英国らしい皮肉の効いたユーモアが本書の魅力のひとつ。思わず声をたてて笑ってしまったページも。
ですが、人によってはこの点が合わないのかも。全編通じてこのノリなので……。
気になるところは、焦れったすぎる恋模様。これはふたりがそれぞれ抱える重い問題に起因していて、じっくり描写されることに異議はないんだけども、途中何度か「わかったからさっさとくっついて!!」と思ったりも。
ただ、ルークの抱える問題のひとつ……というか諸悪の根源?である父親との着地点はなかなか他にはないもので、本書の好きなところを聞かれたらユーモアと並んでこれをあげる。なので星4で。
なお翻訳については、個人的には特に読みにくいとか合わないとは思いませんでした。
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ボーイフレンド演じます (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション) 文庫 – 2021/7/21
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【 NY市立図書館が選ぶベストブック選出! 】
" 完璧 " だけど退屈なボーイフレンド。
恋に落ちるはずなどなかったのに――
goodreadsベスト・ロマンス賞第5位!
ロックスターを両親に持つせいで常にパパラッチに追いかけられ、酔ってあられもない姿を写真に撮られてきたルーク。
おかげで勤務する慈善団体は多くのパトロンを失ってきたが、ある夜もまた醜態をさらしてしまい、上司から最後通牒を突きつけられる
――まともなボーイフレンドを見つけ、生活態度を改めるように、と。
白羽の矢が立ったのは、真面目で堅物の法廷弁護士オリヴァー。
彼のほうもある理由から恋人を探していたが、こうして、性格も対照的なふたりは期間限定の恋人同士を演じることになり……
原題: Boyfriend Material
―――― 〈ワシントン・ポスト〉紙、Bookpage.comのベスト・ロマンス選出作品に絶賛の声! ――――
ブリティッシュ・ユーモアをちりばめた楽しいロマンティック・コメディ。自分がこういう作品を欲していることに気づかせてくれた。
-----------K・J・チャールズ(ベストセラー作家)
"部屋でひとりで読んで大声を出して笑い"ながら"アレルギーのせいではない涙を目に浮かべる"作品。
-----------クリス・リッパー(ベストセラー作家)
" 完璧 " だけど退屈なボーイフレンド。
恋に落ちるはずなどなかったのに――
goodreadsベスト・ロマンス賞第5位!
ロックスターを両親に持つせいで常にパパラッチに追いかけられ、酔ってあられもない姿を写真に撮られてきたルーク。
おかげで勤務する慈善団体は多くのパトロンを失ってきたが、ある夜もまた醜態をさらしてしまい、上司から最後通牒を突きつけられる
――まともなボーイフレンドを見つけ、生活態度を改めるように、と。
白羽の矢が立ったのは、真面目で堅物の法廷弁護士オリヴァー。
彼のほうもある理由から恋人を探していたが、こうして、性格も対照的なふたりは期間限定の恋人同士を演じることになり……
原題: Boyfriend Material
―――― 〈ワシントン・ポスト〉紙、Bookpage.comのベスト・ロマンス選出作品に絶賛の声! ――――
ブリティッシュ・ユーモアをちりばめた楽しいロマンティック・コメディ。自分がこういう作品を欲していることに気づかせてくれた。
-----------K・J・チャールズ(ベストセラー作家)
"部屋でひとりで読んで大声を出して笑い"ながら"アレルギーのせいではない涙を目に浮かべる"作品。
-----------クリス・リッパー(ベストセラー作家)
- 本の長さ792ページ
- 言語日本語
- 出版社二見書房
- 発売日2021/7/21
- 寸法10.5 x 3 x 14.8 cm
- ISBN-104576211145
- ISBN-13978-4576211145
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商品の説明
出版社からのコメント
二見文庫 ザ・ミステリ・コレクションは、ロマンスカテゴリとミステリーサスペンスカテゴリがございます。
毎月21日頃発売です。
毎月21日頃発売です。
著者について
アレクシス・ホール Alexix Hall
アレクシス・ホールはペンネーム。本業があるため、本名は公開していない。
アレクシス・ホールはペンネーム。本業があるため、本名は公開していない。
登録情報
- 出版社 : 二見書房 (2021/7/21)
- 発売日 : 2021/7/21
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 792ページ
- ISBN-10 : 4576211145
- ISBN-13 : 978-4576211145
- 寸法 : 10.5 x 3 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 280,538位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 63位ザ・ミステリ・コレクション
- - 5,578位英米文学
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.0
