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マネー・ショート華麗なる大逆転 (字幕版)

 (519)7.82時間10分2015G
実話に基づき、4人のアウトサイダーを描いた物語。大手銀行、メディア、政府が否定した世界経済の破綻を予見した男たちによる大胆な投資は、銀行のいかがわしい闇を浮かび上がらせた。そこには人間も物も、何もかも信じられない世界があった。
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詳細

出演
ブラッド ピット
プロデューサー
ブラッド ピットデデ ガードナージェレミー クライナアーノン ミルチャンルイーズ ロズナー=マイヤーケヴィン メシック
提供
Paramount Pictures
レーティング
G(年齢制限なし)
購入権
すぐにストリーミング再生 詳細
フォーマット
Prime Video(オンラインビデオをストリーミング再生)
デバイス
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レビュー

5つ星のうち4.1

519件のグローバルレーティング

  1. 50%のレビュー結果:星5つ
  2. 26%のレビュー結果:星4つ
  3. 15%のレビュー結果:星3つ
  4. 4%のレビュー結果:星2つ
  5. 4%のレビュー結果:星1つ

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Samurai2021/01/09に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中
この映画の意味が良く分からない人へ
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☆やさしく解説☆
【時代背景】
2006年頃、アメリカでは不動産バブルが発生していた。金融機関は貧乏人にまで住宅ローンを組み、手数料で大もうけしていた。貧乏人が家を買えばいつか借金を返せなくなるはずだが、当時は家を売れば買った時より高値で売れるので平気だった。

そして金融機関は、貧乏人に貸したローンが返済不能になった時に備えて、ローンの保険を用意していた(CDSという)。いざローンが焦げ付いても、CDSを買っていれば焦げ付いた分が補償される。しかし当時の金融機関は、「バブルはいつまでも続く」と考えていたので、焦げ付きリスクが過小評価されていた。

リスク評価が低かったので、CDSは1/200という破格の安さで売られていた。
これはつまり、5千円のCDS(保険)を掛けておけば、ローンが焦げ付いたら100万円(掛け金の200倍)が補償されるということである。

【バブル崩壊を確信したトレーダーたち】
いつまでも続くかのように思われた住宅バブルだが、「このバブルは間もなく終わる」と予見したトレーダー達がいた。それがこの映画の主人公である。彼らは、いつかバブルが崩壊した時に大もうけできるよう、安値のCDSを大量に買った。もくろみが正しければ、価値はいずれ200倍になるはずである。

そして2008年、予見通り住宅バブルは崩壊する。いや、住宅バブルの崩壊どころか、世界中の金融がマヒする事態に陥ってしまった。いわゆるリーマンショックである。
これにより主人公達は、1千億円を超えるカネを手に入れる。これがこの映画の大まかなストーリーである。

ちなみにこの映画には出てこないが、同じ手法で一番稼いだのはジョンポールソンというトレーダーである。もともと彼の事務所は小さな運用会社にすぎなかったが、バブル崩壊により1兆5千億円ものカネを稼いだ。

なお、この映画に出てくる金融商品のカラクリなどは、「リーマンブラザーズ最後の4日間」のレビューに投稿したので、興味ある人はそちらも読んでほしい。

【なぜ世界が崩壊したか】
ところで、アメリカの住宅バブルが終わっただけで、なぜ世界の金融が壊滅するほどの事態になったのか不思議に思った人も多いのではないだろうか。その点を少し解説する。

当時のアメリカの住宅ローン証券の発行額は、だいたい100兆円程度であった。この程度なら(十分多額だが)、あれほどの混乱には至らなかったであろう。しかしCDSの発行額は6千兆円という途方もない額に達しており、世界のGDPの総額に匹敵するレベルになっていた。

余りに額が巨大すぎて、これが崩壊したら何が起こるのか、誰も(政府でさえも)正確に説明することができなかった。その不安がパニックの連鎖となり、世界の金融はほぼ一瞬で壊滅した。

