マッキンゼー流図解の技術 プレゼンテーションで使う図表の作り方を解説した本。前半は効果的なグラフの使い方を、後半はメッセージを絵にする方法を取り上げる。図表の作り方からは、コンサルタントが売り物にする「論理的な思考」の過程を垣間見ることができる。売り上げ分析などの実例に応じた図表が数多く盛り込まれており、目を通すだけでも役立つ。プレゼンテーションの本だけに、構成やデザインも見やすくまとまっている。
(日経コンピュータ 2004/10/04 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画
パソコンを使えれば、手軽にビジュアルなプレゼン資料をつくることができる。一方、世の中には「何が言いたいの?」「情報の詰め込みすぎでは?」「図にする必要がないのでは?」と首を傾げたくなるプレゼン資料が数多い。パソコンを使えば誰でもプレゼン資料らしきものはつくれるが、機能する資料をつくるのはむずかしい。そこで、「機能するプレゼン資料」の作成方法、つまり「図解の技術」を米国マッキンゼー・アンド・カンパニーのビジュアル・コミュニケーション・ディレクターが解説。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ゼラズニー,ジーン
マッキンゼー・アンド・カンパニーのビジュアル・コミュニケーション・ディレクター。1961年入社以来、ビジュアル・プレゼンテーション、報告文書などのデザインに関してコンサルティングスタッフにクリエイティブなアドバイスや支援を提供してきた。コミュニケーション戦略や、ストーリーラインの構成、データやコンセプトの解釈もその守備範囲である。またチャートやダイヤグラムに関しては、最適なビジュアルタイプの提案や、ストーリーボードのデザイン、プレゼンテーションのリハーサル訓練も指導し、全社的なコミュニケーションプログラムの企画や指導も行なってきた。会社を代表してビジネススクール等で行なう定期的なセミナーでは、ビジネス・プレゼンテーションの最大限の利用方法を紹介している。アメリカ合衆国では、シカゴ、コロンビア、カーネル、ダーデン、ハーバード、ハース、ケロッグ、ミシガン、スローン、スタンフォード、タック、UCLA、ウォートン、ワシントンなど、ヨーロッパでは、INSEAD、ロンドンビジネススクール、オックスフォードなどで講義をしている
数江/良一
1971年早稲田大学商学部卒業。日産自動車に入社。ノースウエスタン大ケロッグ校でMBA取得後、ルイ・ヴィトン・ジャパン、バカラパシフィックを経て、タイメックスの在日代表に就任。1997年にマーケティング・スコープ社を創業、上場企業向けにマーケティングや戦略のコーチングを行なう一方で、ビジネスパーソン向けに夜間の経営塾BLTC(ビジネストレーニングキャンプ)を主宰
菅野/誠二
早稲田大学法学部卒業。IMD経営学大学院MBA。ネスレ日本にて営業、ブランドマネジャー、マッキンゼーにて数々の大手企業へのコンサルタント、ブエナビスタ(ディズニーのビデオ部門)にてマーケティングディレクターを務める。現在、ボナ・ヴィータ社を設立しベンチャー数社を支援する傍ら、コンサルティングとアクションラーニングを通じた企業変革に携わっている
大崎/朋子
フリーランスの翻訳家。英和、和英、仏和。英語講師。1951年、東京生まれ。青山学院大学文学部英米文学科卒業。翻訳事務所オフィースジャンヌ代表。企業文書一般、契約書、プレゼン資料、マーケティングケースから、ガイドブック、劇場パンフレット、レストランメニュー、絵本まで幅広く翻訳活動を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)