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登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- 言語 : 英語, 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 140 g
- EAN : 4907953212800
- 監督 : ステファノ・ソッリマ
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 2 時間 2 分
- 発売日 : 2019/4/2
- 出演 : ベニチオ・デル・トロ, ジョシュ・ブローリン, イザベラ・モナー, ジェフリー・ドノバン, マヌエル・ガルシア=ルルフォ
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : Happinet
- ASIN : B07MC6ZFZJ
- ディスク枚数 : 1
-
Amazon 売れ筋ランキング:
- 26,543位DVD (の売れ筋ランキングを見るDVD)
- - 965位外国のミステリー・サスペンス映画
- カスタマーレビュー:
商品の説明
内容紹介
このルール無き戦いに、終わりはあるのか―。
緊迫化する国境麻薬戦争、極限の臨場感は次なる<境界>へ
ルール無き国境麻薬戦争の闇を極限の臨場感で描く、傑作サスペンスアクション!
アメリカとメキシコの国境地帯を舞台に、あらゆるルールもモラルも通用しない麻薬戦争の恐るべき現実をえぐり出し、アカデミー賞3部門にノミネートされた『ボーダーライン』。この世界中を驚嘆させたサスペンス・アクションの傑作が、衝撃的な世界観と臨場感はそのままに新章へと突入する。
メキシコからのテロリスト流入に危機感を抱いたアメリカ政府の命を受け、CIAのマット・グレイヴァー(ジョシュ・ブローリン)と一匹狼の暗殺者アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)の仕事人コンビが挑む新たなミッションは、麻薬カルテル間の内戦を引き起こすこと。予測不可能にして非情な展開を見せる映像世界は、極限の緊迫感をみなぎらせて観る者を圧倒する。激化する国境麻薬戦争の深い闇の中で究極の選択を迫られたアレハンドロは、いかなる“決断”を下すのか―。脚本は『ボーダーライン』で一躍脚光を浴び、『最後の追跡』でアカデミー賞にノミネートされ、初監督作『ウインド・リバー』で第70回カンヌ国際映画祭<ある視点部門>監督賞を受賞、絶賛を博した、俊才テイラー・シェリダンが続投。破格のスケールアップとエモーショナルな進化を遂げ、再び世界中を震撼させる快作が完成した。
ストーリー
アメリカ国内で市民15人の命が奪われる自爆テロが発生。犯人らがメキシコ経由で不法入国したとにらんだ政府は、国境地帯で密入国ビジネスを仕切る麻薬カルテルを混乱に陥れるという任務を、CIA特別捜査官マット・グレイヴァー(ジョシュ・ブローリン)に命じる。それを受けてマットは、カルテルに家族を殺された過去を持つ旧知の暗殺者アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)に協力を要請。麻薬王の娘イサベルを誘拐し、カルテル同士の戦争を誘発しようと企てる。しかし、その極秘作戦は敵の奇襲や米政府の無慈悲な方針変更によって想定外の事態を招き、メキシコの地で孤立を余儀なくされたアレハンドロは、兵士としての任務、復讐、そして人質として保護する少女の命の狭間で、過酷なジレンマに直面することになる……。
キャスト
ベニチオ・デル・トロ
ジョシュ・ブローリン
イザベラ・モナー
ジェフリー・ドノバン
マヌエル・ガルシア=ルルフォ
