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マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則 単行本 – 2001/12/14
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- ISBN-104478410232
- ISBN-13978-4478410233
- 版エッセンシャル
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2001/12/14
- 言語日本語
- 本の長さ302ページ
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商品の説明
著者からのコメント
私の大部の著作『マネジメント――課題・責任・実践』からもっとも重要な部分を抜粋した本書は、今日の日本にとって特に重要な意味を持つ。日本では企業も政府機関も、構造、機能、戦略に関して転換期にある。そのような転換期にあって重要なことは、変わらざるもの、すなわち基本と原則を確認することである。そして本書が論じているもの、主題としているもの、目的としているものが、それら変わらざるものである。
事実、私のマネジメントについての集大成たる『マネジメント』は、一九五〇年代、六〇年代という前回の転換期における経験から生まれた。まさにその時期に、二〇世紀のアメリカ、ヨーロッパ、日本の経済、社会、企業、マネジメントが形成された。日本を戦後の廃墟から世界第二位の経済大国に仕上げたいわゆる日本型経営が形成されたのもこの時期だった。
私のマネジメントとの関わりは、第二次大戦中、当時の最大最強の自動車メーカーGMでの調査に始まり、アメリカの大手鉄道会社と病院チェーンへのコンサルティング、カナダの政府機関再編への協力、日本の政府機関、企業への助言と進んでいった。
それらの経験が私に教えたものは、第一に、マネジメントには基本とすべきもの、原則とすべきものがあるということだった。
第二に、しかし、それらの基本と原則は、それぞれの企業、政府機関、NPOのおかれた国、文化、状況に応じて適用していかなければならないということだった。英語文化と仏語文化の共存が大問題であるカナダの政府機関再編での経験は、日本の自治体の再編、国との関係の再構築についての助言という私の次の仕事には役に立たなかった。同じように、歴史のあるアメリカのグローバル企業の組織構造は、たとえ同じ産業にあっても、創業間もない日本のベンチャー企業の組織の参考にはならなかった。
そして第三に、もう一つの、しかもきわめて重要な「しかし」があった。それは、いかに余儀なく見えようとも、またいかに風潮になっていようとも、基本と原則に反するものは、例外なく時を経ず破綻するという事実だった。基本と原則は、状況に応じて適用すべきものではあっても、断じて破棄してはならないものである。
ところが私は、当時、経験豊かな成功している経営者さえ、それらの基本と原則を十分把握していないことに気がついた。そこで私は、数年をかけて、マネジメントの課題と責任と実践にかかわる基本と原則を総合的に明らかにすることにした。
実はその二〇年前、すでに私は、企業や政府機関のコンサルタントとしての経験と、二つの大学で役員を務めた経験から、同じ問題意識のもとにこの問題に取り組んでいた。その成果が、三〇カ国語以上に翻訳されて世界中で読まれ、今日も読まれ続けている『現代の経営』だった。それは全書というよりも入門書だった。
しかし『マネジメント』は、初めからマネジメントについての総合書としてまとめた。事実それは、マネジメントに関わりをもち、あるいはマネジメントに関心をもつあらゆる人たち、すなわち第一線の経営者から初心者に至るあらゆる人たちを対象にしていた。
その前提とする考えは、マネジメントはいまや先進社会のすべて、すなわち組織社会となった先進社会のすべてにとって、欠くことのできない決定的機関になったというものである。さらには、あらゆる国において、社会と経済の健全さはマネジメントの健全さによって左右されるというものである。そもそも国として、発展途上国なる国は存在せず、存在するのはマネジメントが発展途上段階にある国だけであるということに私が気がついたのは、ずいぶん前のことだった。
『マネジメント』が世に出た後も、無数の経営書が出た。勉強になる重要なものも少なくない。しかしそれらのうちもっともオリジナルなものでさえ、扱っているテーマはすでに『マネジメント』が明らかにしていたものである。事実、この三〇年に経済と企業が直面した課題と問題、発展させた政策と経営のほとんどは、『マネジメント』が最初に提起し論じていた。
『マネジメント』は、世界で最初の、かつ今日に至るも唯一のマネジメントについての総合書である。しかも私が望んだように読まれている。第一線の経営者が問題に直面したときの参考書としてであり、第一線の専門家、科学者が組織とマネジメントを知る上での教科書としてであり、ばりばりのマネジャー、若手の社員、新入社員、学生の入門書としてである。うれしいことには、企業、組織、マネジメントに直接の関わりをもたない大勢の人たちが、今日の社会と経済を知るために『マネジメント』を読んでくれている。
