主役ふたりは『アテナに愛の誓いを』でロマンティックに出会っているので、必ずそちらを読んでからこの作品に入るべきです。他のシリーズものよりもこのレイヴネル家シリーズは作品ごとの独立性が薄いです。
ヘレンとリース・ウィンターボーンはすでに両想いになっていて、ちょっとしたすれ違いがありましたが早々に誤解を正しました。でもヘレンが喪中であることから結婚を4か月待つことになり、その間の紆余曲折をテンポよく展開し、ここはさすがリサ!全く退屈しません。
他の方のレビューにあるように当時の風情を丁寧に描いており、興味のある読者にとってはおもしろいと思います。
リースは平民ですが華々しく金満な経済力と権力があることを要所(特に終盤)に描いており、そこも魅せ場になっています。
素直で率直なヘレンは気持ちいいし、リースのぶれない強硬な愛は素敵でした。
次々と今後主役?と思われる人物が登場し、このシリーズは長くなるのではと予想しています。
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ヘレネのはじめての恋 (ライムブックス) 文庫 – 2017/12/8
| リサ クレイパス (著) 著者の作品一覧、著者略歴や口コミなどをご覧いただけます この著者の 検索結果 を表示 |
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婚約者で大人の男性であるウィンターボーンに突然キスされ、驚きのあまり引き籠ってしまった箱入り娘のヘレン。周囲はその様子を見て誤解し、二人の婚約を解消させるが、彼女は実はウィンターボーンに惹かれていた。このまま離ればなれになるのは耐えられないと思ったヘレンは勇気をふりしぼり、ウィンターボーンのもとを訪れ、彼の誤解を解こうとする。そして二人が選んだのは……
- 本の長さ507ページ
- 言語日本語
- 出版社原書房
- 発売日2017/12/8
- ISBN-104562065052
- ISBN-13978-4562065059
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
いとこの友人で実業家のウィンターボーンとのあいだに縁談がもちあがったヘレン。二人きりになった際に情熱的なキスをされて、箱入り娘の彼女は寝込んでしまう。周囲はその様子を見て、二人の婚約を解消させるが、ヘレンは実はウィンターボーンに惹かれていたのだった。一方、ヘレンと出会った瞬間に恋に落ちたウィンターボーンは、婚約解消の申し入れにショックを受ける。平民の自分は洗練された美しい貴族の女性には不釣り合いで、彼女に嫌われてしまったのだと思い込んだ。このまま離ればなれになるのは耐えられない。そう思ったヘレンは勇気をふりしぼり、彼の誤解を解こうとする。そして二人が選んだのは…甘く純粋な恋を描き出す、情熱的なリサ・クレイパスの筆致がますます光る“クレイヴネル家”シリーズ第2巻!
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
クレイパス,リサ
これまでに多数のロマンスを執筆し、20カ国語以上に翻訳されている。1985年にミス・マサチューセッツに選ばれ、アトランティックシティで開かれたミス・アメリカ・コンテストにも出場した。ウェルズリー・カレッジで政治学を専攻したあと、21歳で処女作を出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
これまでに多数のロマンスを執筆し、20カ国語以上に翻訳されている。1985年にミス・マサチューセッツに選ばれ、アトランティックシティで開かれたミス・アメリカ・コンテストにも出場した。ウェルズリー・カレッジで政治学を専攻したあと、21歳で処女作を出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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カスタマーレビュー
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ベスト1000レビュアー
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7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年12月13日に日本でレビュー済み
先に洋書で読み、愛が溢れるセリフ一つ一つに感動していたので、
邦訳が出るのを首を長くして待っていました。
レイヴネルズ一族のうち、内気で穏やかなヘレンの物語。
前作の最後で、ヘレンは婚約したばかりのリース・ウィンターボーンと破局するのですが、
それは彼女の意志ではなかったため、おとなしかったヘレンが初めて大胆な行動に出ます。
リースとヘレンは互いをよく知らないまま、なぜか惹かれあっていただけだったのが、
相手を知るごとに発見があり、心から互いを大切に思うようになっていく様子が丁寧に描かれ、
会話一つとっても重みがあって、はっとしたり、とろけそうになったり。
ところが事は簡単に進まず、何の罪もないヘレンは過酷な決断を迫られます。
それに対するリースの揺るぎなさが素敵で、ヘレンが羨ましいくらい。
かといって重苦しい話にならず、涙あり笑いありドキドキ感あり、
リサ・クレイパスの魅力を存分に味わえます。
彼の姓であるWinterborneにも、何か意味がありそうな…
彼らを取り巻く人々も魅力的で、前作のヒロインだったケイトリンと夫のデヴォンは勿論、
騒がしい双子の妹達もいざとなると頼りになるし、
友人となった女医や、リースの部下など、これから活躍してくれることを期待。
また、1876年当時、様々な技術が進歩している様子が具体的に描かれ、
馬車のドアの仕組みやら、薬の成分やら、エレベーターやら、よく調べてあるなぁと感心。
洋書だと読み飛ばしてしまったところも、日本語訳でしっかりわかり、
"alas"が「悲しや」と訳されているところでは大笑い!
