Japanese Version featuring 20bit K2 Mastering and Limited Edition LP Style Slipcase for Initial Pressing Only.
ミュージカル『マイ・フェア・レディ』は、アラン・ジェイ・ラーナーが作詞と脚本を、フレデリック・ロウが作曲を担当。56年3月15日にブロードウェイのマーク・ヘリンジャー劇場で開幕し、ロングランを記録した。主演はレックス・ハリソンとジュリー・アンドリュース。64年に映画化されたときは、ジュリーに代わってオードリー・ヘプバーンがイライザ役を演じていた。 本作は、同ミュージカルで歌われたナンバーをピアノ・トリオで演奏したアルバム。ミュージカルのジャズ化自体は珍しくないが、これほどスマートな演奏、そしてこれほどヒットしたアルバムは空前絶後といっていい。 シェリー・マンはウエスト・コースト・ジャズを代表する名ドラマーである。その軽やかなブラッシュ・ワークを堪能できるのも本作の魅力だ。 ピアノはその後、クラシック畑に移った若き日のアンドレ・プレヴィン。エレガントなタッチのプレヴィンのピアノは、こうした企画にはうってつけだ。 ジャケットの美しさも特徴のひとつで、それも売上に貢献した。(市川正二)
ヘリテッジ・オブ・ジャズ・シリーズ第54弾。アンドレ・プレビン、リロイ・ビネガーとの共演による、1956年録音盤。「きみ住む街で」他、全8曲収録。 (C)RS
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