・活躍を夢見た近代日本は、
やがて世界に例のないかたちの「マラソン大国」となってゆく。
参加者1万人超の規模のフルマラソン大会が多数あるのは日本だけ。
マラソンをテレビ中継するのも、メディアの利権が絡むのも特異だ。
日本初参加のストックホルム・オリンピックで走った金栗四三、
東京オリンピックの銅メダルののち自死した円谷幸吉、
その後の瀬古利彦、中山竹通など、
日本のマラソンを世界に導いたランナーたちは何を想って走ったのか。
いま、日本のマラソンは低迷し、世界のトップ集団から置いていかれる一方で、
国内はマラソンブームに沸き、多くの市民ランナーたちが走っている。
日本人にとってマラソンとは何か。
本書は近代マラソンの歩みを振り返り、時代性、我が国の国際性、スポーツ観を考察する。
【目次】
プロローグ
第1章 走り出した日本人
第2章 金栗四三――学生の大志と箱根駅伝
第3章 孫基禎――「内鮮一体」の表裏
第4章 〈ボストンマラソン〉と戦後復興
第5章 円谷幸吉と東京オリンピック
第6章 祭りのあとの空白――ポスト君原健二
第7章 瀬古利彦の栄光と挫折
第8章 中山竹通のたった独りの反乱
第9章 女子マラソンと夏のメダル
第10章 ケニア参入と日本の内向化
第11章 川内優輝――鈍足のエリートと〈東京マラソン〉
エピローグ
人名索引・事項索引
それらは全国津々浦々に普及した。
なかでも「走る」ことで国際的舞台への参加・活躍を夢見た近代日本は、
やがて世界に例のないかたちの「マラソン大国」となってゆく。
参加者1万人超の規模のフルマラソン大会が多数あるのは日本だけ。
マラソンをテレビ中継するのも、メディアの利権が絡むのも特異だ。
日本初参加のストックホルム・オリンピックで走った金栗四三、
東京オリンピックの銅メダルののち自死した円谷幸吉、
その後の瀬古利彦、中山竹通など、
日本のマラソンを世界に導いたランナーたちは何を想って走ったのか。
いま、日本のマラソンは低迷し、世界のトップ集団から置いていかれる一方で、
国内はマラソンブームに沸き、多くの市民ランナーたちが走っている。
日本人にとってマラソンとは何か。
本書は近代マラソンの歩みを振り返り、時代性、我が国の国際性、スポーツ観を考察する。
【目次】
プロローグ
第1章 走り出した日本人
第2章 金栗四三――学生の大志と箱根駅伝
第3章 孫基禎――「内鮮一体」の表裏
第4章 〈ボストンマラソン〉と戦後復興
第5章 円谷幸吉と東京オリンピック
第6章 祭りのあとの空白――ポスト君原健二
第7章 瀬古利彦の栄光と挫折
第8章 中山竹通のたった独りの反乱
第9章 女子マラソンと夏のメダル
第10章 ケニア参入と日本の内向化
第11章 川内優輝――鈍足のエリートと〈東京マラソン〉
エピローグ
人名索引・事項索引
- 本の長さ344ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2014/8/8
- ISBN-10402263023X
- ISBN-13978-4022630230
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
開国後の日本は外国人からさまざまなスポーツを学び、それらは全国津々浦々に普及した。なかでも「走る」ことで国際的舞台への参加・活躍を夢見た近代日本は、やがて世界に例のないかたちの「マラソン大国」となってゆく。参加者1万人超の規模のフルマラソン大会が毎週ある国は珍しい。マラソンをテレビ中継するのも、メディアの利権が絡むのも特異だ。日本初参加の五輪、ストックホルム大会で走った金栗四三、東京五輪の銅メダルののち自死した円谷幸吉、その後の瀬古利彦、中山竹通など、日本のマラソンを世界に導いたランナーたちは何を想って走ったのか。いま、日本のマラソンは低迷し、世界のトップ集団から置いていかれる一方で、国内では多くの市民ランナーたちが走っている。日本人にとってマラソンとは何か。近代マラソンの歩みを振り返り、我が国の国際性、スポーツ観の変遷をたどる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