星5つ中の4
39 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年9月11日に日本でレビュー済み
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Amazonで購入
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2021年9月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
久しぶりに夢中になれた本でした。面白すぎて読むのを止められない、軽く読み始めただけで1~2時間があっという間に溶けてしまう、という小学生以来の読書の面白さを思い出させてくれました。
主人公のルシアンは激しい自己嫌悪や過去のトラウマを対処しきれず、思ってもみない言動をしてしまったり、衝動的に行動したりなど周りの人間を振り回すこともあります。それは彼のちょっと珍しい出生のためであったり、過去にひどく傷ついた経験から来るものです。
イギリス上流階級やマスコミに追い回される芸能人の息子という立場など、非日常的なストーリーを味わいつつ、傷ついた自分自身や父との確執を解決しようともがくルシアンを応援しながら読みました。
ひどい自己嫌悪に陥ったり、自分に何の価値もないように感じたことがない人の目には「主人公が異様に卑屈で迷惑なやつ」としか映らないかもしれませんが、彼の回りくどい言い回しも含めて、そういう面倒くさい性格わかるなあと思いました。というかルシアンの皮肉っぽい語りがなくては、きっと読み通せなかった。「同性愛に偏見はありませんよ?しかし…」というポーズを取る登場人物の多いこと。辛いけど現実はもっと苛烈な状況もある。最悪な現実を皮肉ったりコケにしたりせずどう生きていけばいいのか。
読めば読むほどルシアンに半ば呆れながらも愛おしくてしょうがなくなり、後半には一見完璧なオリヴァーも抱える問題も見えてきて…
ルシアンもオリヴァーも完璧な人間ではないけれど、とにかく「フェイクのボーイフレンド」という関係性がもどかしく応援したくなる、好きな作品です。
主人公のルシアンは激しい自己嫌悪や過去のトラウマを対処しきれず、思ってもみない言動をしてしまったり、衝動的に行動したりなど周りの人間を振り回すこともあります。それは彼のちょっと珍しい出生のためであったり、過去にひどく傷ついた経験から来るものです。
イギリス上流階級やマスコミに追い回される芸能人の息子という立場など、非日常的なストーリーを味わいつつ、傷ついた自分自身や父との確執を解決しようともがくルシアンを応援しながら読みました。
ひどい自己嫌悪に陥ったり、自分に何の価値もないように感じたことがない人の目には「主人公が異様に卑屈で迷惑なやつ」としか映らないかもしれませんが、彼の回りくどい言い回しも含めて、そういう面倒くさい性格わかるなあと思いました。というかルシアンの皮肉っぽい語りがなくては、きっと読み通せなかった。「同性愛に偏見はありませんよ?しかし…」というポーズを取る登場人物の多いこと。辛いけど現実はもっと苛烈な状況もある。最悪な現実を皮肉ったりコケにしたりせずどう生きていけばいいのか。
読めば読むほどルシアンに半ば呆れながらも愛おしくてしょうがなくなり、後半には一見完璧なオリヴァーも抱える問題も見えてきて…
ルシアンもオリヴァーも完璧な人間ではないけれど、とにかく「フェイクのボーイフレンド」という関係性がもどかしく応援したくなる、好きな作品です。
2022年5月22日に日本でレビュー済み
原作のレヴューの数がとても多くて、興味を持ったので読んでみました。
ネタバレ注意↓
主人公のLucは”伝説のロックスター”の息子で、3歳の時に父親に捨てられている。大学時代に付き合っていた彼とうまくいかなくなって、相手が彼の若気の至りで羽目を外した事柄とか、父親との関係とかの情報を三文記事に売ったため、パパラッチにある事無いこと書き立てられて、人間不信というか、自分不信に陥っている。片やOliverは犯罪を犯した人の弁護を受け持つ弁護士で、几帳面なベジタリアン。この二人が利害の一致からいわゆる「フェイク・ボーイフレンド」として、付き合うことになる・・・
父親にも捨てられ、好きだった人にも裏切られて、完全に自分はダメな人間だと思い、自身を”a complete piece of human garbage" と呼んでいたLucがOliverとの付き合いを通して、次第に自分自身の事をそれほど悪くはないと思えるようになっていく過程が良かった。
ーーーYou should never let people tell you it is wrong to be how you are. ---
Lucの母親がOliverに言う台詞は真理だ。こういう母親に育てられたからか、Lucはどんなに取っ散らかっていても、臆病でも、根本のところでひねくれていない。ガンを患ったという父親が今更Lucに会いたいと言ってきても、恨みを感じながらも結局は見捨てることが出来なくて、それでも最低な親父に失望を感じはするけれど、憎むというより、彼はそういう人だと一種諦めの境地に至るあたりにその人柄が現れているし、Oliverの両親に食って掛かるところでも、不器用だけれど真っ当な心根を見ることが出来る。。
Oliver も実は家族との関係で長年コンプレックスを持っていたりして、かなり面倒くさい性格をしているので、2人がちゃんとお互いの気持ちを信じて本当の恋人になるまでには二転三転するけれど、その度にLucの友達が茶化しながらも親身になってくれたりして、ここでもLucが愛されていることがわかる。