当時の金融機関は、人からカネを借りて運用することで多額の利益を上げていたのに、その投資対象が金融不安によって一気にマイナスになった。すると借りた金を返すことができなくなり、あっという間に資金不足に陥る。一つの金融機関が倒産するとさらなる株安を招き、運用のマイナスはますます広がる。そして次の金融機関も破綻する・・こうした連鎖で、世界経済は破たんした。

これが、リーマンショックで起きたことの概要である。

ところで現在、コロナによる経済危機が広がっており、その影響はリーマンの数倍とも言われている。にもかかわらず、日本の株式は30年ぶりの株高を演出している。リーマンショック前のバブルと重ね合わせて見てしまうのは、勘ぐり過ぎだろうか。。
648人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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Amazonカスタマー2016/07/30に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中
細部まで練りに練られた快作!
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細部まで練られていて何度観ても本当に興味深いです。

が、正直ガイド的な補完があった方が事前でも事後でも楽しめると感じました。よって勝手ながら簡単な場面索引を記したいと思います。(私自身の字幕版でのレビューを引用しました。)

■2005年3月の表示
・モーゲージ債の中身を調査、その結果デフォルトしそうな銘柄の債券に保険をかける(=CDSを買う)ことを思いつく。

※マーゴット・ロビー登場
・サブプライムローン:低所得者向けの金利が高いローン(でも最初2年のお得期間あり)
・モーゲージ債(MBS/不動産担保証券):住宅ローンを束にした債券。最終的にローンを受取るのは(ローン会社を経由して)、投資銀行含む投資機関や投資家。

・CDS購入提案
→CDS(クレジット・デフォルト・スワップ):債券の保険商品。当該債券を所有していなくても(引受手が了承すれば)購入できる。

・「フロントポイント・パートナーズ」へのプレゼンテ―ション

※アンソニー・ボーディン登場
・CDO(債務担保証券):債券を束にしたパッケージ商品。各銀行は、格付けが低く売れ残ったBBB(トリプルB)以下のMBSをパッケージ(CDO完成)、これを格付け会社にAAA(トリプルA)と判定させた。

・マイアミでの実地調査(不動産屋→ローン会社社員→ダンサーなど)
→男性「オレは家賃払ってるぞ。家主はローンを払ってないのか?」

■2006年5月の表示
・チャーリー&ジェイミーがベンに連絡
→「CDOはモーゲージ債(MBS)の100倍ヤバい!」

■2007年1月11日の表示
・住宅ローンの債務不履行が表面化し始めるが、(それで構成された)モーゲージ債やCDOの価値は下がらない(=CDS:保険の価値が上がらない)。
→格付け機関(S&P)へ

・米国証券化フォーラム
→アジア系の男性「5000万ドル分の住宅ローンがあれば、10億ドルの合成CDOが作れる」「売ったあとのことは知らない」(「Nobu」にて)

※リチャード・セイラー&セリーナ・ゴメス登場
・合成CDO:任意の債券群を「参照して」価値変動するCDOのコピー商品。

参照する債券が正常:ショート側が定期的に保険料(CDS)を支払い、それをロング側が利息として受け取る
・ショート側 → 銀行(合成CDO作成者) → ロング側

参照する債券がデフォルト:ロング側の元本が、ショート側に支払われる
・ショート側 ← 銀行(合成CDO作成者) × ロング側

------ここからは流れで観れると思います。------

■2007年4月2日の表示
・ニュー・センチュリー・フィナンシャル社(ローン会社)破綻のニュース

■2007年7月27日の表示(背景)
・ジャレドとマークの電話のシーン

■2007年3月14日の表示
・ベアー・スターンズを支持するミラーとマークの討論会

■2008年9月15日
・リーマン・ブラザーズ破たん

[補完の補完]
・アラン・グリーンスパン:前連邦準備制度理事会議長
→中央銀行総裁にあたる。在任中の規制緩和が危機を招いたと批判されている。

・ローレンス:サイオン・キャピタルへの出資者

・キャシー:フロントポイントの親会社モルガン・スタンレー所属
→実はモルガン・スタンレーもトリプルBのMBSに対するショート戦略(CDS購入)をとっていた。が、ダブルAのCDOは(中身は前者と同じなのに!)大丈夫だろうと考え、こちらは逆にCDSを売っておりこれが大ダメージとなった。