ところで、次の作品のタイトルは"Devil in Spring"。
2006年に出た"Devil in Winter"と対になっているよう。
これは「壁の花シリーズ」の3作目『冬空に舞う堕天使と』(1845年が舞台)で、
賭博オーナーの一人娘で内気なエヴィーと美貌の放蕩者セバスチャンの物語でした。
ということは……懐かしい話とどう関係してくるのか、とても楽しみです。
ギリシャ神話の女性を使った邦題も、次はどうなるのでしょうか。
邦訳が出るのを首を長くして待っていました。
レイヴネルズ一族のうち、内気で穏やかなヘレンの物語。
前作の最後で、ヘレンは婚約したばかりのリース・ウィンターボーンと破局するのですが、
それは彼女の意志ではなかったため、おとなしかったヘレンが初めて大胆な行動に出ます。
リースとヘレンは互いをよく知らないまま、なぜか惹かれあっていただけだったのが、
相手を知るごとに発見があり、心から互いを大切に思うようになっていく様子が丁寧に描かれ、
会話一つとっても重みがあって、はっとしたり、とろけそうになったり。
ところが事は簡単に進まず、何の罪もないヘレンは過酷な決断を迫られます。
それに対するリースの揺るぎなさが素敵で、ヘレンが羨ましいくらい。
かといって重苦しい話にならず、涙あり笑いありドキドキ感あり、
リサ・クレイパスの魅力を存分に味わえます。
彼の姓であるWinterborneにも、何か意味がありそうな…
彼らを取り巻く人々も魅力的で、前作のヒロインだったケイトリンと夫のデヴォンは勿論、
騒がしい双子の妹達もいざとなると頼りになるし、
友人となった女医や、リースの部下など、これから活躍してくれることを期待。
また、1876年当時、様々な技術が進歩している様子が具体的に描かれ、
馬車のドアの仕組みやら、薬の成分やら、エレベーターやら、よく調べてあるなぁと感心。
洋書だと読み飛ばしてしまったところも、日本語訳でしっかりわかり、
"alas"が「悲しや」と訳されているところでは大笑い!
ところで、次の作品のタイトルは"Devil in Spring"。
2006年に出た"Devil in Winter"と対になっているよう。
これは「壁の花シリーズ」の3作目『冬空に舞う堕天使と』(1845年が舞台)で、
賭博オーナーの一人娘で内気なエヴィーと美貌の放蕩者セバスチャンの物語でした。
ということは……懐かしい話とどう関係してくるのか、とても楽しみです。
ギリシャ神話の女性を使った邦題も、次はどうなるのでしょうか。
2017年12月14日に日本でレビュー済み
レイヴネル家シリーズ2作目は1作目で魅力を放っていたリース・ウィンターボーン!
