遂に再会した前主人公トリノと新主人公朔也、しかし他に助けるべき仲間が残っているのに
怪我人を抱えて日没が迫るでは身動きが取れず。とりあえず「原住民」の家でちなみに止血の
応急処置はしたが、このままでは助からない。この魔境に救助は来るのか、トリノが立てた
「この島の正体」に迫る仮説とは……。
トリノの仮説がどこまで合っているかは不明ですがどうも自然発達したわけではなく人為的な
雰囲気が濃厚に漂うこの島。まあとりあえず助けが来るという希望は示しておかないとみんな
動けない。少女たちのちょっと百合な人間関係を絡めつつ、謎解きにバトルと緊迫感あるサバ
イバルは今回も面白い。彼女らが「原住民」と呼ぶ謎の老婆たちとも直接対決。日本語が通じ
るのに話が要領を得ないし、なぜかあからさまな敵対行動は取ってこないし……それだけに
いきなりこちらから攻撃を仕掛けたのはまずかったんじゃないかとも思いますが。
この島の主はどこかにいるのか、脱出への足がかりはどこに……。武器を手に仲間の救助に
向かうトリノたち、「みんな丸太は持ったな!」のノリ(笑)ですけど、敵も数が多いので
突破は容易ではなくピンチのまま次巻に続く。成人コミックじゃなくてよかったね(笑)。
「笙子様」が姿を消してしまったので笙子教は何だか瓦解してしまったような、そんな中
でもまだ足を引っ張る環。こいつこそしばり上げて釣り餌にしてしまえばいいのに。
しかしページ数変わらないのに値上げする作品が多いな…。
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