武田/薫
1950年宮城県生まれ。スポーツライター。東京外国語大学卒業後、報知新聞記者を経て85年からフリーに。マラソン、テニス、野球などを中心に取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1950年宮城県生まれ。スポーツライター。東京外国語大学卒業後、報知新聞記者を経て85年からフリーに。マラソン、テニス、野球などを中心に取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2014/8/8)
- 発売日 : 2014/8/8
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 344ページ
- ISBN-10 : 402263023X
- ISBN-13 : 978-4022630230
- Amazon 売れ筋ランキング: - 940,827位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 25,656位スポーツ (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
5つ星のうち3.3
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殿堂入りNo1レビュアーベスト10レビュアーVINEメンバー
スポーツライターの武田薫氏による労作だと思っています。丁寧に過去の名選手を追いながら、丹念に取材し、それぞれの人の生き様や思いを文に綴ってもらったおかげで、テレビ画面でみた名選手や逸話しかしらない選手たちの肉声を聴いたように感じました。
章立てで言えば「走り出した日本人」ではマラソン黎明期の日本人たちを紹介していました。
「金栗四三 学生の大志と箱根駅伝」では、ストックホルム、アントワープ、パリと3回のオリンピック代表になった金栗四三の活躍と功績を披露していました。金栗四三の尽力によって生まれた箱根駅伝誕生前夜の日本の状況を知るエピソードもあり、現在のマラソンブームの萌芽が見て取れます。箱根駅伝の最初期のエピソードも興味深い物でした。後に大臣を歴任した河野一郎(東京オリンピック担当大臣にも就任)、謙三(参議院議長、日本陸連会長)兄弟が、早稲田大学で箱根を走った名選手だったのを知りました。駅伝関係者には有名な話かもしれませんが、後に政治家としてテレビで見た体型とマラソンの箱根駅伝のイメージとが結び付かなかったものですから。
「孫基禎 『内鮮一体』の表裏」の「ベルリンの空に日の丸」の項で詳しくその成績が綴られています。金メダルのあと「植民地と宗主国の間の深い海溝に呑み込まれていく」の一文に当時の情勢と心情が込められていました。
「〈ボストンマラソン〉と戦後復興」という戦後の混乱期の日本人の活躍の紹介の後、「円谷幸吉と東京オリンピック」が詳細に書かれています。おりしも、あの東京オリンピックからちょうど50年を経過しました。ニュースや映画で何回も見たゴール直前のトラックで円谷幸吉がイギリスのヒートリー(現在80歳で、円谷幸吉のお兄さんと先日会われたニュースが流れました)に抜かれる瞬間は、当時の日本人の脳裏に刻まれているはずです。その写真は157ページに掲載してありました。その3年後の自殺を知る由もなく日本国民皆が熱狂的に応援したわけですが。
よく知られている遺書が159ページに掲載してありました。「父上様 母上様 幸吉はもうすっかり疲れ切ってしまって走れません 何卒 お許しください」の心情を思うと切なくてやるせない気持ちが胸に広がります。
「祭りのあとの空白 ポスト君原健二」では、君原健二の真面目な性格を物語るエピソードの後、宗茂、猛という双子の名ランナーなどの活躍が記された後に「瀬古利彦の栄光と挫折」が綴られていました。
瀬古利彦こそ「史上最強のランナー」に相応しい実績を残したわけですが、モスクワオリンピックのボイコットにより、非運のランナーになってしまいました。ロサンゼルス・オリンピックでの活躍は適いませんでしたが、その後のロンドンマラソン、シカゴマラソン、そしてボストンマラソンと優勝するわけですから、その桁外れの実力ぶりには今振り返ってみても驚かされます。
