心がほっこりしました
両親共に認知症でこの先どうしたらいいのか
途方に暮れておりました
この本は届くなり一気に読んでしまいました。
気持ちが温かくなり、こんなかわいらしいおばあちゃんになれたらなーと思いました
現実は厳しいものですが、手探りで集めた本ばかりに目を通していると気が張ってしまい余裕がなかったところでした
この本と出会えて良かった
読み終わった後にフッと気持ちが軽くなりました
にっこり、時には笑ってしまうこともあり
ずっと手元に置いておきます
ありがとうございました
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ペコロスの母に会いに行く 単行本 – 2012/7/7
岡野 雄一
(著)
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母は、人生の重荷を下したかのように、ゆっくりとゆっくりとボケていきました─
62歳、無名の“ハゲちゃびん"漫画家が
施設に暮らす認知症の母との
「可笑しく」も「切ない」日々を綴った
感動のコミックエッセイ!
40歳で故郷長崎にUターンした漫画家(62歳)が、親の老いを見つめてきた日々の、笑えて、温かくて、どこか切ない家族の物語。
主人公は、認知症と診断され施設に暮らす現在89歳の母。母が見せる「人生の重荷を下ろしたとびっきりの笑顔」や、著者のはげた頭を見て名前を思い出すエピソード、時折つぶやく亡き父との思い出話などを描いたコミックエッセイです。
「忘れること、ボケることは、悪いことばかりじゃないんだ。母を見ていてそう思った」
62歳、無名の“ハゲちゃびん"漫画家が
施設に暮らす認知症の母との
「可笑しく」も「切ない」日々を綴った
感動のコミックエッセイ!
40歳で故郷長崎にUターンした漫画家(62歳)が、親の老いを見つめてきた日々の、笑えて、温かくて、どこか切ない家族の物語。
主人公は、認知症と診断され施設に暮らす現在89歳の母。母が見せる「人生の重荷を下ろしたとびっきりの笑顔」や、著者のはげた頭を見て名前を思い出すエピソード、時折つぶやく亡き父との思い出話などを描いたコミックエッセイです。
「忘れること、ボケることは、悪いことばかりじゃないんだ。母を見ていてそう思った」
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社西日本新聞社
- 発売日2012/7/7
- 寸法23.7 x 18.2 x 1.4 cm
- ISBN-104816708537
- ISBN-13978-4816708534
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商品の説明
出版社からのコメント
第42回日本漫画家協会賞優秀賞受賞! 映画『ペコロスの母に会いに行く』が2013年11月全国の劇場で公開決定。出演は岩松了、赤木春恵、原田貴和子、加瀬亮など。
内容(「BOOK」データベースより)
62歳の漫画家が描く、認知症の母との可笑しくも切ない日々。
著者について
1950年、長崎の斜面の町に生まれ育つ。20歳で上京、小さな出版社で編集の仕事に携わる。40歳でUターン。タウン誌編集長を経て、フリーランスの漫画家、シンガーソングライターとして活動中。雑誌や会報などに掲載した漫画を集め、2009年に『ペコロスの玉手箱』を自費出版。2012年1月に自費出版した『ペコロスの母に会いに行く』が、長崎の老舗書店で2カ月間売り上げ1位を記録。
*ペコロスは小さなタマネギの意味で愛称
*ペコロスは小さなタマネギの意味で愛称
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.6
星5つ中の4.6
415 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年10月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
辛くもあり、楽しくもある人生を生きてきたからこそ、
最後には辛さをすべて忘れ、
楽しいときを過ごすために、人はボケるのかもしれないですね。
そんなことを思わせてくれるある人生を生きてきたからこそ、
最後には辛さをすべて忘れ、
