都市計画の学問的な背景からの流れがよくまとめられている本で、勉強になりました。
その上で、実践集としての側面も持ち、かつ、行政的にどのようなエビデンスを示すことで実践につなげることができているのかも提示されていて素晴らしいです。
ただ一点だけ課題と感じたことは、事業性の側面にはあまり触れられてはおりませんでした。
お金のある自治体や企業であれば、余剰な資金をプラスアルファな活動に振り分けることはできますが、そうでない99%の自治体や企業にとっては、そんな資金を投入する理由が見えにくい。
プレイスメイキングの取り組みが、どのように自治体や企業の事業的な価値や経営にプラスになるのか?そのエビデンスをさらに突っ込んで表現して頂きたかったです。
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