無知な初心者でしたが、歴史的背景が描かれていてとても楽しく読めます。先端技術の進歩で胸が熱くなりました。
IT社会を生きていくものとして教養的にも読んどくべき本だと思います。
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プロセッサを支える技術 ― 果てしなくスピードを追求する世界 WEB+DB PRESS plus Kindle版
本電子書籍は2011年1月6日初版発行のものを、後日電子化し、発売したものです。
(概要)
わずか60年余りで,200万倍もの演算性能向上を遂げたプロセッサ。システムの全体性能を左右する小さなチップには,どのような技術が搭載されているのでしょうか。
本書では,コンピュータアーキテクチャの基本からスタートし,プロセッサのしくみ/働き,高速化を実現した応用技術,旬の64ビットCPUの内部構造まで徹底解説。合わせて,プロセッサの実力を引き出すためのプログラミングテクニックも盛り込みました。マルチコア化,スレッド,GPGPU(General Purpose GPU)/超並列処理,仮想化機構,省エネなど注目のキーワードを押さえ,プロセッサを核に,コンピューティングの今をコンパクトにまとめた1冊です。
WEB DB PRESS plusシリーズ初,ハードウェアを題材に,先端プロセッサ開発歴40年の著者による全編書き下ろしでお届けします。
(こんな方にオススメ)
・最新プロセッサのしくみ,高速化技術に関心をお持ちの方々
・コンピュータをより速く,効率的に動かしたいプログラマの方々
(目次)
第1章 プロセッサとコンピュータシステムの基礎
第2章 プロセッサの変遷
第3章 [詳説]プログラマのためのプロセッサアーキテクチャ
第4章 仮想化サポート
第5章 マルチプロセッサの出現と普及
第6章 プロセッサ周辺技術
第7章 GPGPUと超並列処理
第8章 今後のプロセッサはどうなっていくのか?
(概要)
わずか60年余りで,200万倍もの演算性能向上を遂げたプロセッサ。システムの全体性能を左右する小さなチップには,どのような技術が搭載されているのでしょうか。
本書では,コンピュータアーキテクチャの基本からスタートし,プロセッサのしくみ/働き,高速化を実現した応用技術,旬の64ビットCPUの内部構造まで徹底解説。合わせて,プロセッサの実力を引き出すためのプログラミングテクニックも盛り込みました。マルチコア化,スレッド,GPGPU(General Purpose GPU)/超並列処理,仮想化機構,省エネなど注目のキーワードを押さえ,プロセッサを核に,コンピューティングの今をコンパクトにまとめた1冊です。
WEB DB PRESS plusシリーズ初,ハードウェアを題材に,先端プロセッサ開発歴40年の著者による全編書き下ろしでお届けします。
(こんな方にオススメ)
・最新プロセッサのしくみ,高速化技術に関心をお持ちの方々
・コンピュータをより速く,効率的に動かしたいプログラマの方々
(目次)
第1章 プロセッサとコンピュータシステムの基礎
第2章 プロセッサの変遷
第3章 [詳説]プログラマのためのプロセッサアーキテクチャ
第4章 仮想化サポート
第5章 マルチプロセッサの出現と普及
第6章 プロセッサ周辺技術
第7章 GPGPUと超並列処理
第8章 今後のプロセッサはどうなっていくのか?