楽しいときを過ごすために、人はボケるのかもしれないですね。
そんなことを考えさせてくれる心温まる漫画です。
泣いてしまったのは、原爆で死んでしまった赤ん坊の長女が戻ってくるシーン。
取り返せない時間を返してくれる、というのも認知症だからこそなのかもしれません。
これを読んでから、自分自身の祖母の認知症への見方が大きく変わりました。
祖母自身、若い時から苦労してきたからこそ、
今、親戚がゴタゴタしているのも、誰かと誰かがいがみ合っているのも、
そんな無駄な情報をインプットしないで、幸せな人生の終わり方をするために、
認知症が進行してきたのだと。
そう思えると、認知症の祖母には何が見えているか、と想像したくなりますし、
なんども繰り返す昔話も興味を持って聞き入ります。
こんな風に自分の人生を豊かにしてくれる一冊です。
最後には辛さをすべて忘れ、
楽しいときを過ごすために、人はボケるのかもしれないですね。
そんなことを思わせてくれるある人生を生きてきたからこそ、
最後には辛さをすべて忘れ、
楽しいときを過ごすために、人はボケるのかもしれないですね。
そんなことを考えさせてくれる心温まる漫画です。
泣いてしまったのは、原爆で死んでしまった赤ん坊の長女が戻ってくるシーン。
取り返せない時間を返してくれる、というのも認知症だからこそなのかもしれません。
これを読んでから、自分自身の祖母の認知症への見方が大きく変わりました。
祖母自身、若い時から苦労してきたからこそ、
今、親戚がゴタゴタしているのも、誰かと誰かがいがみ合っているのも、
そんな無駄な情報をインプットしないで、幸せな人生の終わり方をするために、
認知症が進行してきたのだと。
そう思えると、認知症の祖母には何が見えているか、と想像したくなりますし、
なんども繰り返す昔話も興味を持って聞き入ります。
こんな風に自分の人生を豊かにしてくれる一冊です。
殿堂入りNo1レビュアーVINEメンバー
Amazonで購入
読み終えるまでに、何度も胸がつかえて前に進めなくなってしまいました。
そして、母の声が聞きたくなって途中で電話してしまいました。
ペコロスは、この作品の著者、岡野雄一さんのことです。
この物語は、ペコロスさんと認知症が進み始めたお母さんを描いたものです。
お母さんは、認知症ですので、変なことを言ったりしでかしたりします。
しかしそれは、お母さんにとっては少しも変なことではありません。
ペコロスさんは、お母さんをありのまま受け止め、優しく、しかも愉快に描いておられます。
お母さんは今、かけがえのない時間を過ごしているのではないかとペコロスさんには見えます。
先に亡くなったお父さんや幼くして命を落としたお姉さん。
娘時代のお母さん(自分自身)。幼かったペコロスさん。
母が大好きな人たちと一番幸せだった頃のまま、今一緒に過ごしているのではないか、とペコロスさんは考えます。
思い出の中で人は永遠の命を有しているように思えます。
大阪の四天王寺に極楽浄土の庭という場所があります。
極楽浄土に行くために、よい行いをしなければいけないのは、こういう意味もあるのではないか、などと想像を飛躍させてしまいました。
そして、母の声が聞きたくなって途中で電話してしまいました。
ペコロスは、この作品の著者、岡野雄一さんのことです。
この物語は、ペコロスさんと認知症が進み始めたお母さんを描いたものです。
お母さんは、認知症ですので、変なことを言ったりしでかしたりします。
しかしそれは、お母さんにとっては少しも変なことではありません。
ペコロスさんは、お母さんをありのまま受け止め、優しく、しかも愉快に描いておられます。
お母さんは今、かけがえのない時間を過ごしているのではないかとペコロスさんには見えます。
先に亡くなったお父さんや幼くして命を落としたお姉さん。
娘時代のお母さん(自分自身)。幼かったペコロスさん。
母が大好きな人たちと一番幸せだった頃のまま、今一緒に過ごしているのではないか、とペコロスさんは考えます。
思い出の中で人は永遠の命を有しているように思えます。
大阪の四天王寺に極楽浄土の庭という場所があります。
極楽浄土に行くために、よい行いをしなければいけないのは、こういう意味もあるのではないか、などと想像を飛躍させてしまいました。