マシュー・モディーン
キャサリン・キーナー
スタッフ
監督:ステファノ・ソッリマ
脚本:テイラー・シェリダン
特典
<初回生産限定特典>
特製アウタースリーブ
<封入特典>
ブックレット
<映像特典>
・From Film to Franchise: Continuing The Story
・An Act of War: Making Sicario: Day of the Soldado
・The Assassin and the Soldier: The Cast & Characters
・日本版特報
・日本版予告
・インターナショナル版特報
・インターナショナル版予告
※商品の仕様は変更になる場合がございます。
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
ルールなき国境麻薬戦争の闇を描いたサスペンスアクションの続編。アメリカ国内で自爆テロが発生。メキシコ経由で不法入国した者が犯人だと睨んだ政府は、密入国ビジネスを仕切る麻薬カルテルを混乱に陥れる任務をCIA捜査官・マットに命じる。
内容(「Oricon」データベースより)
アメリカ国内で市民15人の命が奪われる自爆テロが発生。犯人がメキシコ経由で不法入国したとにらんだ政府は、国境地帯で密入国ビジネスを仕切る麻薬カルテルを混乱に陥れるよう、CIA特別捜査官マット・グレイヴァーに命じる。マットは、カルテルに家族を殺された過去を持つ旧知の暗殺者アレハンドロに協力を要請し、麻薬王の娘イサベルを誘拐するが…。ルール無き国境麻薬戦争の闇を描いた傑作サスペンスアクション!PG12
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.1
星5つ中の4.1
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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ベスト500レビュアー
Amazonで購入
得てして、面白い作品の続編というのは、特に監督などのスタッフが替わるとガクッとレベルが下がって堕落する例が多いが、本作は監督は替わったが脚本家は継続のためか、レベルが落ちていない。ただし、映画のテーマの視点がだいぶ変わった。
前作は、米国への麻薬の密輸組織撲滅のため、エミリー・ブラント演じるFBIの捜査官を主役にして、アメリカの視点からメキシコの麻薬組織の闇、血で血を洗う麻薬戦争の異常さをベニチオ・デル・トロ演じる元検察官の復讐劇を織り交ぜて描いていた。今回は、麻薬から不法移民問題にテーマが変わり、主役がデル・トロとジョシュ・ブローリンに加えて、麻薬王の娘役にトランスフォーマーに出てきたイザベラ・モナーという10代の女優を充てて、メキシコ側の視点に近づいて描かれている。
アメリカ国内でISISによると思われる自爆テロが起こり、シリアからのテロリストの入国を手助けしていると思われるメキシコの麻薬組織に対する報復として、あるカルテルの首領の娘を誘拐し、カルテル同士の内紛を誘発しようと米国防省で画策、実行したものの、実は自爆犯はアメリカ人であったことが判明し、メキシコ警察と銃撃戦になったことも災いして作戦が中止になり、カルテルの娘を同伴して逃亡するデル・トロが逆に、作戦の隠蔽のため、米国から狙われる羽目になる...というストーリー。
要するに、アメリカの都合次第で、誘拐したデル・トロも誘拐された少女も、さらにメキシコの不法入国幇助の地元ギャングもいいように翻弄される姿を描いていると受け取れる。
劇中のセリフによれば、最近では麻薬の密輸よりも不法移民を米に入国させる方がビジネスとして儲かるとのこと。真偽は不明だが、前作共々、見ているとメキシコの闇は深いと知らしめられる。
