「有名な「運命」の導入部。皆さんは頭に休符があることをご存じだろうか。じゃじゃじゃじゃーーんではなく、ン・じゃじゃじゃじゃーんなのだ」
そーなのか!知らなかった。ベートーベンの運命のお話。オーケストラをやっている人にとっては当たり前のことなのでしょうか。
指揮者ってなにやってるのか。
パートナーがヴァイオリンやっているので、オーケストラについて聞いたりしてる。いろいろ聞くまでは指揮者はただ、棒を振っているだけだと思っていた。
でも、実際は違うらしい。指揮者によって音楽はものすごーく変わるらしく、オーケストラで音楽を作り上げることってものすごーく大変らしい。音楽はからっきしで、個々が譜面通りに吹けば何とかなるんでしょと思っていた自分にとっては知らない世界の話だけど、面白そうなお話。
解散した中央交響楽団でコンマス(コンサートマスター)を務めていたヴァイオリン奏者、香坂真一の元に中央交響楽団再結成の話が来る。
指揮者として台に立つのは天道徹三郎という無名の男。ただ、その男が振る指揮棒は大きな力を持っている。
臨時で再結成した中央交響楽団が素性が分からないけど、力のある指揮者と共に一回限りの演奏会に向かい始める。
【引用】
音だけの夢を見た。幼い頃父さんが弾いてくれたバイオリンの音―あの音にはどんな背景がふさわしいのだろうか。
その瞬間、天上からこの世ならぬ歌がこぼれ落ちた
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言語日本語
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出版社双葉社
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発売日2004/7/17
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ファイルサイズ69144 KB
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登録情報
- ASIN : B00C0SETO8
- 出版社 : 双葉社 (2004/7/17)
- 発売日 : 2004/7/17
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 69144 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効になっていません。
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- 本の長さ : 214ページ
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トップレビュー
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2014年3月18日に日本でレビュー済み
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2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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ベスト500レビュアーVINEメンバー
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経営破綻した交響楽団の面々の前に現れた謎の老人、そして・・・ 「指揮者はオーケストラの敵だねっ」(24頁)と嘯くコンマス香坂は、「トリックスター」たる天道との出会いを通じてどのように変わっていくのか・・・ 興趣つきないドラマの幕開け。個人的には、音楽家としての自らの分身たる楽器の再生とともに自らも再生していくホルン吹きの一丁田さんの物語(第6話)が胸に沁みた。
2007年10月15日に日本でレビュー済み
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解散したオーケストラの奏者たちが、謎のじっちゃんコンダクター(指揮者)のもとで、生き生きとよみがえっていくストーリー。第1巻では、再結成コンサートの演奏曲、ベートーヴェンの「運命」交響曲と、シューベルトの「未完成」交響曲を、天道徹三郎(てんどう てつさぶろう)の指揮で練習するうちに、次第に指揮者の魔法のタクトに乗せられて変わっていくオーケストラ奏者たちの姿が描かれています。
オーボエ奏者とリードのことや、ホルン奏者への絶妙のキュー(合図)など、作者がオーケストラの各楽器のことをよく知って描いていっていますね。気合のこもった天道じっちゃんの指揮風景、ダイナミックに指揮棒を振る姿などがよく描けていて(上手い絵ではないけれど、楽器の音が聴こえてくるみたいな絵です)、好感をもちました。
第1話「集結」から始まって、「鳥肌」「フルートとたくあん」「オーボエのリード」「ホルンと唇」「ホルンとネギとストーカー」「天道の謎」までを収録。妙に忘れられないひとコマは、赤ちゃんを抱くようにホルンを抱えた一丁田さんの絵。自分の音を取り戻したホルン奏者の、お地蔵さんのように優しい表情が、心にナイス・ヒットしました。
オーボエ奏者とリードのことや、ホルン奏者への絶妙のキュー(合図)など、作者がオーケストラの各楽器のことをよく知って描いていっていますね。気合のこもった天道じっちゃんの指揮風景、ダイナミックに指揮棒を振る姿などがよく描けていて(上手い絵ではないけれど、楽器の音が聴こえてくるみたいな絵です)、好感をもちました。
第1話「集結」から始まって、「鳥肌」「フルートとたくあん」「オーボエのリード」「ホルンと唇」「ホルンとネギとストーカー」「天道の謎」までを収録。妙に忘れられないひとコマは、赤ちゃんを抱くようにホルンを抱えた一丁田さんの絵。自分の音を取り戻したホルン奏者の、お地蔵さんのように優しい表情が、心にナイス・ヒットしました。
2004年7月23日に日本でレビュー済み
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神童に続くさそうあきらの音楽ものの2作目.