2013年8月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読んで、ほんとに泣き笑いというか、正直ワォーと泣いてしまったくらいだ。詩人の伊藤比呂美さんが言うごとく、絵がうまい、かわいい、抜群のユーモア、ストーリー性・・・。
わたしは正直「介護ストーリーまたは体験記」というのが好きでない。というか、今読んでも自分の体験したことを今さら・・・というのがあって、思い出すし、読まない。
ところが先日、本屋で平積みになっているこの「かわいい」本の中の四コマまんがをちらりと読んだとたん、「ムーッ、これは面白い」と思って買ってしまった。
このまんがは、たとえば「トムは真夜中の庭で」(アン・フィリパ・ピアス)のように、人間の中で記憶が昔と交錯し、あるいは幼い子供が遠い未来の自分と交錯し、人間の「真実」とは何か。現実よりも人間の「意識」の方が真実ではないか、と思わせる。
それをまんがでやった・・・。
微妙なことばの食い違い、そのイメージをばあっと作者は広げる。
母のみちよさんが、正月が来て、亡くなったご主人やご先祖さんを「まだ死んどるかいな」などと言ったとき、まんがでは、突然ご先祖の墓石がふるえ、なくなったご先祖が「プファー、苦しかった」と言って出てくる。ようするに「まだ生きとるかいな」ではなく、「まだ死んどるかい」という状態だったのだ、みちよさんの中では。正月というのになにしとるんかいな。
まぁ、ともかく、単なるおかしい体験記ではない。とても、深い人間のかなしさ、真実みたいなものがあります。
わたしは正直「介護ストーリーまたは体験記」というのが好きでない。というか、今読んでも自分の体験したことを今さら・・・というのがあって、思い出すし、読まない。
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このまんがは、たとえば「トムは真夜中の庭で」(アン・フィリパ・ピアス)のように、人間の中で記憶が昔と交錯し、あるいは幼い子供が遠い未来の自分と交錯し、人間の「真実」とは何か。現実よりも人間の「意識」の方が真実ではないか、と思わせる。
それをまんがでやった・・・。
微妙なことばの食い違い、そのイメージをばあっと作者は広げる。
母のみちよさんが、正月が来て、亡くなったご主人やご先祖さんを「まだ死んどるかいな」などと言ったとき、まんがでは、突然ご先祖の墓石がふるえ、なくなったご先祖が「プファー、苦しかった」と言って出てくる。ようするに「まだ生きとるかいな」ではなく、「まだ死んどるかい」という状態だったのだ、みちよさんの中では。正月というのになにしとるんかいな。
まぁ、ともかく、単なるおかしい体験記ではない。とても、深い人間のかなしさ、真実みたいなものがあります。
2013年4月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
介護をしているものとして、涙と笑とほのぼのとした癒しを感じました。介護は悲惨と思われがちですが、楽しかったり、感動することもいろいろ。本当にそうです。得にこのお母さんが可愛い。もともとユーモアのある方だったんだと思います。日本人が誰しも、こんなお母さんだったらいいのにな、と思うような可愛いおばあちゃんです。介護にちょっぴり疲れた時、これを読んで気持ちをしゃんとさせています。息子の帰りを駐車場で待ってしまうシーン。ここ、私のツボでした。
2013年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
六月に亡くなった母とそっくりな、ちっちゃいころりな、みつえさん、父が90で亡くなって、二年後この頃忘れてばかりで、と言って居たので、病院に行って診て貰おうかと言うと、嫌がらずに行ったところ、アルツハイマー病の初期が判り、薬を始めました。おばあちゃんの財布誰が持っていったか、遊びに行った兄の家で、私にお米研いだか?兄たちと笑いました。みつえさんとちがったのは、亡くなるその日まで、近所の散歩を欠かしませんでしたが、二年前には、硬膜下血腫で、入院手術も有りました。色々有りましたが、最期は娘孝行で、ピンピンコロリを
絵に描いたように逝きました。認知症に携わるすべての方に読んでいただきたいです。泣けます!笑えます!
絵に描いたように逝きました。認知症に携わるすべての方に読んでいただきたいです。泣けます!笑えます!