97年といえば最初の公式大会が開催された年。
しかし地域が限られた上に、児童誌メインでの告知だったのでそれを知らない人もまた多く、Lv100を前提としたフリー対戦が未だに主流だった。
冒頭で述べているようにミュウツー6匹が最強ということはわかりきった上で、いかに通信対戦を楽しんで極めるかというのが本書の主題と言える。
袋とじにされた秘蔵の情報は「いかに効率よくレベルを上げるか」という記事。スタートラインであるLv100ですら高いハードルだった。
さらに、ゲーム内の対CP戦とは別物であるという説明に何ページも割いているほど通信対戦がマイナーだった時代なのだ。
現在のポケモンと比べて、このあたりのギャップをどの程度理解しているかで読んだ感想は異なると思う。
炎ポケモンの低評価は、ゲーム内で水や氷・電気タイプなどと並んで扱われることからの期待の裏返しだろうし、
周回が出来なければ技マシンも満足に使えないので、エビワラーの三色パンチやイワークのノーマル耐性が脅威に思えたのかも知れない。
記述の違和感には理由があるのだ。今の目線で笑うのは簡単だが、想像力を働かせることも大事だ。
なんにしても、当時としては通信対戦に関して段違いに突っ込んだ攻略本である。
特に入れ替えやエース起用のタイミングなど、立ち回りに関する記述は他の本では見られなかった。
ポケモントレーナーの辿ってきた道を振り返る上では無視できない一冊と言える。
この商品をお持ちですか?
マーケットプレイスに出品する
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません 。詳細はこちら
Kindle Cloud Readerを使い、ブラウザですぐに読むことができます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ポケットモンスターを極める本 (PocketBooks) 文庫 – 1997/7/1
キルタイムコミュニケーション
(著)
- 本の長さ129ページ
- 言語日本語
- 出版社マイクロデザイン
- 発売日1997/7/1
- ISBN-10494400060X
- ISBN-13978-4944000609
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
レベルアップ大研究、パーティの組み方・作り方、対戦のススメ、ポケモンデータルームなど、ポケットモンスターのすべてがわかる。一部袋とじ。
登録情報
- 出版社 : マイクロデザイン (1997/7/1)
- 発売日 : 1997/7/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 129ページ
- ISBN-10 : 494400060X
- ISBN-13 : 978-4944000609
- Amazon 売れ筋ランキング: - 779,605位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
5つ星のうち3.1
星5つ中の3.1
5 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2016年8月7日に日本でレビュー済み
違反を報告する
Amazonで購入
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2015年10月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初代ポケモンの、通信対戦で勝つための育成及び戦略の指南本。
ところが内容はめちゃくちゃ。
イワークを強ポケ扱いしたり、ウインディをキャタピーやコイキングと同列に扱ったり。サンプルパーティの紹介はミュウツー6匹やピカチュウやピッピなどのラブリーパーティ等と、ふざけすぎである。
ましてや、ミュウツーパーティについては、こんなことをして勝っても何も楽しく無いぞと元も子もないコメント。 これらの他にも支離滅裂な記述ばかりである。資料としてはゴミ同然だが、読み物としては暇つぶし程度にはなる。しかしながら、元値の倍以上のプレミア価格がついていることが多く、元値以上を出してまで読むほどのものでも無い。気が向いたら興味本位で買ってみてはどうか。
ところが内容はめちゃくちゃ。
イワークを強ポケ扱いしたり、ウインディをキャタピーやコイキングと同列に扱ったり。サンプルパーティの紹介はミュウツー6匹やピカチュウやピッピなどのラブリーパーティ等と、ふざけすぎである。
ましてや、ミュウツーパーティについては、こんなことをして勝っても何も楽しく無いぞと元も子もないコメント。 これらの他にも支離滅裂な記述ばかりである。資料としてはゴミ同然だが、読み物としては暇つぶし程度にはなる。しかしながら、元値の倍以上のプレミア価格がついていることが多く、元値以上を出してまで読むほどのものでも無い。気が向いたら興味本位で買ってみてはどうか。
2018年4月30日に日本でレビュー済み
これは攻略本というよりも、おもしろい文章をたのしめる本。
たとえば、テーマごとに筆者が選んだポケモンによるチーム編成の例が紹介されている章。ミュウツー6匹パーティ、伝説ポケモンパーティといった、男の子なら誰もが想像したものから始まり、メタモンパーティ、自爆パーティといった変わり種まで考えて、それが対戦環境でどうなるか報告してみたり。強いポケモンに対する、個別の戦い方の考察の章があったり。これらのバトルのシミュレーションは、まるで能力バトルモノのマンガを読んでるようなおもしろさがある。