・ジャレド:ドイツ銀行トレーダー(ドイツ銀行は日銀のような中央銀行ではなく、民間の金融機関)
→CDOを売る立場でありながら、CDSをストックしている。が、持ち続けるのは当然保険料がかかるため一部を売り払う必要があった(ジムのシーン)。

・最終的には引受け手自体の破たんを恐れ、それぞれCDS(保険料を受取る権利)自体を売っている。

個人的には冒頭に書いた通りかなり濃密で、セリフ一言取っても全く無駄なく作られていると感じました。
出来れば原作を読むか、お時間があれば何度か観ていただくことをオススメいたします。
242人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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力蔵2021/01/07に日本でレビュー済み
4.0/星5つ中
異端者たち
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リーマンショックを扱った実話作品は多い。
この「マネー・ショート華麗なる大逆転」の他にも『リーマンショック~最後の4日間』『マージン・コール』『カンパニー・メン』、異色なところではマイケルムーア監督の突撃系『キャピタリズム〜マネーは踊る〜』などがある。
他にもこのリーマン不況に関連する作品を挙げたらきりが無いほどだ。記憶が曖昧だがベン・アフレック主演の『カンパニー・メン』はどちらかと言えば関連作品だったかもしれない。

僕が観た感想で順位をつけるとすれば以下の通り。
1位 『マージン・コール』
2位 『マネー・ショート華麗なる大逆転』 
3位 『リーマンショック最後の4日間』
4位 『カンパニー・メン』
5位 『キャピタリズム〜マネーは踊る〜』
-------------------------------

「リーマンショック」はそれほど多くの人々の家も土地も金も職も命も奪ったアメリカ発の金融スキャンダルだった。
いまだにその不況のせいで苦しんでいる人達がいるのに対して、傾けば公的資金を投入されるのがわかっていた大手の銀行や証券会社の上層部には何の罪の意識もなく、個人資産が差し押さえられることもなく今もなお高級ワインを毎晩飲んでいる。作品を観る限り一様に本当に胸糞の悪い連中だ。
この作品で知ったがこの金融破綻で手錠をかけられた人間はたった1人らしい。

この作品はストーリーの途中に登場人物からカメラ目線でサブプライムローンや債務担保証券やCDSについてある程度の解説をしてくれている。そのあたりが親切でコミカルに描かれているのが気に入った。この手法は「リーマンショック最後の4日間」でも同様だった。

この作品でいちばん特徴的だったのは金融破綻を予測した異端者の存在でその実在する数少ない人間たちにスポットを当てている点だった。
そこにはブラッド・ピットも実在のベン・ホケット役で自然菜食主義者として出演している。
「この野菜は全部オーガニックだ モンサントの種なんかじゃないぞ 自然の種を使うんだ」
という聞き逃しそうなセリフに気付いた人はいるだろうか。
さり気なく『モンサント』を批判している。ベトナム戦争で大量に使われた「枯葉剤」で大儲けし遺伝子組み換え(GM)食品やGM種子を今もなお世界中にばら撒く多国籍バイオ企業だ。
こういうセリフ上の演出も心憎く面白い。

もっとたくさんの隠された仕掛けがありそうだ。
もう一回観ればもっと発見できるかも知れない
37人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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新宿22017/09/13に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中
破たんを予測し ぼろもうけ をした側のストーリー
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観る前に 以下のHPなどで 金融用語を調べておくのがよい。

 http://www.goodbyebluethursday.com/entry/moneyshort

字幕では CDO CDS MBS 空売り などが そのまま 出てくるので
それらの意味がわからないと 登場人物たちが 何をしているのかが よく わからない。

破たんの兆候は、よく見れば いろいろあったが、多くの関係者は それらに盲目であり、
その兆候に気づいた者を なんて馬鹿なんだと嘲笑する。
マネーゲームに 狂奔するもの、その犠牲者たち。

