2018年4月2日に875円で購入。
スピルバーグが関わった作品としては、ジョーズの次に好きな映画である。
私は本作を劇場では観ておらず、レーザーディスク(以下LD)で購入して初めてこの作品に触れた。
しかし、LDのその画質は決して満足できるものでは無かった。
それは、LDの仕様そのものに不満を感じてのことではなく、
何故か、他のメーカーのハリウッド映画に比べ明らかにこの作品のLDの画質は劣っていたのである。
確か、PONYキャニオンが発売していたと記憶する。
人気作品だからだか、何度か仕様が変更されて発売された。
その都度、今度こそ高画質のポルターガイストが手に入ると期待を寄せて買い直したが
三度目くらいに出た豪華仕様版でも結局画質は駄目だったので、そこで諦めてしまった。
そうした不満の蓄積が、その後のDVDの購入をためらわせ、
さらにはBDソフトになっても距離を置く結果となってしまった。
つい先日、WOWOWでリメイク版が放送されていたのをたまたま見たのだが
それが案外面白かった。しかし、オリジナル版はもっと面白かったし、良く出来ていたということを思い出して
居ても立ってもいられなくなり、その日の内にこちらのソフトを探し出し、購入した次第である。
届いたソフトを視聴する前に少々不安が過った。
若い頃に見た映画を、30数年経った今観ても面白く感じられるのだろうか?とか
当時は完璧に思えたSFXだが、現代の目で見ても見劣りは無いのだろうか?などと言った他愛の無いものだが
それでもやはり気になった。
実際に見て、それらの心配は吹き飛んだ。
画質に関しても、完璧ではないものの、十分満足の行くものになっていたし
キャスティング、音楽、ストーリー展開など、全てにおいて
リメイク版を軽く超えていた。
三十数年ぶりの鑑賞は、当時の時代背景も興味深く見て取れて
その点は、最初に見た時とは違う楽しみ方が出来て感慨深いものがあった。
私は、実力を持った声優による吹き替え版で洋画を見るのが大好きなのだが、
この作品に限っては、LD時代に字幕版でしか観て来なかったので、すっかり馴染んでしまった字幕版を圧倒的に支持したい。
テレビ用の吹き替え版は、欠落しているシーンが案外多く、吹き替え版、字幕版が割と頻繁に切り替わるのも印象を悪くしている。
ホラー映画、スプラッター映画全盛の頃、
この作風の映画を完成させたスピルバーグには敬意を表したい。
あの優し気な音楽と少女の可憐さに心洗われ、
ホラー映画でありながら、敵対するお化けも含め、誰一人として死なない演出が良い。
紛れも無い名作だと思う。
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