マネジメントの課題、責任、実践に関して本書に出てくる例示は、当然のことながら、本書初版刊行時のものである。しかし読者におかれては、気にする必要はまったくない。それらの実例は、基本と原則を示すためのものであり、すでに述べたように、それらのものは変わらざるもの、変わりえないものだからである。
したがって読者におかれては、自らの国、経済、産業、事業が今直面する課題は何か、問題は何か、行うべき意志決定は何か、そしてそれらの課題、問題、意志決定に適用すべき基本と原則は何かを徹底して考えていっていただきたい。さらには、一人の読者、経営者、社員として、あるいは一人の知識労働者、専門家、新入社員、学生として、自らの前にある機会と挑戦は何か、自らの拠り所、指針とすべき基本と原則は何かを考えていただきたい。
世界中の先進社会が転換期にあるなかで、日本ほど大きな転換を迫られている国はない。日本が五〇年代、六〇年代に発展させたシステムは、他のいかなる国のものよりも大きな成果を上げた。そしてまさにそのゆえに、今日そのシステムが危機に瀕している。すでに周知のように、それらの多くは放棄して新たなものを採用しなければならない。あるいは徹底的な検討のもとに再設計しなければならない。今日の経済的、社会的な行き詰まりが要求しているものがこれである。
二一世紀の日本が、私と本書に多くのものを教えてくれた四〇年前、五〇年前の、あの革新的で創造的な勇気あるリーダーたち、とくに経済のリーダーたちに匹敵する人たちを輩出することを祈ってやまない。そしてこの新たな旗手たちが、今日の日本が必要としているシステムと戦略と行動、すなわち、その構造と文化においてあくまでも日本のものであって、しかも新しい世界の現実、新しい働く人たち、新しい経済、新しい技術に相応しいシステムと戦略と行動を生み出し生かすうえで、本書がお役に立てることを望みたい。
本書がこの偉業に貢献できるならば、これに勝る喜びはない。それは私にとって、私自身と、体系としてのマネジメントそのものが、これまで日本と、日本の友人、日本のクライアントから与えられてきたものに対するささやかな返礼にすぎない。
……
二〇〇一年一一月
カリフォルニア州クレアモントにて
ピーター・F・ドラッカー
内容(「BOOK」データベースより)
内容(「MARC」データベースより)
著者について
主な著書に、『現代の経営』『経営者の条件』『断絶の時代』『マネジメント』『イノベーションと起業家精神』『新しい現実』『ポスト資本主義社会』『明日を支配するもの』など多数ある。2000年刊行の「はじめて読むドラッカー」三部作、『プロフェッショナルの条件』『チェンジ・リーダーの条件』『イノベーターの条件』が世界中で大反響を呼ぶ。<P> 上田惇生(うえだ・あつお)<P> 1961年サウスジョージア大学経営学科、64年慶応義塾大学経済学部卒業後、経団連事務局入局。同国際経済部次長、広報部長、(財)経済広報センター常務理事を経て、現在、ものつくり大学技能工芸学部教授、学校法人国際技能工芸機構評議員。「はじめて読むドラッカー」三部作の編集・翻訳ほかドラッカー著作のほとんどを翻訳。ドラッカー自身から最も親しい友人、日本での分身と言われる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ビジネス界にもっとも影響力をもつ思想家として知られる。東西冷戦の終結、転換期の到来、社会の高齢化をいちはやく知らせるとともに、「分権化」「目標管理」「経営戦略」「民営化」「顧客第一」「情報化」「知識労働者」「ABC会計」「ベンチマーキング」「コアコンビタンス」など、おもなマネジメントの理念と手法を考察し、発展させてきた。1909年、ウィーンに生まれる。フランクフルト大学卒。現在、米国クレアモント大学院大学教授
上田/惇生
1961年サウスジョージア大学経営学科、64年慶応義塾大学経済学部卒業後、経団連事務局入局。同国際経済部次長、広報部長、(財)経済広報センター常務理事を経て、現在、ものつくり大学教授、学校法人国際技能工芸機構評議員。「はじめて読むドラッカー」三部作の編集・翻訳ほかドラッカー著作のほとんどを翻訳。ドラッカー自身からもっとも親しい友人、日本での分身といわれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社; エッセンシャル版 (2001/12/14)
- 発売日 : 2001/12/14
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 302ページ
- ISBN-10 : 4478410232
- ISBN-13 : 978-4478410233
- Amazon 売れ筋ランキング: - 671位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 3位その他の経営理論関連書籍