エンディングを見ると、九死に一生を得たデル・トロは、今後は自分を裏切ったアメリカのCIAや国防省に一矢報いようとするのではないかと思わされ、第3作もあるのか?と期待させられる。
デル・トロは、アヴェンジャーズ・シリーズにも得体の知れない武器商人役で出演したりと、近年はボチボチと役の幅も広げているようだが、やはりこの人は、こういう底の知れない不気味な人物を演じさせると並ぶ者がいない。デル・トロの演技だけでも観る価値あり。
前作は、米国への麻薬の密輸組織撲滅のため、エミリー・ブラント演じるFBIの捜査官を主役にして、アメリカの視点からメキシコの麻薬組織の闇、血で血を洗う麻薬戦争の異常さをベニチオ・デル・トロ演じる元検察官の復讐劇を織り交ぜて描いていた。今回は、麻薬から不法移民問題にテーマが変わり、主役がデル・トロとジョシュ・ブローリンに加えて、麻薬王の娘役にトランスフォーマーに出てきたイザベラ・モナーという10代の女優を充てて、メキシコ側の視点に近づいて描かれている。
アメリカ国内でISISによると思われる自爆テロが起こり、シリアからのテロリストの入国を手助けしていると思われるメキシコの麻薬組織に対する報復として、あるカルテルの首領の娘を誘拐し、カルテル同士の内紛を誘発しようと米国防省で画策、実行したものの、実は自爆犯はアメリカ人であったことが判明し、メキシコ警察と銃撃戦になったことも災いして作戦が中止になり、カルテルの娘を同伴して逃亡するデル・トロが逆に、作戦の隠蔽のため、米国から狙われる羽目になる...というストーリー。
要するに、アメリカの都合次第で、誘拐したデル・トロも誘拐された少女も、さらにメキシコの不法入国幇助の地元ギャングもいいように翻弄される姿を描いていると受け取れる。
劇中のセリフによれば、最近では麻薬の密輸よりも不法移民を米に入国させる方がビジネスとして儲かるとのこと。真偽は不明だが、前作共々、見ているとメキシコの闇は深いと知らしめられる。
エンディングを見ると、九死に一生を得たデル・トロは、今後は自分を裏切ったアメリカのCIAや国防省に一矢報いようとするのではないかと思わされ、第3作もあるのか?と期待させられる。
デル・トロは、アヴェンジャーズ・シリーズにも得体の知れない武器商人役で出演したりと、近年はボチボチと役の幅も広げているようだが、やはりこの人は、こういう底の知れない不気味な人物を演じさせると並ぶ者がいない。デル・トロの演技だけでも観る価値あり。
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役に立った
ベスト100レビュアー
Amazonで購入
映画が始まり制作会社のロゴが出てきた時点で、すでに不吉さを感じる低音が耳に入ってきて、なんとなく真綿で首を絞められるかのような不穏な気分にさせられます。そして本編が始まるといきなり訪れる理不尽な事件、そこから淡々とすすむストーリー展開に知らず知らず映画の世界に引き込まれました。
1作目からのサンダル履きにショートパンツのオッサンなのになぜか恐いジョシュ・ブローリンと、何を考えているのか底が見えない恐怖を感じるベニチオ・デル・トロが、本作では初っ端から暗黒面全開で、どれだけこちらが言葉を尽くしても話が全く通じないであろう相手と向き合わされる感覚に1作目以上の恐さを覚えました。
終盤に向うに従って、そんな容赦のない2人が見せる人間らしい感情。あぁ…この人たちにも感情があったんだと不思議な気持ちにさせられます。そして再終盤…1作目のエミリー・ブラントのように、お前が来る世界ではないと言わんかのごとく閉ざされる画面。そこから始まる亡くなったヨハン・ヨハンソン氏が作曲した一度聴くと忘れられないテーマ曲で胃の辺りがゾワゾワさせられます。最初から最後まで密度の濃い二時間でした。