こういった書籍は実践したと口ではいっておいて実際はやっていないのも普通なので、一部は妄想だけかもしれないが。。。みがわり、回避力アップ戦術の有用性も説かず、ケンタロスやサンダースなどが活躍した現実の大会に役に立つ話はしていないし。だがこの本は、ポケモン赤緑発売1年後ちょっとの時期に、レベルや使用ポケモンの制限なし、『ガチ勢不在』の友達内の通信対戦と、大会とまったく違うシチュエーションを想定して書かれているのも差し引いて考えたい。本書におけるケンタロス評は『ノーマル属性を生かして戦えば戦果は出してくれるはず。氷、雷系の技も覚えられるので結構イケるかも』、サンダース評は『……などの技マシンがないと、ただの犬なのでそこんトコわきまえよう。』と後の大会で活躍するポケモンたちの強さは当然ながら認識していないのがわかる。だがそんなことより辛辣な文章がおもしろい。ブースターの『避けたほうがいい炎属性への進化。炎ポケモンマニアでもない限りはこんな苦行じみた進化はさせるべきではないだろう。』といった評されようといい、ほのお属性冷遇の姿勢が笑える。
ダメなポケモンたちを並べた、「間違いだらけのポケモン選び」のコーナーでは、コイキングやトランセルといった弱いポケモンに並び立って最後にオチでウインディが挙げられている。……いや外見や設定のわりに弱いし、イーブイとかメタモンとか「期待しちゃうけどやっぱり弱い」系も挙げられて前振りになっていたけど、さすがにウインディにそこまでいうかと。
それら、マイナスすらもひっくるめて、当時のポケモンへの感覚、知識についての資料としておもしろい。
たとえば、筆者がそんなにも炎属性をダメあつかいするのは、期待への裏返しなんだ。「本来ならばほのおが最強くらいであってしかるべき」という90年代当時の感覚のあらわれなのだと。少し脱線するが80~90年代は、アニメやマンガでも主人公が炎を担当することが多かったイメージがある。特撮ヒーローたちは仮面ライダーもウルトラマンもほぼ休んでいて、レッドが主人公のレンジャーの時代。ゴジラの時代でもあり、バーニングゴジラが当時最強。ポケモンというゲームは、ドラクエ5の仲間モンスターシステムを意識してそうだが、そのドラクエで魔法使いが使う最初の魔法はメラ、最大威力がたぶんメラゾーマだった。ポケモンでも、「ポケモンの代表キャラ」は最初からピカチュウじゃなかった、ピカチュウよりもピッピのほうがプッシュされていたのはプレイヤーは誰もが気がつくし、しいてポケモン代表をいうならヒトカゲ~リザードンだったと思う。ほのお属性こそポケモンの主人公属性、なのに冷遇されてウケる、と楽しむ視点が、本書の内容に現れている。
他にも、現在では基礎知識である努力値について、当時はこんな本を出す立場の人ですらよく分かっていなかった事実とか。
これは、当時を思い出すことができて、内容もおもしろい貴重な本。
たとえば、テーマごとに筆者が選んだポケモンによるチーム編成の例が紹介されている章。ミュウツー6匹パーティ、伝説ポケモンパーティといった、男の子なら誰もが想像したものから始まり、メタモンパーティ、自爆パーティといった変わり種まで考えて、それが対戦環境でどうなるか報告してみたり。強いポケモンに対する、個別の戦い方の考察の章があったり。これらのバトルのシミュレーションは、まるで能力バトルモノのマンガを読んでるようなおもしろさがある。
こういった書籍は実践したと口ではいっておいて実際はやっていないのも普通なので、一部は妄想だけかもしれないが。。。みがわり、回避力アップ戦術の有用性も説かず、ケンタロスやサンダースなどが活躍した現実の大会に役に立つ話はしていないし。だがこの本は、ポケモン赤緑発売1年後ちょっとの時期に、レベルや使用ポケモンの制限なし、『ガチ勢不在』の友達内の通信対戦と、大会とまったく違うシチュエーションを想定して書かれているのも差し引いて考えたい。本書におけるケンタロス評は『ノーマル属性を生かして戦えば戦果は出してくれるはず。氷、雷系の技も覚えられるので結構イケるかも』、サンダース評は『……などの技マシンがないと、ただの犬なのでそこんトコわきまえよう。』と後の大会で活躍するポケモンたちの強さは当然ながら認識していないのがわかる。だがそんなことより辛辣な文章がおもしろい。ブースターの『避けたほうがいい炎属性への進化。炎ポケモンマニアでもない限りはこんな苦行じみた進化はさせるべきではないだろう。』といった評されようといい、ほのお属性冷遇の姿勢が笑える。
ダメなポケモンたちを並べた、「間違いだらけのポケモン選び」のコーナーでは、コイキングやトランセルといった弱いポケモンに並び立って最後にオチでウインディが挙げられている。……いや外見や設定のわりに弱いし、イーブイとかメタモンとか「期待しちゃうけどやっぱり弱い」系も挙げられて前振りになっていたけど、さすがにウインディにそこまでいうかと。
それら、マイナスすらもひっくるめて、当時のポケモンへの感覚、知識についての資料としておもしろい。
たとえば、筆者がそんなにも炎属性をダメあつかいするのは、期待への裏返しなんだ。「本来ならばほのおが最強くらいであってしかるべき」という90年代当時の感覚のあらわれなのだと。少し脱線するが80~90年代は、アニメやマンガでも主人公が炎を担当することが多かったイメージがある。特撮ヒーローたちは仮面ライダーもウルトラマンもほぼ休んでいて、レッドが主人公のレンジャーの時代。ゴジラの時代でもあり、バーニングゴジラが当時最強。ポケモンというゲームは、ドラクエ5の仲間モンスターシステムを意識してそうだが、そのドラクエで魔法使いが使う最初の魔法はメラ、最大威力がたぶんメラゾーマだった。ポケモンでも、「ポケモンの代表キャラ」は最初からピカチュウじゃなかった、ピカチュウよりもピッピのほうがプッシュされていたのはプレイヤーは誰もが気がつくし、しいてポケモン代表をいうならヒトカゲ~リザードンだったと思う。ほのお属性こそポケモンの主人公属性、なのに冷遇されてウケる、と楽しむ視点が、本書の内容に現れている。
他にも、現在では基礎知識である努力値について、当時はこんな本を出す立場の人ですらよく分かっていなかった事実とか。
これは、当時を思い出すことができて、内容もおもしろい貴重な本。