- - 3位プロジェクトマネジメント (本)
- - 11位マネジメント・人材管理
- カスタマーレビュー:
著者について

ピーター・F・ドラッカー
Peter F. Drucker
1909年11月19日-2005年11月11日
1909年、オーストリア・ウィーン生まれ。フランクフルト大学卒業後、経済記者、論説委員をつとめる。1933年ナチス・ドイツの不興を買うことを承知の論文を発表して、ロンドンへ移住。マーチャントバンクでアナリストをつとめた後、37年渡米。ニューヨーク大学教授などを経て、71年、ロサンゼルス近郊のクレアモント大学院大学教授に就任、以降この地で執筆と教育、コンサルティング活動を続けた。
ファシズムの起源を分析して、イギリスの後の宰相ウィンストン・チャーチルの絶賛をうけた処女作『「経済人」の終わり』、GMのマネジメントを研究した『企業とは何か』をはじめ、40冊近い膨大な著作群は、「ドラッカー山脈」とも呼ばれる。
ドラッカー教授の専門領域は、政治、行政、経済、経営、歴史、哲学、心理、文学、美術、教育、自己実現など多方面にわたっており、さまざまな分野に多大な影響を及ぼした。
東西冷戦の終結、高齢化社会の到来、知識社会への転換といった社会の根源的な変化をいち早く示した現代社会最高の哲人であるとともに、マネジメントの体系を確立し、「分権化」「自己目標管理」「民営化」「ベンチマーキング」「コアコンピタンス」などマネジメントスキルのほとんどを生み出したマネジメントの父である。
GEのジャック・ウェルチ、P&Gのアラン・ラフリーなど、ドラッカー教授を師と仰ぐ世界的経営者は多い。『エクセレント・カンパニー』のトム・ピータース、『ビジョナリー・カンパニー』のジム・コリンズといった著名な著述家たちも、ドラッカー教授の薫陶を受けている。
親日家としても知られる。1934年、ロンドンの街角で雨宿りに偶然入った画廊で目にした日本画の虜となり、室町水墨画などのコレクションを有する。
2005年、あと8日で96歳の誕生日を迎えるという日に永眠。「20世紀の知的巨人」「マネジメントの父」など、ドラッカー教授を称する言葉はたくさんあるが、本人は自らを社会生態学者と規定した。
生涯を通じた最大の関心事は「社会的存在としての人間の自由と平等」であり、そのために社会、組織、企業はどうあるべきか、一人ひとりの人間は何をなすべきかを問い続けた。その思想は、モダン(近代合理主義)を超えて、21世紀を支配するポストモダンの旗手である。
カスタマーレビュー

上位レビュー、対象国: 日本
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「フローの情報」とは流れ去る情報のことで、いわば「タイムライン」のようなイメージだ。一方で「ストックの情報」とは、思考を巡らすことで「自分ならでは知恵」に発展可能な情報を指す。
「フローの情報」の価値は「新しいこと」だが「ストックの情報」の価値は「時代を越えて変わらない本質・原理」が潜んでいることだ。
そして自分の中に「変わらない本質・原理」が蓄積されていけば、いざというときに様々な要素を「変わらない本質・原理」に当てはめてみることで、質の高い解が素早く導き出せるようになる。これが「本質」や「原理」の効果だ。
本書は、経営学の神様といわれるピーター・F・ドラッカー が「マネジメントの本質・原理」を体系化した過去の著作のエッセンス版であり、本書を読めば一通り「ドラッカー」が理解できるはずだ。
約60年前の記述が今なお人気のベストセラーで在り続けているのは、時代を越えても変わらない重要な本質・原理が描かれているからだろう。
テクニックは、決して本質や原理を越えることはない。もしマネジメントに携わるなら、その「本質」や「原理」を理解する上で、読んでおきたい一冊だ。
最初から本書にあたっていたら果たして十分にドラッガーの言いたいことを理解できただろうか、との印象を持ちました。本書がエッセンシャル版のためなのか、一読しただけではどこかしっくりこない部分もあり、再読を要する本なのでしょう。
やはり「もしドラ」のようの小説形式で書かれているとスイスイと読み進めていく過程で自然とドラッガーの考え方が理解できる印象がありますが、本書のように、箇条書き的な内容だと少しイメージしづらいところもあります。
企業以外の組織においてこそ、よりマネジメントが求められる現代。
組織を通じて働き、組織に生活の資を依存し、組織に機会を求める。自己実現とともに、社会における位置づけと役割を求める我々。
顧客を創造するとの目的をもつ企業。
そんな企業で働き甲斐を与えるには仕事そのものに責任を持たせなければならない。
そのためには生産的な仕事、成果に対するフィードバック情報、継続学習が不可欠であるという。
そして組織は人の強みを生産に結び付け、人の弱みを中和しなければならない。
なぜなら、組織とは一人ひとりの人間に対して、何らかの貢献を行わせ、自己実現させるための手段であるから。