おとなしくて繊細で内気な箱入り娘のヘレンとウェールズ出身の野心家で粗野な魅力たっぷりのリース・ウィンターボーンという組み合わせが、とてもロマンチックな化学反応を引き起こして、うっとりするほど素敵な恋物語に仕上がっています。
ヘレンは1作目(「アテナに愛の誓いを」)でリースと婚約しますが(ヘレンは衝動的に一番難しい蘭を手渡してしまい、リースは試験に落とされないようにとの心意気で専門書を買い育て方を調べたりと、初々しくてほほえましい恋が垣間見えます。)、初めてのキスに驚いて寝込んでしまい、それを知った義姉ケイトリンに誤解されて婚約を解消されてしまいます。実はひそかにリースに恋をしていたヘレンは、婚約を元に戻そうと奮闘します。他方、ヒーローも生い立ちの劣等感に苦しみながら、心の奥に芽生えた愛にとまどい、ヘレンの気持ちに応えようと奮闘します。リースは劣等感を持っていながらも素直で一途ないい男!!
そのふたりの真摯な姿や会話からみえる愛が育っていく様子には胸を打たれ、ヘレンが家族の庇護から抜け出し心を解放し自分の意志で愛をつかみとって自立していく姿には勇気とロマンと元気をもらえます。
所々にきらりと光る小技(ウェールズ語、ペパーミントのお菓子など)も効いていて、さすがリサ・クレイパス!!何度も読み返したくなります。
また、ロマンス要素だけでなく、当時の英国の服装、活気ある街並み等から、身分制、経済成長、女性の社会進出などの社会的要素まで、リサ・クレイパス作品の特徴的要素が丁寧にふんだんに詰め込まれておりバランスも良く文章は緻密で美しい。
愛を交わすシーンがゴールとなっている典型的なロマンス小説の構成とは異なる本作では、リサ・クレイパスの筆致がいつも以上に光っています。とくにサスペンス要素もないのに読者の心をとらえて幸せなラストまで連れていってくれます。
さまざまなロマンス小説を読んできましたが、これぞリサ・クレイパスのヒストリカル・ロマンスだと思わせられる素晴らしい作品でした。2作目を楽しむためにも、1作目と2作目をあわせておすすめです。
おとなしくて繊細で内気な箱入り娘のヘレンとウェールズ出身の野心家で粗野な魅力たっぷりのリース・ウィンターボーンという組み合わせが、とてもロマンチックな化学反応を引き起こして、うっとりするほど素敵な恋物語に仕上がっています。
ヘレンは1作目(「アテナに愛の誓いを」)でリースと婚約しますが(ヘレンは衝動的に一番難しい蘭を手渡してしまい、リースは試験に落とされないようにとの心意気で専門書を買い育て方を調べたりと、初々しくてほほえましい恋が垣間見えます。)、初めてのキスに驚いて寝込んでしまい、それを知った義姉ケイトリンに誤解されて婚約を解消されてしまいます。実はひそかにリースに恋をしていたヘレンは、婚約を元に戻そうと奮闘します。他方、ヒーローも生い立ちの劣等感に苦しみながら、心の奥に芽生えた愛にとまどい、ヘレンの気持ちに応えようと奮闘します。リースは劣等感を持っていながらも素直で一途ないい男!!
そのふたりの真摯な姿や会話からみえる愛が育っていく様子には胸を打たれ、ヘレンが家族の庇護から抜け出し心を解放し自分の意志で愛をつかみとって自立していく姿には勇気とロマンと元気をもらえます。
所々にきらりと光る小技(ウェールズ語、ペパーミントのお菓子など)も効いていて、さすがリサ・クレイパス!!何度も読み返したくなります。
また、ロマンス要素だけでなく、当時の英国の服装、活気ある街並み等から、身分制、経済成長、女性の社会進出などの社会的要素まで、リサ・クレイパス作品の特徴的要素が丁寧にふんだんに詰め込まれておりバランスも良く文章は緻密で美しい。
愛を交わすシーンがゴールとなっている典型的なロマンス小説の構成とは異なる本作では、リサ・クレイパスの筆致がいつも以上に光っています。とくにサスペンス要素もないのに読者の心をとらえて幸せなラストまで連れていってくれます。
さまざまなロマンス小説を読んできましたが、これぞリサ・クレイパスのヒストリカル・ロマンスだと思わせられる素晴らしい作品でした。2作目を楽しむためにも、1作目と2作目をあわせておすすめです。









