半額弁当を奪い合うという、くだらないストーリーをどう書くんだろうかと興味を抱いて講読しました。
予想していたよりも、おもしろかったです。
最初は、文章表現だけで弁当の奪い合いを書いているような印象を持ったのですが、登場するキャラクターが
脇役も含め個性的、というか濃いキャラで、久しぶりに楽しめました。
バカバカしいけど、それに全力をかけて青春を過ごしている。
そんな学生時代の部活を思い出しました。
この商品をお持ちですか?
マーケットプレイスに出品する

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません 。詳細はこちら
Kindle Cloud Readerを使い、ブラウザですぐに読むことができます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ベン・トー 1 サバの味噌煮290円 (スーパーダッシュ文庫) 文庫 – 2008/2/22
この商品はセット買いができます
『ベン・トー(スーパーダッシュ文庫) 全15冊セット』 こちらをチェック
購入を強化する
弁当に青春を賭ける!
ビンボー高校生・佐藤洋はある日スーパーで、半額になった弁当を見つける。それに手を伸ばそうとして、気付くと床に倒れていた。それが壮絶な戦いの始まりだった…。学園シリアス・ギャグアクション!
ビンボー高校生・佐藤洋はある日スーパーで、半額になった弁当を見つける。それに手を伸ばそうとして、気付くと床に倒れていた。それが壮絶な戦いの始まりだった…。学園シリアス・ギャグアクション!
- 本の長さ294ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2008/2/22
- ISBN-104086304058
- ISBN-13978-4086304054
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
ビンボー高校生・佐藤洋はある日ふらりと入ったスーパーで、半額になった弁当を見つける。それに手を伸ばした瞬間、彼は嵐のような「何か」に巻き込まれ、気づいた時には床に倒れていた。そこは半額弁当をめぐり熾烈なバトルロワイヤルが繰り広げられる戦場だったのだ!その不可思議な戦いに魅せられた佐藤は、そこに居合わせていた同級生・白粉花とともに半額弁当の奪取を試みるが、突如現れた美女、「氷結の魔女」に完膚なきまでに叩きのめされる。そして、その美女が佐藤に告げた言葉は…。第5回大賞作家の新境地、庶民派学園シリアス・ギャグアクション、開幕。
1分以内にKindleで ベン・トー サバの味噌煮290円 (集英社スーパーダッシュ文庫) をお読みいただけます。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2008/2/22)
- 発売日 : 2008/2/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 294ページ
- ISBN-10 : 4086304058
- ISBN-13 : 978-4086304054
- Amazon 売れ筋ランキング: - 319,526位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 53位スーパーダッシュ文庫
- - 76,606位文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
北海道出身のモノカキ。好きなものは犬、銃、百合作品、サバゲなど。ゲームはセガ派。最近釣りも始めた。
TVアニメ『リコリス・リコイル』原案。また主な著書に『ベン・トー』(スーパーダッシュ文庫)、『デスニードラウンド』『生ポアニキ』(オーバーラップ文庫)、『英雄都市のバカども』(富士見ファンタジア文庫)、『サバゲにGO!』(ストレートエッジ)、『シドニアの騎士 きっとありふれた恋』(講談社)などがある。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.2
星5つ中の4.2
65 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。

こんな経験はないだろうか。ある世界を知る。興味を持つ。何となくその世界に足を踏み入れてみる。自分で体験してみる。当初は「こんなもんか」くらいの感想を持つ。次第にその世界に馴染んでくる。すると、最初は見えなかった世界が見えてくる。その世界に精通した人達の姿が見えてくる。暗黙のルールがあることを知る。実は自分がそのルールに少し外れていることを知る。そうしたことを修正していくうちにまた少し馴染んでくる。一定のレベルに達した頃に仲間が出来る。また新しい世界を知る。いつの間にか結構ディープなところまで足を突っ込んでいることに気付く。自分のことを師匠みたいに崇める者が出て来る。そしてふとビギナーだった頃を振り返ると我ながら恥ずかしくも微笑ましく、結構無礼なこともしてきたなと気付く。そうしてこの世界から抜け出せなくなる。こんな世界の話である。舞台はスーパー。しかも弁当コーナーのみである。ライバルがいる。先輩がいる。他校の人がいる。達人がいる。伝説の人がいる。スーパーの弁当コーナーを牛耳る食材担当者は神である。傍から見れば大変しょーもない世界である。無価値である。しかし、その世界にどっぷり浸かっている者にとって、その世界は珠玉の舞台であり全てが途方も無く価値有るものである。大切なものである。このことが理解出来る人にとって本作ほど心の琴線に触れる作品は他に無いであろう。
このレビューの画像
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2008年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
半額弁当を懸けて死闘を繰り広げる物語。