世界の理不尽さ邪悪さ、そしてそんな世界にもある人間らしさに触れてみたい…そんな方におススメです。
1作目からのサンダル履きにショートパンツのオッサンなのになぜか恐いジョシュ・ブローリンと、何を考えているのか底が見えない恐怖を感じるベニチオ・デル・トロが、本作では初っ端から暗黒面全開で、どれだけこちらが言葉を尽くしても話が全く通じないであろう相手と向き合わされる感覚に1作目以上の恐さを覚えました。
終盤に向うに従って、そんな容赦のない2人が見せる人間らしい感情。あぁ…この人たちにも感情があったんだと不思議な気持ちにさせられます。そして再終盤…1作目のエミリー・ブラントのように、お前が来る世界ではないと言わんかのごとく閉ざされる画面。そこから始まる亡くなったヨハン・ヨハンソン氏が作曲した一度聴くと忘れられないテーマ曲で胃の辺りがゾワゾワさせられます。最初から最後まで密度の濃い二時間でした。
世界の理不尽さ邪悪さ、そしてそんな世界にもある人間らしさに触れてみたい…そんな方におススメです。
2019年1月27日に日本でレビュー済み
アメリカ・メキシコ国境を舞台に、CIAによるメキシコ麻薬カルテルを標的にした情け容赦ない殲滅戦を描いた前作から引き続き、今作でも壮絶な地獄絵図が展開する。
今回は特にCIAの汚さ、非情さの描写が群を抜いており、これが世界一の大国の一組織のやることかと、暗澹たる気持ちにさせられる。
その中でジョシュ・ブローリン演じるマットと、ベニチオ・デル・トロ演じるアレハンドロが見せるほんの一片のヒューマニズムに胸が熱くなる。ネタバレになるから詳しくは書かないけど、前作と対になる見事な展開だった。
クライマックスのデル・トロ、傷だらけの狼のような姿には、あっけにとられながらも、不思議な感動があった。
ペキンパー映画や船戸与一の小説を思わせる傑作です。
最近のアメリカ映画の中で、数少ない観る価値のある映画。
だからこそUHDBlu-rayで観たかったな。
今回は特にCIAの汚さ、非情さの描写が群を抜いており、これが世界一の大国の一組織のやることかと、暗澹たる気持ちにさせられる。
その中でジョシュ・ブローリン演じるマットと、ベニチオ・デル・トロ演じるアレハンドロが見せるほんの一片のヒューマニズムに胸が熱くなる。ネタバレになるから詳しくは書かないけど、前作と対になる見事な展開だった。
クライマックスのデル・トロ、傷だらけの狼のような姿には、あっけにとられながらも、不思議な感動があった。
ペキンパー映画や船戸与一の小説を思わせる傑作です。
最近のアメリカ映画の中で、数少ない観る価値のある映画。
だからこそUHDBlu-rayで観たかったな。
2019年4月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前作のキーパーソン且つ唯一の良心であったケイト(役エミリー・ブラント)出演無し、監督交代というPart.2失敗気配をプンプン匂わし若干(どころか非常に)不安でしたが…杞憂でした!!
こりゃあね、ターミネーター2、エイリアン2、ゴッドファーザーPart.2…など限られた続編が入会を許されている優秀二作目協会™️(優二会)入り確実作ですね。
そして、前作のケイトポジション的女優さんのイザベラ・モナーが凄い&むっちゃ可愛い!
若干17歳、おっさん2人に負けず劣らず素晴らしい演技を見せてくれます。(俳優全員に言えますが表情に注目)
冷静なレビューは他の方がされてますのであとはそちらを参考になさってください。
前作気に入ったのでしたら今作も間違いないです。駄文失礼しました。
こりゃあね、ターミネーター2、エイリアン2、ゴッドファーザーPart.2…など限られた続編が入会を許されている優秀二作目協会™️(優二会)入り確実作ですね。
そして、前作のケイトポジション的女優さんのイザベラ・モナーが凄い&むっちゃ可愛い!
