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プーチンの国家戦略 岐路に立つ「強国」ロシア 単行本 – 2016/10/26

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商品の説明

内容紹介

プーチン大統領が絶対的指導者として君臨するロシア。この大国は、どこに向おうとしているのか。
軍事、核、宗教、ウクライナ、NATO、旧ソ諸国、北方領土問題、宇宙開発など多岐にわたる切り口から
ロシアの戦略に迫る。「軍事大国ロシア 新たな世界戦略と行動原理」で話題となった、いま注目の若手ロシア
研究者 小泉悠氏の最新作。

主要目次

序 章 プーチンの目から見た世界
第1章 プーチンの対NATO政策 ― ロシアの「非対称」戦略とは
第2章 ウクライナ紛争とロシア-「ハイブリッド戦争」の実際
第3章 「核大国」ロシア
第4章 旧ソ連諸国との容易ならざる関係
第5章 ロシアのアジア・太平洋戦略
第6章 ロシアの安全保障と宗教
第7章 軍事とクレムリン
第8章 岐路に立つ「宇宙大国」ロシア
結び
おわりに

著者について

1982年千葉県生まれ。早稲田大学社会科学部、同大学院政治学研究科修了。政治学修士。民間企業勤務、外務省専門分析員、ロシア科学アカデミー世界経済国際関係研究所(IMEMO RAN)客員研究員などを経て、現在は公益財団法人未来工学研究所で客員研究員を務める。ロシアの軍事・安全保障を専門としており、特にロシアの軍改革、ハイブリッド戦略、核戦略、宇宙戦略などに詳しい。主著に『軍事大国ロシア 新たな世界戦略と行動原理』(作品社、2016年)があるほか、『軍事研究』誌等でロシアの軍事・安全保障に関する分析記事を執筆している。テレビ、ラジオなどのメディア出演も多い。

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登録情報

  • 単行本: 336ページ
  • 出版社: 東京堂出版 (2016/10/26)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4490209509
  • ISBN-13: 978-4490209501
  • 発売日: 2016/10/26
  • 商品パッケージの寸法: 19.7 x 13.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7 6件のカスタマーレビュー
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投稿者 みつなみなつみ トップ500レビュアー 投稿日 2017/2/19
Amazonで購入
ロシアから見たアジア・太平洋地域の重要性、日中露の関係についての分析を読みたくて購入した。
日露戦争や米ソ冷戦時代、旧ソ連がロシアになっても、しつこく大国イメージが残る頭にはとても新鮮で、刺激的だった。
ロシアが大国と呼べるほど強国ではないとは、さらに意外だった。

日本人のロシアに対する理解の難度は、ロシアを積極的に見つめても公開される情報は少なく、そもそも相違点がはっきりし過ぎていて高まってしまう。
そこを紐解きましょうと論じた文章を目で追っても、挫折することばかりで、秋田犬とツーショットのプーチン大統領の写真を眺めても、遠い人のままだった。
しかし、本書はそのプーチン大統領の本質を、紐解けない思考で動いている大統領として、そのまま描いている。

最近はそうでもないが、海という壁を持つ日本は、隣国との諍いに備える軍事力増強が脅威にしか見えなくなりがちだ。が、隣が攻めて来る土地に住めば、武器も軍隊も、無い方が恐ろしい。
「ロシアの安全保障と宗教」でも、ページを割いて論じる必要を知って驚き、読んで納得した。

著者はロシアの特殊な概念を乗り越えて、ロシアの戦略や国が置かれた状況を、自らの体験と共に説明している。
人民服を脱いだ中国の人びとが次々と明るい色を身に付けたように、新しい知識は読み応えがあった。
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著者には既に今年発売された「軍事大国ロシア」という著書もあるが、意外にも既読感は感じなかった。
またページ数も多くなく、装丁のせいもあるのか読みやすく感じた。

本書のテーマである、現代ロシアの構造とその行方についてだが、特に安全保障と宗教、シロヴィキの台頭と軍事とクレムリンの関係について記した第6章第7章は必見だと思う。

それ以外は平易な内容も多いのだろうが、それでも丁寧に説明しているのは著者の誠実な執筆姿勢を感じ、好感が持てる。
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筆者の小泉悠氏についてはネットテレビ「週刊安全保障」で知り、本書を購入した次第です。プーチンのロシアに漠然とした不安と脅威を感じていましたが、その理由を本書は明らかにしてくれると同時に、必要以上に不安を抱くこともないということもわかり、安心も得られました。個々の事案への解説も優れており、例えば「カラー革命」以降の「ハイブリッド戦争」の形態としてのウクライナ紛争のあり方などは実に分かり易く学べました。黄色のラインマーカーで線を引きながら読みました。
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