作者の作品の中でテイストとしては
「ほうかごのロケッティア」が一番近いでしょうか。
青春ものではあります。
痛くて切ない若い頃の甘酸っぱいお話です。
文化系青春グラフィティとしては定番すぎるお話ですが
ソツなく面白くなっていると思います。
それにしても、、、痛い。
イタいお話と言う意味ではなく、胸が痛いです。
この物語の主人公は語り部です。
主人公二人の周囲にいる脇役でしかない。
そう思い知らされる物語です。
きっと青春時代の絶対的大多数の側の脇役が大人になっていく
過程で経験するお話。
物語の近くにいながら「主人公は自分ではない」と言う現実。
好きな女の子が自分ではない誰かを見ていると言う現実。
だから、切ない。痛い。
だから、、、涙をこらえ僕は一歩を踏み出す。
ヒーローになったバカ男が言った様にヒーローとは
ただの人間がやせ我慢しながら、歯を食いしばってなるものだから。
ああ、、胸が痛い。
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ボンクラーズ、ドントクライ (ガガガ文庫) 文庫 – 2012/1/18
恋もツンデレも知らなかった、あの頃の僕ら
あの頃の僕らは、恋がどんなものかも知らなかったーー。ネットもケータイもない生活が当たり前だった1999年、とある片田舎の高校。肇とカントクは、夢だけは大きく「日本の特撮映画を変えること」だが、映画の撮影準備と称して憧れの特撮ヒーローになりきる「ごっこ遊び」に興じてばかりのボンクラ映画研究部。そんな「撮らない」映画研究部に、わけありの美少女が飛び込んできてーー。男子ってやつは……バカで、むき出しで、まっすぐで、最低だけど最高だ!! 誰しもが通り過ぎる、恥ずかしく、苦く、痛々しい青春模様。
あの頃の僕らは、恋がどんなものかも知らなかったーー。ネットもケータイもない生活が当たり前だった1999年、とある片田舎の高校。肇とカントクは、夢だけは大きく「日本の特撮映画を変えること」だが、映画の撮影準備と称して憧れの特撮ヒーローになりきる「ごっこ遊び」に興じてばかりのボンクラ映画研究部。そんな「撮らない」映画研究部に、わけありの美少女が飛び込んできてーー。男子ってやつは……バカで、むき出しで、まっすぐで、最低だけど最高だ!! 誰しもが通り過ぎる、恥ずかしく、苦く、痛々しい青春模様。
- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2012/1/18
- ISBN-104094513167
- ISBN-13978-4094513165
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
あの頃の僕らは、恋がどんなものかも知らなかった―。ネットもケータイもまだ馴染みがなかった1999年、とある片田舎の高校。主人公の肇とカントクは、夢だけは大きく「日本の特撮映画を変えること」だが、映画の撮影準備と称して憧れの特撮ヒーローになりきる「ごっこ遊び」に興じてばかりのボンクラ映画研究部。そんな「撮らない」映画研究部に、わけありの美少女が飛び込んできて―。男子ってやつは、バカで、むき出しで、まっすぐで、最低だけど最高だ。誰しもが通り過ぎる、恥ずかしく、苦く、痛々しい青春模様。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大樹/連司
1982年生まれ。茨城県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1982年生まれ。茨城県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2012/1/18)
- 発売日 : 2012/1/18
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 296ページ
- ISBN-10 : 4094513167
- ISBN-13 : 978-4094513165
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,564,873位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
5つ星のうち3.5
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年1月23日に日本でレビュー済み
こういう恋愛物が好きな人もいるとは思いますが。
青春物ということで、同じ作者の「ほうかごのロケッティア」「オブザデッド・マニアックス」が好きだったので同じテイストを期待してたのですが、青春もので映画を撮るというのはよくある設定ですし、前述の2つの作品と比較しても青春物の疾走感やクライマックスでの盛り上がりがなく、恋愛関係でうだうだ悩んで自己嫌悪したあげくラストにチョロッと動くだけでした。
また心情を丁寧に描くにしては、映画作りを通して仲を深めていくような描写はアッサリとサクサク進んでいてチグハグな印象。
しかも本文中に主人公が言ってる通り、主人公が脇役。明らかに他の2人のどちらかが主人公格。
リアルといえばリアルですが、前述の2作品を期待すると肩すかしをくらいます。 私は、この作者の青春物という前情報がなかったらまず買わなかったでしょう。
あと、冒頭にさも重要のように書いてある「1999年の出来事」設定っていります?
続編で過去の思い出でした、ってなるんでしょうか。
青春物ということで、同じ作者の「ほうかごのロケッティア」「オブザデッド・マニアックス」が好きだったので同じテイストを期待してたのですが、青春もので映画を撮るというのはよくある設定ですし、前述の2つの作品と比較しても青春物の疾走感やクライマックスでの盛り上がりがなく、恋愛関係でうだうだ悩んで自己嫌悪したあげくラストにチョロッと動くだけでした。
また心情を丁寧に描くにしては、映画作りを通して仲を深めていくような描写はアッサリとサクサク進んでいてチグハグな印象。
しかも本文中に主人公が言ってる通り、主人公が脇役。明らかに他の2人のどちらかが主人公格。
リアルといえばリアルですが、前述の2作品を期待すると肩すかしをくらいます。 私は、この作者の青春物という前情報がなかったらまず買わなかったでしょう。
あと、冒頭にさも重要のように書いてある「1999年の出来事」設定っていります?
続編で過去の思い出でした、ってなるんでしょうか。
2012年2月6日に日本でレビュー済み
短い小説ではある。
でも、僕は一息で読み切ることはできませんでした。
ところどころ、胸の奥が、ちくりと痛み、目をそらしてしまう。
その理由は、'主役になれない彼'に共感してしまったから。
少しずつ惹かれあう二人と、それを見ている一人。
最初はそれぞれの一番近くにいたからこそ、気づいてしまう二人の変化。
一つの嘘と、後悔。
それでも、最後の1シーン。
すべてをひっくるめて、共感し、だからこそ、応援したくなります。
そういう願いがかなわなかったことがある人に、おすすめです。
でも、僕は一息で読み切ることはできませんでした。
ところどころ、胸の奥が、ちくりと痛み、目をそらしてしまう。
その理由は、'主役になれない彼'に共感してしまったから。
少しずつ惹かれあう二人と、それを見ている一人。
最初はそれぞれの一番近くにいたからこそ、気づいてしまう二人の変化。
一つの嘘と、後悔。
それでも、最後の1シーン。
すべてをひっくるめて、共感し、だからこそ、応援したくなります。
そういう願いがかなわなかったことがある人に、おすすめです。