若干17歳、おっさん2人に負けず劣らず素晴らしい演技を見せてくれます。(俳優全員に言えますが表情に注目)
冷静なレビューは他の方がされてますのであとはそちらを参考になさってください。
前作気に入ったのでしたら今作も間違いないです。駄文失礼しました。
2019年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前作のファンで今作はyoutubeに予告編が挙がり始めてから非常に期待してソフトの
発売を心待ちにしていましたが、初めて観ている時からいくつかのシーンの演出に違
和感を感じ、終始あまり作品に夢中になれませんでした。
まず、冒頭スーパーマーケットで自爆テロが起こるシーンで幼女を連れた母親が出口
付近で今まさに自爆をしようとする男に説得をしながら近づいていくシーン。本能で
建物から出たい、出口に向かう心理は理解できるんですが、母親の行動があまりに無
謀で不自然に感じ、母と子を犠牲にする演出の”あざとさ”も気になる。
マットが捕らえたテロ関係者を拷問せずに容疑者宅を空爆するのも、前作とは違った
拷問シーンへのアプローチを試みたとしてもそんな金のかかる様な事はしないだろう
と。
イザベラを護送するシーンで不安な表情を見せる少女にアレハンドロが安心させる為
かニヤリとする場面。まず気持ちが悪いし、前作では"大切な人"に似ていると言って
いたメイサーに向かって無情にも銃を突き付けた男がそんな表面的な感情表現をする
のもおかしい。
終盤、脳は避けたとはいえ顎を撃ち抜かれ仮死状態だったアレハンドロが一年後、傷
跡が残っているとはいえ普通に流暢に喋っている姿にも違和感。
そして、そのシーンで不良少年を暗殺者としてこれから育成するのではないかと匂わ
せる様なセリフがあるけど、目隠しをされていて自分を撃った事は知らないとは言え、
アレハンドロ自身が最大の危機に陥るきっかけを作った少年を育成するなんてお人好
しな事をする訳がない。前作でカルテルのボスの家族というだけで少年たちを撃ち殺
したのに。
前作とは監督が代わった事もあり、作品から受ける印象が大分変わりましたが、前作
のイメージに捕らわれず独立した作品として観れば悪くはないと思います。
発売を心待ちにしていましたが、初めて観ている時からいくつかのシーンの演出に違
和感を感じ、終始あまり作品に夢中になれませんでした。
まず、冒頭スーパーマーケットで自爆テロが起こるシーンで幼女を連れた母親が出口
付近で今まさに自爆をしようとする男に説得をしながら近づいていくシーン。本能で
建物から出たい、出口に向かう心理は理解できるんですが、母親の行動があまりに無
謀で不自然に感じ、母と子を犠牲にする演出の”あざとさ”も気になる。
マットが捕らえたテロ関係者を拷問せずに容疑者宅を空爆するのも、前作とは違った
拷問シーンへのアプローチを試みたとしてもそんな金のかかる様な事はしないだろう
と。
イザベラを護送するシーンで不安な表情を見せる少女にアレハンドロが安心させる為
かニヤリとする場面。まず気持ちが悪いし、前作では"大切な人"に似ていると言って
いたメイサーに向かって無情にも銃を突き付けた男がそんな表面的な感情表現をする
のもおかしい。
終盤、脳は避けたとはいえ顎を撃ち抜かれ仮死状態だったアレハンドロが一年後、傷
跡が残っているとはいえ普通に流暢に喋っている姿にも違和感。
そして、そのシーンで不良少年を暗殺者としてこれから育成するのではないかと匂わ
せる様なセリフがあるけど、目隠しをされていて自分を撃った事は知らないとは言え、
アレハンドロ自身が最大の危機に陥るきっかけを作った少年を育成するなんてお人好
しな事をする訳がない。前作でカルテルのボスの家族というだけで少年たちを撃ち殺
したのに。
前作とは監督が代わった事もあり、作品から受ける印象が大分変わりましたが、前作
のイメージに捕らわれず独立した作品として観れば悪くはないと思います。
2019年4月24日に日本でレビュー済み
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ロジャー・ディーキンズ撮影、ジョハン・ジョハンソン音響スコア、
そしてヴィルヌーヴ演出が抜けての第二作。
脚本はシェルダン続投。「ウインド・リヴァー」で演出も果たした
シェルダンの裁量は?