アクションがリニューアル休刊される時期に連載されていた作品.
クライマックスを迎えつつあった時期にアクションがリニューアル休刊を迎えてしまったという,まさに不遇の作品.
当初,書き下ろしも含め,まとめて発売されるという話だったが,結局一度には出せなかったらしい.
内容は,さそうあきららしさが漂う,不思議な人物により,ちょっと疲れた人々が再生していく,というようなもので癒される.
私はオーケストラに関して詳しくはないので,そのあたりの内容が適切かどうかわからないが,ストーリは面白い.
連載時に描かれなかった天道の本当の姿が描かれるであろう2巻に期待したい.
アクションがリニューアル休刊される時期に連載されていた作品.
クライマックスを迎えつつあった時期にアクションがリニューアル休刊を迎えてしまったという,まさに不遇の作品.
当初,書き下ろしも含め,まとめて発売されるという話だったが,結局一度には出せなかったらしい.
内容は,さそうあきららしさが漂う,不思議な人物により,ちょっと疲れた人々が再生していく,というようなもので癒される.
私はオーケストラに関して詳しくはないので,そのあたりの内容が適切かどうかわからないが,ストーリは面白い.
連載時に描かれなかった天道の本当の姿が描かれるであろう2巻に期待したい.
ベスト500レビュアー
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クラシック漫画というと、最近は、「のだめカンタービレ」ばかりが話題を独占している感があるが、クラシック漫画というよりは、ギャグ漫画という趣のある「のだめ」は、クラシック・ファンには物足りなく、私の場合は、ギャグばかりの底の浅い内容に、次第に飽きが来てしまい、今では読むこともなくなってしまった。この「マエストロ」は、「のだめ」以上に笑えるギャグも入っているのだが、極めて良質な本格派クラシック漫画であり、こうした作品にこそ、もっともっと脚光が浴びせられてもいいのではないだろうか。
私が初めてさそうあきらを知ったのは「神童」だったのだが、この「マエストロ」では、「神童」より一層、専門的描写が深化しており、指揮者・オーケストラ・奏者を知り尽くした専門的描写は、玄人はだしレベルに達している。クラシック漫画以外にも、あらゆるジャンルの漫画を幅広くこなすさそう氏の、このクラシックに対する造詣の深さに、私は、ずっと、「さそうあきらって、一体、何者?」と思っていたのだが、先日、NHK・BSのクラシック番組「夢の音楽堂」にゲスト出演しているのを見て、さそう氏が本物のクラシック通であることが、よく理解できた。
さて、この「マエストロ」は、スポンサーの倒産で、一旦解散したオーケストラが、無名の怪指揮者天道とともに、一か月後の再結成コンサートに向けて歩み始める過程を描いた物語である。さそう氏は、途中から、奏者個人個人のエピソードを描くことに重点を置いているため、本筋がなかなか先へ進まない点はあるものの、毎話のストーリーは、いずれもよく練り上げられた出来の良いものばかりであり、第2巻の終盤からは、俄然、ストーリーがシリアスになって、怪指揮者天道の正体の一端も明らかになってくる。
2004年初めには全話のネームを完成させているというさそう氏が、最終第3巻で、どんな大団円を描いてみせるのかが、楽しみだ。
私が初めてさそうあきらを知ったのは「神童」だったのだが、この「マエストロ」では、「神童」より一層、専門的描写が深化しており、指揮者・オーケストラ・奏者を知り尽くした専門的描写は、玄人はだしレベルに達している。クラシック漫画以外にも、あらゆるジャンルの漫画を幅広くこなすさそう氏の、このクラシックに対する造詣の深さに、私は、ずっと、「さそうあきらって、一体、何者?」と思っていたのだが、先日、NHK・BSのクラシック番組「夢の音楽堂」にゲスト出演しているのを見て、さそう氏が本物のクラシック通であることが、よく理解できた。