- 言語日本語
- 出版社技術評論社
- 発売日2018/11/14
- ファイルサイズ45021 KB
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商品の説明
出版社からのコメント
Hisa Ando 先端プロセッサの開発に40年間従事。SPARCアーキテクチャ委員会委員としてSPARC V9アーキテクチャの開発に参加し、HAL社副社長兼プロセッサ開発部門ジェネラルマネージャとしてSPARC64プロセッサを開発。その後、(株)富士通コンピュータ事業本部技師長などを歴任。現在は、テクニカルライターとしてプロセッサやスーパーコンピュータ関係の報道や解説を中心に活動している。また、いくつかの大学で非常勤講師としてコンピュータアーキテクチャの講義を担当している。博士(工学)。 ・Ando's Processor Information [URL]http://www.geocities.jp/andosprocinfo/ --このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。
著者について
Hisa Ando 先端プロセッサの開発に40年間従事。SPARCアーキテクチャ委員会委員としてSPARC V9アーキテクチャの開発に参加し、HAL社副社長兼プロセッサ開発部門ジェネラルマネージャとしてSPARC64プロセッサを開発。その後、(株)富士通コンピュータ事業本部技師長などを歴任。現在は、テクニカルライターとしてプロセッサやスーパーコンピュータ関係の報道や解説を中心に活動している。また、いくつかの大学で非常勤講師としてコンピュータアーキテクチャの講義を担当している。博士(工学)。 ・Ando's Processor Information [URL]http://www.geocities.jp/andosprocinfo/ --このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
Hisa Ando
先端プロセッサの開発に40年間従事。SPARCアーキテクチャ委員会委員としてSPARC V9アーキテクチャの開発に参加し、HAL社副社長兼プロセッサ開発部門ジェネラルマネージャとしてSPARC64プロセッサを開発。その後、(株)富士通コンピュータ事業本部技師長などを歴任。現在は、テクニカルライターとしてプロセッサやスーパーコンピュータ関係の報道や解説を中心に活動している。また、いくつかの大学で非常勤講師としてコンピュータアーキテクチャの講義を担当している。博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。
先端プロセッサの開発に40年間従事。SPARCアーキテクチャ委員会委員としてSPARC V9アーキテクチャの開発に参加し、HAL社副社長兼プロセッサ開発部門ジェネラルマネージャとしてSPARC64プロセッサを開発。その後、(株)富士通コンピュータ事業本部技師長などを歴任。現在は、テクニカルライターとしてプロセッサやスーパーコンピュータ関係の報道や解説を中心に活動している。また、いくつかの大学で非常勤講師としてコンピュータアーキテクチャの講義を担当している。博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。
内容(「BOOK」データベースより)
自身でプログラムを書きコンピュータシステムをより効率的に動かしたい、という人を対象にしたプロセッサの解説書。プロセッサに搭載されている高性能化技術および内部構造、働きを中心に解説し、どのようなプログラムを書けばプロセッサの実力を引き出せるかも説明を行った。なお、プロセッサの設計と言うと、AND、ORなどの論理回路を用いた論理回路レベルのハードウェア設計を連想されるかもしれないが、本書では論理回路よりもハイレベルのプログラマとのインタフェースとなる「マイクロアーキテクチャ」と「命令アーキテクチャ」に焦点を当てている。 --このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B07JJJ22ML
- 出版社 : 技術評論社 (2018/11/14)
- 発売日 : 2018/11/14
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 45021 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 631ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 120,801位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 4,610位コンピュータ・IT (Kindleストア)