金融工学を駆使して作り出される金融商品だが
ごみのような債権をまぎれこませて 見えなくしてしまう。
 これは シェフが登場して 腐りそうな魚を 新品の料理にしてしまう手法にたとえて説明する。

さらに この映画の興味深いのは
 登場人物が シェイクスピア劇のように 視聴者に向かって語りかけるシーンが何回かでてくるところ。
 その語りかけに導かれて
  風呂に入っている女性や レストランのシェフが 金融用語を説明する
  場面に 画像が 適宜 切り替わる。

また、ちょうどよいテンポで 話しが 切り替わり 4つの人物のグループの動きが進んでいく。

 関ヶ原 をみたばかりだが、 その 映画手法、カメラワークに新鮮味のないことに 唖然とした。
 あまり評判がよくないのも うなづける。黒沢時代と 変わらない映像。

それに対して この映画は 画像処理、話の展開の面でも 新しさが 際立つ。
 NETFLIXなどで見られるTVドラマなどの 新しさにも 共通するもの あり。
57人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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tanaka2017/10/22に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中
為になるし、面白い
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MBSとは何か?サブプライムローンとは何か?なぜ金融危機は起きたのか?なぜ誰も気づかなかったのか?
誰もが疑問に思ったことに対し、当事者がストーリーで語るという、近年見た映画の中でおススメできる映画です。リーマンショックの前後に、ウォール街で何が起こっていたか?が良く判ります。

バブルとはバブルが弾けてから初めてバブルと判ると言いますが、見抜いている人は見抜いているものです。とは言え、見抜けたから利益化できるか?と言われればそう簡単ではなく、逆張りの苦難のトレードの中で主人公たちがもがく心理描写も秀逸です。(トレードしたことが無ければ感情移入は難しいかも知れませんが)。

ドキュメンタリー映画ですがミュージック映画のような仕上がりになっており、専門的な内容ながらくどい内容では無いです。吹き替え版が良いという人もいるようですが、クセのある登場人物が多いこともあり個人的には絶対に字幕版が良いと思います。
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Kindleのお客様2018/03/04に日本でレビュー済み
3.0/星5つ中
破綻が始まってからのショートでも間に合った!
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レビュアーの私:
原作を既に読んでいます
世紀の空売り―世界経済の破綻に賭けた男たち

これから観る人へ:
複数の主人公が崩壊に賭けた話を、時系列に沿って主人公毎のシーンが飛んでいく構成です。
主人公同士はほとんど絡みません。
原作を読んでないとなかなか理解に苦しむように思います。

所感:
デフォルトが始まってもまだMBSの価格は維持されていた。
早めに投資していた主人公達は窮地に陥ります。
あと半年崩壊が伸びていたら、主人公達が負けていたかも。
そのタイミングで投資しても間に合ったというところが今後に最も役立ちそうです。
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Amazonカスタマー2016/07/08に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中
予備知識がないなら吹き替えが断然オススメ!
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原作である「世紀の空売り」を読んでいないなら迷わず吹き替えにしましょう。率直に言っていきなりの字幕版は(この破綻劇の予備意識が無い場合は)無謀。概要の理解という点でも関連書籍を読んでおくと面白さが違います。私は何とか分かりやすくこの一大破綻劇を説明しようとしている点で、この映画を最大限に評価します。二回見れば理解度が増しますので、お時間があればぜひ!

