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ベンサム―功利主義入門 単行本 – 2013/1/25

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商品の説明

内容紹介

“苦痛と快楽が人間の心理学と倫理学の両方にとっての基礎となっているという主張や、幸福とは快楽が苦痛を上回っている状態であるという主張を現代科学が論証しているとしたら、ベンサムや彼が創りだした功利主義的伝統は、20世紀の批判者たちの多くが認めてもよいと考えていた以上に、はるかに予見的なものであったということになるでしょう。"――本書「日本語版への序文」より
現代のさまざまな分野に、実践・理論の両面で大きな影響を及ぼしているジェレミー・ベンサム(1748-1832)。本書は、彼の厖大な草稿類を整理・校訂するベンサム・プロジェクトを牽引し、新著作集の編集主幹をつとめる、「世界一ベンサムを知る」著者による本格的な入門書である。苦痛と快楽が基礎づける原理(功利性の原理)による立法の科学を構想し、共同体の幸福=「最大多数の最大幸福」を目指したこの思想家の全貌を平易に解説し、従来触れられてこなかった宗教と性、拷問に関する理論に言及するなど、最新の研究成果をもとに彼の功利主義思想を体系的に論じる。
詳細な読書案内とともに、ジョン・ロールズ『正義論』(1971)における功利主義批判以降のベンサム研究の動向を論じる訳者解説(小畑俊太郎執筆)を付した、新しい功利主義入門。

内容(「BOOK」データベースより)

現代のさまざまな分野に、実践・理論の両面で大きな影響を及ぼしているジェレミー・ベンサム(1748‐1832)。本書は、彼の厖大な草稿類を整理・校訂するベンサム・プロジェクトを牽引し、新著作集の編集主幹をつとめる、「世界一ベンサムを知る」著者による本格的な入門書である。苦痛と快楽が基礎づける原理(功利性の原理)による立法の科学を構想し、共同体の幸福=「最大多数の最大幸福」を目指したこの思想家の全貌を平易に解説し、従来触れられてこなかった宗教と性、拷問に関する理論に言及するなど、最新の研究成果をもとに彼の功利主義思想を体系的に論じる。詳細な読書案内とともに、ジョン・ロールズ『正義論』(1971)における功利主義批判以降のベンサム研究の動向を論じる訳者解説(小畑俊太郎執筆)を付した、新しい功利主義入門。

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登録情報

  • 単行本: 288ページ
  • 出版社: 慶應義塾大学出版会 (2013/1/25)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4766420039
  • ISBN-13: 978-4766420036
  • 発売日: 2013/1/25
  • 商品パッケージの寸法: 18.8 x 12.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0 1 件のカスタマーレビュー
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功利主義はかつて国内では浅薄・邪悪と誤解され評判の悪い学説であったが、近年は若手研究者を中心に再評価の動きが著しい。しかしその創始者ベンサムの著作の邦訳や紹介はいまだ数えるほどであり、彼がどのような思想家であったかは十分には知られていない。こうした事情は、実は英米の学界においてもさほど変わらない。一般に読まれていた弟子バウリング編集による著作集は、宗教や同性愛などに関する重要な文献が意図的に省かれている他、様々な編集上の問題が指摘されていた。ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの「ベンサム・プロジェクト」は、刊行された著作群に加え、大量の未刊行の草稿や手紙から新しい典拠となるテキストを作り上げ、ベンサムの「真の」姿を描き出そうとする野心的な企画であり、その成果はインターネットでも公開され研究者を刺激している。本書はこのプロジェクトの現在のディレクターが最新の成果を踏まえて新しいベンサム像を打ち出そうとするものである。

ベンサムの伝記的情報を扱った第1章と、テキストの問題を扱った第2章に続き、第3章では功利主義の核である「最大幸福原理」が扱われる。一般的な批判に対して著者は慎重に各種テキストから模範回答を引き出している。この部分は功利主義に対するよくある誤解を払拭するに適切なものとなっており、訳者たちが副題とした「功利主義入門」の名にふさわしい内容になっている。<
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