さて、この「マエストロ」は、スポンサーの倒産で、一旦解散したオーケストラが、無名の怪指揮者天道とともに、一か月後の再結成コンサートに向けて歩み始める過程を描いた物語である。さそう氏は、途中から、奏者個人個人のエピソードを描くことに重点を置いているため、本筋がなかなか先へ進まない点はあるものの、毎話のストーリーは、いずれもよく練り上げられた出来の良いものばかりであり、第2巻の終盤からは、俄然、ストーリーがシリアスになって、怪指揮者天道の正体の一端も明らかになってくる。
2004年初めには全話のネームを完成させているというさそう氏が、最終第3巻で、どんな大団円を描いてみせるのかが、楽しみだ。
2020年9月25日に日本でレビュー済み
長く漫画家をされていらっしゃる方ですので、絵が雑なのは多分意図してのことなのかなとは思いますが、絵が雑。絵だけでなく、コマの割り方とか、しまいにはコマの線までも、、、。角がはみ出ていたり、ちょっと歪んでいたり。ここまでの漫画家さんなのでアシスタントもいらっしゃるだろうし、雑なのはやっぱりわざと、、!?小学生から漫画を愛し続けて40年、やっぱり私にとって「丁寧な絵」は結構大切なのかな。
ストーリーは素晴らしかったので、そんなことに気を取られて漫画が100%楽しめなかったのが残念です。
ストーリーは素晴らしかったので、そんなことに気を取られて漫画が100%楽しめなかったのが残念です。
2014年3月6日に日本でレビュー済み
今『マエストロ』の購入を迷っている人の中には
1巻から3巻までいずれもアクの強い天道の絵なので、
いくらレビューで傑作と聞かされても
強引で頑固そうななじじいばかり前面に出て来て
なにか自分の感性に合わないものを
読ませられる気がしてしまう場合も有るかも知れません。
ですが主人公としてはやはり、あくまで香坂になると思いますし、
彼が割りと今風のイケメンで、周りに気配りを忘れない誠実な好青年、
また若くして実力もある音楽家で、その事で変に自惚れたところもない。
そして天道とお互いの実力を認め合っているところから
全巻を通して不思議な清涼感や安心感をかもしだしてくれます。
また、フルートの天性の才能を持つショートカットの美少女のヒロイン、
お嬢様風の黒髪長髪の女の子等も居たりして
全体の絵的にはさっぱりした雰囲気。
ビジュアル的にも内容的にも
負け組、リストラ組の食い詰めた疲れた音楽家達という深刻な
印象は決して感じないと思います。
1巻から3巻までいずれもアクの強い天道の絵なので、
いくらレビューで傑作と聞かされても
強引で頑固そうななじじいばかり前面に出て来て
なにか自分の感性に合わないものを
読ませられる気がしてしまう場合も有るかも知れません。
ですが主人公としてはやはり、あくまで香坂になると思いますし、
彼が割りと今風のイケメンで、周りに気配りを忘れない誠実な好青年、
また若くして実力もある音楽家で、その事で変に自惚れたところもない。
そして天道とお互いの実力を認め合っているところから
全巻を通して不思議な清涼感や安心感をかもしだしてくれます。
また、フルートの天性の才能を持つショートカットの美少女のヒロイン、
お嬢様風の黒髪長髪の女の子等も居たりして
全体の絵的にはさっぱりした雰囲気。
ビジュアル的にも内容的にも
負け組、リストラ組の食い詰めた疲れた音楽家達という深刻な
印象は決して感じないと思います。