Lucが父親に対してずっと抱いてきた気持ちだとか、Oliverとの関係に悩む様子だとか、結構しんみりするような場面はあるけれど、所々で声を出して笑ってしまうような場面もあって、泣き笑いのヒューマン・コメディのような感じだった。
ネタバレ注意↓
主人公のLucは”伝説のロックスター”の息子で、3歳の時に父親に捨てられている。大学時代に付き合っていた彼とうまくいかなくなって、相手が彼の若気の至りで羽目を外した事柄とか、父親との関係とかの情報を三文記事に売ったため、パパラッチにある事無いこと書き立てられて、人間不信というか、自分不信に陥っている。片やOliverは犯罪を犯した人の弁護を受け持つ弁護士で、几帳面なベジタリアン。この二人が利害の一致からいわゆる「フェイク・ボーイフレンド」として、付き合うことになる・・・
父親にも捨てられ、好きだった人にも裏切られて、完全に自分はダメな人間だと思い、自身を”a complete piece of human garbage" と呼んでいたLucがOliverとの付き合いを通して、次第に自分自身の事をそれほど悪くはないと思えるようになっていく過程が良かった。
ーーーYou should never let people tell you it is wrong to be how you are. ---
Lucの母親がOliverに言う台詞は真理だ。こういう母親に育てられたからか、Lucはどんなに取っ散らかっていても、臆病でも、根本のところでひねくれていない。ガンを患ったという父親が今更Lucに会いたいと言ってきても、恨みを感じながらも結局は見捨てることが出来なくて、それでも最低な親父に失望を感じはするけれど、憎むというより、彼はそういう人だと一種諦めの境地に至るあたりにその人柄が現れているし、Oliverの両親に食って掛かるところでも、不器用だけれど真っ当な心根を見ることが出来る。。
Oliver も実は家族との関係で長年コンプレックスを持っていたりして、かなり面倒くさい性格をしているので、2人がちゃんとお互いの気持ちを信じて本当の恋人になるまでには二転三転するけれど、その度にLucの友達が茶化しながらも親身になってくれたりして、ここでもLucが愛されていることがわかる。
Lucが父親に対してずっと抱いてきた気持ちだとか、Oliverとの関係に悩む様子だとか、結構しんみりするような場面はあるけれど、所々で声を出して笑ってしまうような場面もあって、泣き笑いのヒューマン・コメディのような感じだった。
2021年9月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作品は分厚いが、じわじわと読んでいても話が繋がるので、忙しければ一日一章ずつ読んでも大丈夫。53章あるけど…、時間ある日は数章まとめて読めばよい。というのも、謎ときやスリリングなアクションがあるわけではなく、基本、現代を生きる英国人達の日常生活を垣間見て味わう作品。なので、細切れに読んでも、一つ一つの文章が英国文化や歴史に彩られたジョークとなっており、それを楽しめる作りなのである。ルークが眠ったら読者も本を置いて休憩、続きは明日、で良いのである。
作中にはLGBT+で恋に悩んだり、人種差別を受けたり(友人たちはいろんな民族のルーツを持っている)、生活するためには嫌でも職業につかねばならない若者たちが息づいていて、生の会話をしている。
一見成功者と思える、主人公とフェイクの付き合いをする法廷弁護士のオリヴァーでさえも色々な悩みや差別を抱えて生きているのがよくわかる。
そんな今を生きる英国の若者たちの文化や考え方を味わえる素晴らしい本だと思った。
しかし自分の頭の価値観は、残念ながらオリヴァー両親並で…、なかなか変えられそうにはないが、このような作品が英米国のベストセラーになっていることを知れ、なんというか一皮むけた?気がする。
作中にはLGBT+で恋に悩んだり、人種差別を受けたり(友人たちはいろんな民族のルーツを持っている)、生活するためには嫌でも職業につかねばならない若者たちが息づいていて、生の会話をしている。
一見成功者と思える、主人公とフェイクの付き合いをする法廷弁護士のオリヴァーでさえも色々な悩みや差別を抱えて生きているのがよくわかる。
そんな今を生きる英国の若者たちの文化や考え方を味わえる素晴らしい本だと思った。
しかし自分の頭の価値観は、残念ながらオリヴァー両親並で…、なかなか変えられそうにはないが、このような作品が英米国のベストセラーになっていることを知れ、なんというか一皮むけた?気がする。
2021年7月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
頑張って、半分まで読んだのですが断念しました。
私の知識不足、読解力不足のため、
文章がすんなり頭に入ってこない。
会話も面白く感じられない。しかも、延々と続く。
なので、登場人物に感情移入できませんでした。
三歳のときに父親(有名なロックスター)に捨てられたせいでしょうか、
とっても自己肯定感が低いルーク。
尚且つ、元恋人に二人の恋愛をマスコミに売られ、自暴自棄な生活を送っている。
年齢が28歳とのことですが、言動がティーンエイジャーのようで、
何度も年齢を頭にインプットしながら読みました。
オリヴァーは彼のどこに惹かれたのかなぁ?