前作の衝撃を受けたまま期待と上記スタッフなどの
欠落で不安もありながら。
しかし、本作でも引き続き容赦ない殺戮が
炸裂する。
これは映画だ、現実ではない、とホラー映画を
見ている時の呪文を唱えながら、心のどこかで
いや、これは多少デフォルメしながらも、現実と
そう変わらないのではないか、と。
冒頭の自爆テロ・シーンやヘリコプター登場シーンで
あのアトモス音声の恩恵をまたも受ける。
音響技術の凄まじさ。
5.1ドルビー・サラウンド以降、最大の音響技術の
進化。この映画最大の魅力。
そして印象的な、前作のスコアでチェロを演奏していた
ヒルドゥル・グズナドッテイルがジョハンソンのスコアを
踏襲しながらも新たなサウンド・デザインを
構築している。異常に深く沈み込み、しかし底辺では広がっていく。
アイスランド出身。記憶が正しければエレクトロニカ方面では
有名なMUMというプロジェクトのメンバー。
スコア、音響、何れも前作より好きだ。
砂埃、遠くまで見える地平線。
あくまで綺麗に見えるように撮影したのだろう。
光が舞い上がる砂埃と交差する繊細な撮影は極力排除。
国防省、DEA,CIA、各組織の力バランス、思惑、誤算、残酷な決断。
前作を踏襲しながらも、明らかに違う部分、それは
主役二人に明確な人生感を植え付けた事。
だからなのか、イザベル・モナー扮する麻薬王の娘とベニチオが
砂漠で佇むその姿が妙にメランコリックに映るのは。
この作風は嫌ではない。
そして序盤から前作との比較をしている自分に気が付いて
続編でありながら、全く別物、特に中盤から緊張感は
あるものの、前作が持っていた圧倒的な虚無感は無い、と
改めて気付く。
主役二人に消し去りたい過去を改めて植え付けたからなのか。
但し、気になる点。
冒頭の自爆テロ・シーンなど、監督は関わっていないのでは?
と疑うほど演出、撮影、成行き、などのクオリティの低さに唖然。
これは失敗作か?と思いつつ、見ていくと徐々に回復。
物語の進行に沿って撮影しているわけではないから、
いつ、どこの段階で撮影したのかは不明、しかし、このシーンと
同じく冒頭のヘリコプターのシーンだけは明らかに異質。
同じヘリコプターではありながら、終盤近くのブラック・ホークの
追跡シーンなどは「や、本物のブラック・ホークだ」と
興奮しながらも、この映像の緊張感は前作にもあった。
だからこそ、序盤のテロ・シーンの緊張感の欠如は
一体どうしたのだろう。
但し、何れのシーンでもアトモス音声の実力を堪能。
アトモス音声が、そして、音楽スコアがどれだけ
これらの映像を底上げしているかを実感する。
しかし、イザベル・モナーを除いて出演陣の演技達者ぶりに驚く。
そのモナーにしたって同年齢の日本人の演者に比べれば雲泥の差。
その他、マットの優秀な部下スティーブを演じたジェフリー・ドノヴァン。
メキシコ警察に撃たれた瞬間、実は映画を見ていて一番ショック。
主役二人を除いて感情移入できる唯一のキャラクター。
ラスト近く、モナーを救った上司であるマットへの対応。
苦虫をかみしめるような表情から、一転して切り替える、
その表情の作りこみたるや、この人はこのわずか2秒程度の
シーンの為にどれだけ葛藤や模索をくりかえしてきたのだろうか、
と想像。
このような瞬間を演じられる欧米諸国のエンターティナー。
翻って、日本人に「芸能」という仕事は古典の伝統芸能のみ
許される世界なのでは。
娯楽映画や舞台、ましてやミュージカルなどは最早。
あまりの稚拙ぶりに呆れる以前に、赤面。
演者、製作者、脚本家、演出者。
製作していて、演じていて恥ずかしくないのだろうか。
オリジナル・タイトルはスペイン語「暗殺者:兵士としての日々」。
そしてヴィルヌーヴ演出が抜けての第二作。
脚本はシェルダン続投。「ウインド・リヴァー」で演出も果たした
シェルダンの裁量は?
