『ボッコちゃん』は表題となっている作品をはじめ「おーい でてこい」や「鏡」「不眠症」など、50編の短編小説が綴じられています。どの小説も一話あたり10ページ前後と短いので読みやすいです。
ストーリーの舞台は近未来ですが、海外SF本に見られるようなハードボイルドな主人公や魅惑的なヒロインは登場しません。登場人物もエヌ氏だったり、エス氏だったりと適当な名前が多く、あえてキャラ立ちさせないことにより、狡さや残酷さ、滑稽さというものが人類共通のものであることを描き出しているのかなと感じました。
オチが衝撃的なものが多く、昔話や説話のようにくすりと笑えるものもありますが、多くはぞくりとさせられます。つらつらと読んでいると最後の最後にパンチを食らう、落語のようなな小説だと思います。
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