興味を持った方はより辛辣なドキュメンタリー映画「インサイド・ジョブ」、書籍「強欲の帝国」もぜひどうぞ。(破綻を分かっていながら狙い撃ちで空売りしたのであれば、それは犯罪に近いのではないかという問いかけになっています。)

私の理解ですが、関連ワードを追記しました。(概略になっていたり、細部に説明不足があるかと思いますがご容赦ください。)

■サブプライムローン
低所得者向けの住宅ローン。最初の2年は楽な支払い、3年目から高利に変動するようなタイプが多い。

■MBS(不動産担保証券)
(サブプライムローン含む)住宅ローン債権を証券化した債券。住宅ローンを受け取る権利は、借り手→ローン会社→投資銀行(証券化)→投資銀行含む投資機関や投資家、という流れで移行しています。

■CDO(債務担保証券)
本来は様々な種類、例えば国債、社債、自動車ローンなどの債券を束にしたパッケージ商品。各銀行は、格付けが低く売れ残ったBBB(トリプルB)以下のMBSをパッケージ(CDO完成)、これを格付け会社にAAA(トリプルA)と判定させ、投資家たちに売りつけました。

■CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)
債券の保険商品。
・当該債券を所有していなくても購入できる
・比較的少額で済む場合もあるが、掛け捨て
なのがポイント。「隣家の車は欠陥があるという噂を聞くし、ご主人は運転が荒い…よし(私を受取人として)車に保険をかけておこう!」
というのはアウトですが、債券の世界ではルール上OKな行為となります。

■合成CDO
任意の債券群を「参照して」価値変動するCDOのコピー商品。「賭けの場」が役割となるため、実態はありません。(中身は実質CDSです。)

①参照する債券が正常:ショート側が定期的に保険料(CDS)を支払い、ロング側が利息として受け取ります。
・ショート側 → 銀行(合成CDO作成者) → ロング側

②参照する債券がデフォルトした!:銀行が預かっているロング側の元本が、ショート側に支払われます。
・ショート側 ← 銀行(合成CDO作成者) × ロング側

「ショート側を見つけ、(わざと劣悪債券を参照する)合成CDOを作り、トリプルAと判定させ、ロング側に売りつける」というのが各銀行が行った(そして批判されている)行為です。

さて実際にはドイツ銀行も、ゴールドマン・サックスもAIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)からCDSを購入していました。AIGは多額のCDSを引き受けてしまっていたため、デフォルト時の支払い分を用立てできず破産寸前に追い込まれます。政府は止む無くAIGに税金を投入、そのうち140億ドルはゴールドマンへの支払いに充てられました…。

※税金を使ったAIGからゴールドマンへの支払いは、184ではなく140億ドルでした。申し訳ございません。
142人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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nataraja2019/12/13に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中
金融危機をスリリングな展開で表現
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2007-2008年に起こった金融危機=リーマンショックを、逆張りにかけた人物たちの物語。これは実話を元にしているとのことだが、「事実は小説より奇なり」を地で行く展開。
「逆張り」とは、流れの逆を行く投資戦略で、大多数の投資家が大惨事にあっている中で、この投資戦略を実行したものが最後に大成功をした事実を描いている。しかし、この映画が描く大成功の後味は必ずしも良いものではない。
「金融工学」に長けた理数系のエリートたちが作成したCDO/CDS等の金融派生商品が膨れ上がり、利益至上主義でモラルを喪失した金融界とそのシステムが、バブルの頂点で崩壊していく様を横軸に、その出来事をめぐる人間模様を縦軸としてスリリングな展開で描いている。不動産、株、金融派生商品が青天井の様相でバブル化し、最後に崩壊していく様は、約10年前に発生した日本のバブル崩壊と瓜二つ。低金利を背景に無節操な放縦融資とその結果のバブル化―そして大暴落につながる様は、歴史は繰り返す、を思い起こさせる。
 この金融危機に関する背景知識や金融商品への予備知識があればよりこの映画を楽しめると思うが、それがなかったとしても、テンポの良さと登場人物たちの心理描写やストーリー展開が楽しめると思う。
秀作!
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