マネジメントの役割は成果を上げることである。これこそ実際に取り組んでみれば明らかなように、もっとも難しく、もっとも重要な仕事である。
ps 初めてドラッカーの本を読もうと思われている方には、-経営者の条件-をお勧めします。その後に本書に向かわれるのもいいかもしれません。
その後、組織内で「マネジメント」と呼ばれる役職を重ねてからKindle版で再読して目からウロコ。この10余年に多くの本を読んだが、これほどマネジメントの在り方やマネージャーの役割の心理が詰まった本を他に知らない。もし手元に無くて絶版だったら10万円以上払ってでも必ず入手すると思う。
デジタルツールの台頭、ワークライフバランス、人生100年時代といった時代の波が寄せる今においても、色あせないばかりか、その普遍性はますます際立つばかり。
興味深く、また至極分かり易い。さすがに56年前の著作なので経済界の外的な状況等の情報が古いところはやむを得ないが、組織内部のダイナミクス、マネジメントがいかなものかを考えだすにあたって素晴らしい出来栄えではないかと門外漢の私でも思わされる。以下は自分の覚え書きも含め、興味深かった箇所などの拾い書き。(文章は多少変えています)
・企業の目的は社内にはなく、あくまで外部の顧客の欲求から掘り起こすものである。
・不確実な未来に対して、「リスクを取って」今なしうる決断をしていくことこそが戦略である。
・企業は、顧客の創造という最大の目標を叶えるため成果をもたらす、マーケティングとイノベーションというただ二つの機能を有する。
・マネージャーの役割は二つ。個々のメンバーの人的資源の総和よりも大きな生産体を生み出すことと、現在と未来における仕事の優先順位の帳尻を合わせることである。
・マネージャーにとって根本的な資質であり、後天的に身につけることのできないものが一つある。真摯さである。
・働きがいを与えるには次の3つが必要。
①仕事の分析、プロセスの総合、目標設定による生産的な仕事、
②自身のなした仕事に対してのフィードバック
③継続学習
・職務の設定は成長を止めぬよう狭すぎぬ範囲で設定すること。
・現状のチームの余力なども鑑み、行動を行うべきか否か、を判断しろ。行動しないことによるデメリットが行動のコストを上回らないときは行動する必要はない。ただし、行動するときは徹底して。
・コミュニケーションの原理は4つである。
①知覚。相手に伝わる言葉を使え。
②希望。人は聞きたい事柄だけを聞く。
③コミュニケーションは何がしかを相手に求める要求である。
④コミュニケーションと情報とは別物である。情報に人間的な要素はない。
・トップマネジメントの役割は多元的である。
①事業の目的を考えること
②組織全体の規範を考えること
③組織の創生、維持
④取引先、金融機関等との渉外
⑤行事出席などの儀礼的役割
⑥重大な危機を自ら対応する役割
・組織の規模により、個人でのトップマネジメントが不可能となる線引きがある。
・上記トップマネジメントの役割のため、トップマネジメント(のチーム)に求められる性格は下記の4つ。
①考える人
②行動する人
③人間的な人
④表に立つ人
また自分自身これからの社会経験を経れば興味深く感じるところも変化すると思うのですが、今のところはこんなところでした。
有名な著者や講師達は、この本を読んで何らかの影響を受けたのだろうと感じました。
というのも、他の著者達も同じような内容を書いているから(つまり、当たり前だけど後世の方が影響を受けている状態)。
で、この本は表現が難解だったので、この本を読んだ著者が書いた本を読んだ方がスムーズにインプットできると感じました。
言わずと知れた名著に対して心して臨みましたが、世間で崇拝されているほどの内容には感じられませんでした。
以下、私見です。
1970年の発刊当時においては、革新的な知見として捉えられたであろう内容も、現代においては広く普及し、実務に取り入れられていると考えられ、真新しい知見が見当たりませんでした。
また、まさしく文字通り、マーケティング或いは組織の運営や経営に関わる「マネジメント」に限局した内容でした。
故に、いわゆる「エッセンシャル」「バイブル」と評される、マキャベリ、アダム•スミス、ヴェーバー、福沢諭吉らの著作と比較して、人間存在の根幹に迫るような哲学的言及が乏しい印象が残りましたり
もう一点、これは編集された短縮版とのことで、論理はぶつ切りで連続性を欠き、読み物として読みにくく、面白みがありません。箇条書きの部分が多いため、深く読み込むというより、拾い読み、飛ばし読みをしつつ、見識を深めるべき一冊といえるかもしれません。
それにしても世間的な評価と、個人的な感想の解離に戸惑いを感じます。本質を掴み損ねているのでしょうか。
時間をおいて再読し、もう一度考えてみたいと思います。
この本は仕事に慣れてきて、部下を持つようになった時に是非読んで欲しいです。自分は一度読んだだけでは理解できず、何度も読み返しました。それくらいがちょうどいいと思います。
自分がプレーヤーから指示をする側に変わった時、意識の転換が必要になると思います。その手助けをしてくれるのがこの本です。
さらに上に行くために是非一読してみてはいかがでしょうか。