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欠落で不安もありながら。
しかし、本作でも引き続き容赦ない殺戮が
炸裂する。
これは映画だ、現実ではない、とホラー映画を
見ている時の呪文を唱えながら、心のどこかで
いや、これは多少デフォルメしながらも、現実と
そう変わらないのではないか、と。
冒頭の自爆テロ・シーンやヘリコプター登場シーンで
あのアトモス音声の恩恵をまたも受ける。
音響技術の凄まじさ。
5.1ドルビー・サラウンド以降、最大の音響技術の
進化。この映画最大の魅力。
そして印象的な、前作のスコアでチェロを演奏していた
ヒルドゥル・グズナドッテイルがジョハンソンのスコアを
踏襲しながらも新たなサウンド・デザインを
構築している。異常に深く沈み込み、しかし底辺では広がっていく。
アイスランド出身。記憶が正しければエレクトロニカ方面では
有名なMUMというプロジェクトのメンバー。
スコア、音響、何れも前作より好きだ。
砂埃、遠くまで見える地平線。
あくまで綺麗に見えるように撮影したのだろう。
光が舞い上がる砂埃と交差する繊細な撮影は極力排除。
国防省、DEA,CIA、各組織の力バランス、思惑、誤算、残酷な決断。
前作を踏襲しながらも、明らかに違う部分、それは
主役二人に明確な人生感を植え付けた事。
だからなのか、イザベル・モナー扮する麻薬王の娘とベニチオが
砂漠で佇むその姿が妙にメランコリックに映るのは。
この作風は嫌ではない。
そして序盤から前作との比較をしている自分に気が付いて
続編でありながら、全く別物、特に中盤から緊張感は
あるものの、前作が持っていた圧倒的な虚無感は無い、と
改めて気付く。
主役二人に消し去りたい過去を改めて植え付けたからなのか。
但し、気になる点。
冒頭の自爆テロ・シーンなど、監督は関わっていないのでは?
と疑うほど演出、撮影、成行き、などのクオリティの低さに唖然。
これは失敗作か?と思いつつ、見ていくと徐々に回復。
物語の進行に沿って撮影しているわけではないから、
いつ、どこの段階で撮影したのかは不明、しかし、このシーンと
同じく冒頭のヘリコプターのシーンだけは明らかに異質。
同じヘリコプターではありながら、終盤近くのブラック・ホークの
追跡シーンなどは「や、本物のブラック・ホークだ」と
興奮しながらも、この映像の緊張感は前作にもあった。
だからこそ、序盤のテロ・シーンの緊張感の欠如は
一体どうしたのだろう。
但し、何れのシーンでもアトモス音声の実力を堪能。
アトモス音声が、そして、音楽スコアがどれだけ
これらの映像を底上げしているかを実感する。
しかし、イザベル・モナーを除いて出演陣の演技達者ぶりに驚く。
そのモナーにしたって同年齢の日本人の演者に比べれば雲泥の差。
その他、マットの優秀な部下スティーブを演じたジェフリー・ドノヴァン。
メキシコ警察に撃たれた瞬間、実は映画を見ていて一番ショック。
主役二人を除いて感情移入できる唯一のキャラクター。
ラスト近く、モナーを救った上司であるマットへの対応。
苦虫をかみしめるような表情から、一転して切り替える、
その表情の作りこみたるや、この人はこのわずか2秒程度の
シーンの為にどれだけ葛藤や模索をくりかえしてきたのだろうか、
と想像。
このような瞬間を演じられる欧米諸国のエンターティナー。
翻って、日本人に「芸能」という仕事は古典の伝統芸能のみ
許される世界なのでは。
娯楽映画や舞台、ましてやミュージカルなどは最早。
あまりの稚拙ぶりに呆れる以前に、赤面。
演者、製作者、脚本家、演出者。
製作していて、演じていて恥ずかしくないのだろうか。
オリジナル・タイトルはスペイン語「暗殺者:兵士としての日々」。
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