- - 9,591位コンピュータ・IT (本)
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2020年4月21日に日本でレビュー済み
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Amazonで購入
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2012年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近のx86系プロセッサのスペック表を読み解くのに必要な基礎知識を得られる書籍。幅広い内容に触れてあり、
自分の知識をアップデートするのに役立った。解説の大部分は命令セットアーキテクチャについてのもので、
これはこれで有用と感じる方も多いと思われるが、個人的には「3.1 マイクロアーキテクチャを支える技術」で
解説されるようなマイクロアーキテクチャの話を読みたかったので若干期待外れだった。
また、時折「ん?」と思う記述があるのが残念なところ。仮想記憶=メモリースワッピングという解説や、
コンピュータで2進数を採用した理由(の一つ)が半導体の微細化にあるといった解説、××ビットCPUという
呼び方はアドレス空間がxxビットだからという説明はいかがなものかと思う。
自分の知識をアップデートするのに役立った。解説の大部分は命令セットアーキテクチャについてのもので、
これはこれで有用と感じる方も多いと思われるが、個人的には「3.1 マイクロアーキテクチャを支える技術」で
解説されるようなマイクロアーキテクチャの話を読みたかったので若干期待外れだった。
また、時折「ん?」と思う記述があるのが残念なところ。仮想記憶=メモリースワッピングという解説や、
コンピュータで2進数を採用した理由(の一つ)が半導体の微細化にあるといった解説、××ビットCPUという
呼び方はアドレス空間がxxビットだからという説明はいかがなものかと思う。
2011年5月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
プロセッサの基礎から最新技術までを読みやすく解説してくれています。
プロセッサ初心者にも安心して勧められる本です。
著者はプロセッサの専門家の方ですが、専門用語の乱発や詳細な技術解説にははしることなく、しっかりとした自身の技術背景をのもとにプロセッサ全般を判りやすく説明を行っていることに非常に感銘を受けました。
本書をプロセッサ入門として読み、更に詳しく知りたい場合にはそれぞれの分野の本で補足していく、読み方がよいと思います。
職場の新人に「必読書」として読んでもらっています。
プロセッサ初心者にも安心して勧められる本です。
著者はプロセッサの専門家の方ですが、専門用語の乱発や詳細な技術解説にははしることなく、しっかりとした自身の技術背景をのもとにプロセッサ全般を判りやすく説明を行っていることに非常に感銘を受けました。
本書をプロセッサ入門として読み、更に詳しく知りたい場合にはそれぞれの分野の本で補足していく、読み方がよいと思います。
職場の新人に「必読書」として読んでもらっています。
2011年3月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Javaプログラムからハードウエアは全く見えない。Write once, run anywhereのJavaの哲学からハードは隠されているためだ。一方、LinuxカーネルなどのOSのプログラムを行おうとすると、ハードウエアを強く意識したプログラムを書くことになる。また、GPGPUを使った超高速プログラムもハードウエアの動作を意識する必要がある。このため、ハードウエアの知識があると、プログラマはその活躍の場が広がる。
また本書は、ムーアの法則・アムダールの法則・デナードのスケーリング則などの有名な経験則と、これらから導けるプロセッサの将来動向も記しており、教養書としても最適である。
私個人としては、キャッシュの管理機構はソフトウエアから見えない、という記述が興味深かった。キャッシュラインを乱さないようにデータにアクセスするのが高速化の基本なのだが、ソフトウエアからキャッシュを制御できないことを認識することができた。
また本書は、ムーアの法則・アムダールの法則・デナードのスケーリング則などの有名な経験則と、これらから導けるプロセッサの将来動向も記しており、教養書としても最適である。