「中山竹通のたった独りの反乱」も読ませます。まさしく「異色の存在」でした。長身のランナーが、スタートから飛ばしてぶっちぎりでゴールするというスタイルを、それまでほとんど知らなかったので、中山竹通の存在はマラソン史に刻まれています。その激走をテレビ画面で見ていた聴衆たちの記憶に長く残っているランナーでしょう。
「女子マラソンと夏のメダル」「ケニア参入と日本の内向化」「川内優輝 鈍足のエリートと〈東京マラソン〉」という興味深い章が続きます。
日本の長距離走やマラソン史のような雰囲気も漂いますし、文章も読みやすく随所に写真も挿入されていますので、陸上関係者以外の方にも是非手に取ってほしい書籍だと評価しています。
章立てで言えば「走り出した日本人」ではマラソン黎明期の日本人たちを紹介していました。
「金栗四三 学生の大志と箱根駅伝」では、ストックホルム、アントワープ、パリと3回のオリンピック代表になった金栗四三の活躍と功績を披露していました。金栗四三の尽力によって生まれた箱根駅伝誕生前夜の日本の状況を知るエピソードもあり、現在のマラソンブームの萌芽が見て取れます。箱根駅伝の最初期のエピソードも興味深い物でした。後に大臣を歴任した河野一郎(東京オリンピック担当大臣にも就任)、謙三(参議院議長、日本陸連会長)兄弟が、早稲田大学で箱根を走った名選手だったのを知りました。駅伝関係者には有名な話かもしれませんが、後に政治家としてテレビで見た体型とマラソンの箱根駅伝のイメージとが結び付かなかったものですから。
「孫基禎 『内鮮一体』の表裏」の「ベルリンの空に日の丸」の項で詳しくその成績が綴られています。金メダルのあと「植民地と宗主国の間の深い海溝に呑み込まれていく」の一文に当時の情勢と心情が込められていました。
「〈ボストンマラソン〉と戦後復興」という戦後の混乱期の日本人の活躍の紹介の後、「円谷幸吉と東京オリンピック」が詳細に書かれています。おりしも、あの東京オリンピックからちょうど50年を経過しました。ニュースや映画で何回も見たゴール直前のトラックで円谷幸吉がイギリスのヒートリー(現在80歳で、円谷幸吉のお兄さんと先日会われたニュースが流れました)に抜かれる瞬間は、当時の日本人の脳裏に刻まれているはずです。その写真は157ページに掲載してありました。その3年後の自殺を知る由もなく日本国民皆が熱狂的に応援したわけですが。
よく知られている遺書が159ページに掲載してありました。「父上様 母上様 幸吉はもうすっかり疲れ切ってしまって走れません 何卒 お許しください」の心情を思うと切なくてやるせない気持ちが胸に広がります。
「祭りのあとの空白 ポスト君原健二」では、君原健二の真面目な性格を物語るエピソードの後、宗茂、猛という双子の名ランナーなどの活躍が記された後に「瀬古利彦の栄光と挫折」が綴られていました。
瀬古利彦こそ「史上最強のランナー」に相応しい実績を残したわけですが、モスクワオリンピックのボイコットにより、非運のランナーになってしまいました。ロサンゼルス・オリンピックでの活躍は適いませんでしたが、その後のロンドンマラソン、シカゴマラソン、そしてボストンマラソンと優勝するわけですから、その桁外れの実力ぶりには今振り返ってみても驚かされます。
「中山竹通のたった独りの反乱」も読ませます。まさしく「異色の存在」でした。長身のランナーが、スタートから飛ばしてぶっちぎりでゴールするというスタイルを、それまでほとんど知らなかったので、中山竹通の存在はマラソン史に刻まれています。その激走をテレビ画面で見ていた聴衆たちの記憶に長く残っているランナーでしょう。
「女子マラソンと夏のメダル」「ケニア参入と日本の内向化」「川内優輝 鈍足のエリートと〈東京マラソン〉」という興味深い章が続きます。
日本の長距離走やマラソン史のような雰囲気も漂いますし、文章も読みやすく随所に写真も挿入されていますので、陸上関係者以外の方にも是非手に取ってほしい書籍だと評価しています。