私には、ルークの自虐的な思考にはついていけませんでした。
といっても、半分も理解できているかわからないので、
このレビューも自信をもって書いてはいないのですが。(たわごとと思ってください)
とにかく、ハードルが高すぎて
ごめんなさい、二度と手をだしません。
という感じです。
私の知識不足、読解力不足のため、
文章がすんなり頭に入ってこない。
会話も面白く感じられない。しかも、延々と続く。
なので、登場人物に感情移入できませんでした。
三歳のときに父親(有名なロックスター)に捨てられたせいでしょうか、
とっても自己肯定感が低いルーク。
尚且つ、元恋人に二人の恋愛をマスコミに売られ、自暴自棄な生活を送っている。
年齢が28歳とのことですが、言動がティーンエイジャーのようで、
何度も年齢を頭にインプットしながら読みました。
オリヴァーは彼のどこに惹かれたのかなぁ?
私には、ルークの自虐的な思考にはついていけませんでした。
といっても、半分も理解できているかわからないので、
このレビューも自信をもって書いてはいないのですが。(たわごとと思ってください)
とにかく、ハードルが高すぎて
ごめんなさい、二度と手をだしません。
という感じです。
2021年9月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
生い立ちの影響もあり自己肯定感の低いルシアンと、親からの精神的虐待を受け続け自己肯定感の低いオリバーのものがたり。
翻訳がすこしぎこちなくて、読みづらいけれど、よい話です。
翻訳がすこしぎこちなくて、読みづらいけれど、よい話です。
2021年7月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
父母が有名なロックスターで、自分は有名人の子どもとして、(いろいろあって)ゴシップのネタになってしまい心も体も生活もボロボロの慈善団体職員ルシアン君と、ルシアン君から見たら「完璧」としか形容できないくらい格好いい法廷弁護士のオリヴァーさんの、それぞれの事情があってフェイクの恋人関係が始まり、そして…というお話。
とにかくルシアン君のグルグルが可愛いです。いろいろな小ネタや英国ジョーク、個性的で魅力的な友人たちやお母さん、フェイク彼氏とわちゃわちゃやっているところは本当に楽しくて、そしてこれはどう読んでもルシアン君、かなり辛いね…と思える父との関係については、どうなっていくのかハラハラしながら読みました。一方でオリヴァーさんの家庭の事情もかなり重くて、うわうわうわ…って、読みながら心が痛みました。
ルシアン君もオリヴァーさんも、フェイクの恋人関係になるよりずっと前、そもそも最初に会ったときに、互いに素敵な人!って思い合っていた(そして、心のどこかでずっと気に掛けていた)に違いないと思います。しかし、なかなか恋は(相手がフェイクの彼氏であっても…というか、フェイクだからこそ、なのかもしれませんが)思うように上手くいかないものですね。約800ページと長編ですが、お話のラストに近づくころには、二人の関係が楽しくて、この二人の物語、もっともっと読み続けていたいなぁ…と思いました。
とにかくルシアン君のグルグルが可愛いです。いろいろな小ネタや英国ジョーク、個性的で魅力的な友人たちやお母さん、フェイク彼氏とわちゃわちゃやっているところは本当に楽しくて、そしてこれはどう読んでもルシアン君、かなり辛いね…と思える父との関係については、どうなっていくのかハラハラしながら読みました。一方でオリヴァーさんの家庭の事情もかなり重くて、うわうわうわ…って、読みながら心が痛みました。
ルシアン君もオリヴァーさんも、フェイクの恋人関係になるよりずっと前、そもそも最初に会ったときに、互いに素敵な人!って思い合っていた(そして、心のどこかでずっと気に掛けていた)に違いないと思います。しかし、なかなか恋は(相手がフェイクの彼氏であっても…というか、フェイクだからこそ、なのかもしれませんが)思うように上手くいかないものですね。約800ページと長編ですが、お話のラストに近づくころには、二人の関係が楽しくて、この二人の物語、もっともっと読み続けていたいなぁ…と思いました。