私個人としては、キャッシュの管理機構はソフトウエアから見えない、という記述が興味深かった。キャッシュラインを乱さないようにデータにアクセスするのが高速化の基本なのだが、ソフトウエアからキャッシュを制御できないことを認識することができた。
2018年7月28日に日本でレビュー済み
「先端プロセッサ開発40年」というふれこみの著者の本だけあって、
全体的に実際に開発を経験した人にしかかけない様な筆致にで、良著だ、と思いたいのですが、
他の方もレビューにかかれているxxビットの件など、ちょっと首を傾げたくなる記述もあります。
その他、ちょいちょい怪しい記述があり、全面的に信用できるか?といわれると、難しい。
読み物としては面白いと思いますが、技術書として参考にするのは要注意な面があります。
とはいえ、面白い内容もあるので、おそらく40年という長いキャリアでの自分の理解だけをベースに書かれていて、
記述の正確性などに注意が払われていないだけなのだと思います。
そのあたりを踏まえて読めば、参考になるところも多い、良著です。
全体的に実際に開発を経験した人にしかかけない様な筆致にで、良著だ、と思いたいのですが、
他の方もレビューにかかれているxxビットの件など、ちょっと首を傾げたくなる記述もあります。
その他、ちょいちょい怪しい記述があり、全面的に信用できるか?といわれると、難しい。
読み物としては面白いと思いますが、技術書として参考にするのは要注意な面があります。
とはいえ、面白い内容もあるので、おそらく40年という長いキャリアでの自分の理解だけをベースに書かれていて、
記述の正確性などに注意が払われていないだけなのだと思います。
そのあたりを踏まえて読めば、参考になるところも多い、良著です。
2015年3月3日に日本でレビュー済み
主にx86のアーキテクチャを説明した本です。
最近、組込やゲームでもx86プロセッサを使うことが増えており、その性能を活かすにはアーキテクチャの理解が必要です。
組込やゲームのプログラマ(つまりC/C++を使う人)なら仮にx86のプログラミングをしなくても読んでおいた方が良いと思われます。
キャッシュ、分岐予測、Out of Order、ハイパースレッド、マルチコアの知識は今時必須ではないでしょうか。
さらに本書を読めば、プロセッサのスペックをかなり読めるようになるので、最新の技術動向に対する視野も広くなるでしょう。
本書は2010年頃の情報なので、そのことを考慮する必要はあります。
しかし、気になることもありました。
他の人も指摘していますが、P39の「XXビットアーキテクチャという場合、メモリ空間の指定がXXビットである」という説明は明らかな間違いです。
その説明が正しいなら8bit CPUのZ80も16bitアーキテクチャになってしまいます。
それとP155の分岐予測の説明も気になります。
折角、飽和カウンタとローカル履歴の説明をしているのにグローバル履歴とGshareの説明が手抜きすぎて、
現在の分岐予測技術が理解できないようになっています。
どうしてここで手抜きをしたのか理解できません。
自分はネットで調べたのですが、本書に書くべきことだと思いました。
いくつか気になることもありますが、本書を読めば、プロセッサ技術の全体像は把握できると思います。
ただし、ある程度のコンピューターに関する知識がないと読むのは難しいと思われます。
最近、組込やゲームでもx86プロセッサを使うことが増えており、その性能を活かすにはアーキテクチャの理解が必要です。
組込やゲームのプログラマ(つまりC/C++を使う人)なら仮にx86のプログラミングをしなくても読んでおいた方が良いと思われます。
キャッシュ、分岐予測、Out of Order、ハイパースレッド、マルチコアの知識は今時必須ではないでしょうか。
さらに本書を読めば、プロセッサのスペックをかなり読めるようになるので、最新の技術動向に対する視野も広くなるでしょう。
本書は2010年頃の情報なので、そのことを考慮する必要はあります。
しかし、気になることもありました。
他の人も指摘していますが、P39の「XXビットアーキテクチャという場合、メモリ空間の指定がXXビットである」という説明は明らかな間違いです。
その説明が正しいなら8bit CPUのZ80も16bitアーキテクチャになってしまいます。
それとP155の分岐予測の説明も気になります。
折角、飽和カウンタとローカル履歴の説明をしているのにグローバル履歴とGshareの説明が手抜きすぎて、
現在の分岐予測技術が理解できないようになっています。
どうしてここで手抜きをしたのか理解できません。
自分はネットで調べたのですが、本書に書くべきことだと思いました。
いくつか気になることもありますが、本書を読めば、プロセッサ技術の全体像は把握できると思います。
