この映画を見るのに、20年迷った。というのも、20年前、この映画のタイトル「ペイ・フォワード」だけを知り、中身は見ないでそのタイトルどおりに、ある善行を行ったことがある。それはかつて自分がある人から受けた善行だったが、映画のタイトルだけで意味がわかり、その恩を別の困った人に返した。
その結果……。口では「一生恩を忘れません」と言っていたその相手から、こっぴどく裏切られ、大損害を受けた。
だから、映画を見る前から、結末が見えていた。きっと自分と同じような目に遭うに違いない……と。
だが、なぜか最近、当時最高の子役だったハーレイ・ジョエル・オスメントが中年になって、ドラマにちょくちょく出るようになり、インタビューにも登場するようになり、なんだかんだでそういえば「ペイ・フォワード」だけ見てなかったと思い出し、今になって結局見た。
結末は、やはり、主人公はいいことなかった。
キャンドル集会ではとても報われない。本人もだが、先生にもママにも一生消えない傷を負わせてしまう結果になった。
でも、なぜだろう? まあ、それでもいいか、という気持ちになった。
報われないことが、なぜ悲劇と感じなかったのか、よくわからない。
けれど、なぜだか自分は癒やされた感じがした。
理由はわからない。
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