何故半額弁当ごときのために死闘を繰り広げなければならないのか。そう思った貴方、実に正しい。反論の余地もありません。そもそもお前、店に迷惑じゃないのか。こんなもんについていけるか。そんな風につっ込みたくなった人もきっと居るはずです。ええ。私だけとは言わせません。だから読む前に避けてしまう。或いはちょっとだけ読んでみて馴染めないと思って読むのを止めてしまう。そこがこの傑作の最大のネックだと言えると思います。
裏表紙にも書いてありますが、寮生活を始めたばかりの何も知らないビンボー高校生である主人公は、近くのスーパーで半額になったばかりの弁当を手に取ろうとして、いきなり吹き飛ばされ、昏倒させられてしまいます。それは別にいきなり人外の化け物が現れたとかそういう話ではなく、半額弁当を手に取る際のルールを守らなかったことに対する制裁なのですが…、そんなことを初っ端から、しかもシリアスに書かれてもあまりの不条理に主人公に同情するしかなく、そこだけを読んで「これは面白そうだ」と思う人は少ないのではないでしょうか。
しかし、これが佳境まで読み進めるとカッコよく見えて仕方なくなってくるのだからたまりません。主人公の受ける仕打ちというか身の回りで起こったことに爆笑しているうちに「半額弁当にかける想い」というのが明らかになってきて、ギャグだけなら、という気持ちを見事に塗り替えてくれました。半額弁当バトルという身近(?)なものならではの、味のあるカッコよさがクセになります。ですので、一度手に取ったのなら最後まで読んで欲しいと切に願います。
爆笑度については他の方々が仰っている通りすごくいいです。私が読んだライトノベルの中ではぶっちぎりのトップです。本当に声に出して笑ってしまいます。読んだのが自宅でよかったと素直に喜べます。
ちなみに第二巻もかなり面白いです。表紙の登場人物の説明欄にも読者を笑わせてやろうという心意気が垣間見え、こんなに面白くて第三巻は大丈夫なのかと素直に心配してしまうほどです。
何故半額弁当ごときのために死闘を繰り広げなければならないのか。そう思った貴方、実に正しい。反論の余地もありません。そもそもお前、店に迷惑じゃないのか。こんなもんについていけるか。そんな風につっ込みたくなった人もきっと居るはずです。ええ。私だけとは言わせません。だから読む前に避けてしまう。或いはちょっとだけ読んでみて馴染めないと思って読むのを止めてしまう。そこがこの傑作の最大のネックだと言えると思います。
裏表紙にも書いてありますが、寮生活を始めたばかりの何も知らないビンボー高校生である主人公は、近くのスーパーで半額になったばかりの弁当を手に取ろうとして、いきなり吹き飛ばされ、昏倒させられてしまいます。それは別にいきなり人外の化け物が現れたとかそういう話ではなく、半額弁当を手に取る際のルールを守らなかったことに対する制裁なのですが…、そんなことを初っ端から、しかもシリアスに書かれてもあまりの不条理に主人公に同情するしかなく、そこだけを読んで「これは面白そうだ」と思う人は少ないのではないでしょうか。
しかし、これが佳境まで読み進めるとカッコよく見えて仕方なくなってくるのだからたまりません。主人公の受ける仕打ちというか身の回りで起こったことに爆笑しているうちに「半額弁当にかける想い」というのが明らかになってきて、ギャグだけなら、という気持ちを見事に塗り替えてくれました。半額弁当バトルという身近(?)なものならではの、味のあるカッコよさがクセになります。ですので、一度手に取ったのなら最後まで読んで欲しいと切に願います。
爆笑度については他の方々が仰っている通りすごくいいです。私が読んだライトノベルの中ではぶっちぎりのトップです。本当に声に出して笑ってしまいます。読んだのが自宅でよかったと素直に喜べます。
ちなみに第二巻もかなり面白いです。表紙の登場人物の説明欄にも読者を笑わせてやろうという心意気が垣間見え、こんなに面白くて第三巻は大丈夫なのかと素直に心配してしまうほどです。
2018年1月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書籍で持ってますが、急に読みたくなった時に便利なので電子書籍版も購入しました
アニメから入ったくちなので正直ここまではまるとは…
1巻のシュールギャグと思える始まりから、まさかの長編ハードボイルド小説化
ギャグですが、一番のキモは主人公の成長と恋愛でしょう
素晴らしい作品だと思いますけど、後半にいいエピソードが集中してるので
そこまで読み続けてる人は少ないのかな?最後まで読んだらきっと大好きになる作品だと思います。
アニメから入ったくちなので正直ここまではまるとは…
1巻のシュールギャグと思える始まりから、まさかの長編ハードボイルド小説化
ギャグですが、一番のキモは主人公の成長と恋愛でしょう
素晴らしい作品だと思いますけど、後半にいいエピソードが集中してるので
そこまで読み続けてる人は少ないのかな?最後まで読んだらきっと大好きになる作品だと思います。
2008年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
と背表紙に書いてある通り、そして他の方が書いてある通り
半額弁当を獲得するために様々な男女が争う話です。
自分は数えるほどしかライトノベルを読んだことがないので
他と比べることはできませんが、これは面白い!
ところどころに入れられた小ネタ、お笑いで言う「てんどん」
的な手法、ライトノベルで声を出して笑ってしまいました。
もちろん周りにはキモがられました。
ヨー・アンタ、真のジャズマンなら読むべきだぜ?
半額弁当を獲得するために様々な男女が争う話です。
自分は数えるほどしかライトノベルを読んだことがないので
他と比べることはできませんが、これは面白い!
ところどころに入れられた小ネタ、お笑いで言う「てんどん」
的な手法、ライトノベルで声を出して笑ってしまいました。
もちろん周りにはキモがられました。
ヨー・アンタ、真のジャズマンなら読むべきだぜ?