ただし、ある程度のコンピューターに関する知識がないと読むのは難しいと思われます。
2011年6月25日に日本でレビュー済み
ハードウエア技術者の教養の書、エンジニアの1年生などが読むのに丁度良いのではないかと思います。著者はSPARCプロセッサの設計に長く携わってきた人で、プロセッサという極めて高度なシステムを題材にしているにも関わらずとても読みやすくまとまっています。内容的にはマイコミジャーナルの著者の連載([...])と相補的な内容になっています。本書で概観を、細かいところは連載を参照するといいでしょう。
いまはアセンブラでプログラムを書くと言う事が殆ど無いため多くの人にはコードの向こうで命令を実行しているプロセッサの動きを想像する事が難しくなっていますが、この本と連載を読んで理解すれば少なくともアセンブラでコーディングした経験が無くてもシステムを広く理解する事が出来るようになると思います。
ただ残念ながら私が持っているのが初版だからか(?)「XXビットアーキティクチャという場合、メモリ空間の指定がXXビットである、ということを意味します」というような明らかな間違いなどがチラホラあるので☆を一つ減らしました。
いまはアセンブラでプログラムを書くと言う事が殆ど無いため多くの人にはコードの向こうで命令を実行しているプロセッサの動きを想像する事が難しくなっていますが、この本と連載を読んで理解すれば少なくともアセンブラでコーディングした経験が無くてもシステムを広く理解する事が出来るようになると思います。
ただ残念ながら私が持っているのが初版だからか(?)「XXビットアーキティクチャという場合、メモリ空間の指定がXXビットである、ということを意味します」というような明らかな間違いなどがチラホラあるので☆を一つ減らしました。
2011年12月15日に日本でレビュー済み
プロセッサの開発経験も長い著者が書いた、
プロセッサの技術についての本。
プロセッサを開発する人はソフトウェアの開発者よりかなり少ないでしょうし、
実際にこの本で読んだことを役立てられる人がどれだけいるかという気もしますが。
著者としては、
ソフトウェア開発者も読んで効率の良いプログラムを書いてほしいようでした。
しかし、効率は保守拡張性とトレードオフになりますし。
特に中間言語を使うような言語だと、マシン語を意識することも難しく。
あんまりここに書いてあることをプログラマーが意識することはやめてほしいところではあります。
まあそういう実用的面を除けば、
高性能なCPUやGPUはパソコンを扱う人にとっては興味深い分野であり。
しかも、クロック競争が終わって数年、プロセッサの良しあしの判断が難しくなっていることもあり。
大変興味深く読むことができました。
x86アーキテクチャが出て以来30年ばかり。
32ビット化やSSEなど多少の拡張はあるものの互換性を保ったままで、
非常にさまざまな工夫がなされているのですねえ。
クロック単位で性能を上げる必要があるので、
物理的な時間の制約を常に意識し、
ハードウェアとしての配線やらも意識しつつ、
これだけの工夫を考え続けてきたとは。
プロセッサ開発技術者の方には大変頭が下がります。
また、GPGPUやスマートフォン向けCPUなど、
今後の流れを予測させる解説もあり。
この辺は実用的にも知っておくべきことでしょう。
などなど。
大変面白い本でした。
プロセッサの技術についての本。
プロセッサを開発する人はソフトウェアの開発者よりかなり少ないでしょうし、
実際にこの本で読んだことを役立てられる人がどれだけいるかという気もしますが。
著者としては、
ソフトウェア開発者も読んで効率の良いプログラムを書いてほしいようでした。
しかし、効率は保守拡張性とトレードオフになりますし。
特に中間言語を使うような言語だと、マシン語を意識することも難しく。
あんまりここに書いてあることをプログラマーが意識することはやめてほしいところではあります。
まあそういう実用的面を除けば、
高性能なCPUやGPUはパソコンを扱う人にとっては興味深い分野であり。
しかも、クロック競争が終わって数年、プロセッサの良しあしの判断が難しくなっていることもあり。
大変興味深く読むことができました。
x86アーキテクチャが出て以来30年ばかり。
32ビット化やSSEなど多少の拡張はあるものの互換性を保ったままで、
非常にさまざまな工夫がなされているのですねえ。
クロック単位で性能を上げる必要があるので、
物理的な時間の制約を常に意識し、
ハードウェアとしての配線やらも意識しつつ、
これだけの工夫を考え続けてきたとは。
プロセッサ開発技術者の方には大変頭が下がります。
また、GPGPUやスマートフォン向けCPUなど、
今後の流れを予測させる解説もあり。
この辺は実用的にも知っておくべきことでしょう。
などなど。
大変面白い本でした。