ああ、長かった…!
仮面夫婦を初めて早数年。
互いに信頼し、無くてはならない存在だと認識しているにも関わらず、
一向に「らしい」雰囲気にならなかったルシードとジル。
このもどかしいまでに鈍感な夫婦二人が、ようやくお互いを意識し、
ついに、ついに告白の段階までたどり着きましたよ!!
この巻はラスト数ページに全てが詰まってるといっても過言ではない。
明咲先生の挿絵もいつもより気合が入っていて、見ているほうまでドキドキしてくる…。
――が、そこは高殿先生。素直にラブラブさせてくれないのが憎らしい。
次の再会まで続きはおあずけかと考えるだけで、ルシードも読者も辛すぎる!
プリハーはどの巻にも見どころが詰まっているのだけれども、
どれか一冊を選べと言われれば、迷うことなく本巻を挙げたい。
久しぶりに、乙女心にキュンキュンきた(死語)展開だった…。
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プリンセスハーツ~今宵はせめて夫婦らしくの巻~ (ルルル文庫) 文庫 – 2010/7/24
恋と野望が渦巻く王宮ロマン、急展開!
アジェンセンを囲む国々の政略が錯綜する中、ついにパルメニアの王冠がルシードの目前に……!? 野望の達成が同時にふたりの別れを意味するという事実に気づいたジルとルシードは……? 王宮ロマン、急展開!
アジェンセンを囲む国々の政略が錯綜する中、ついにパルメニアの王冠がルシードの目前に……!? 野望の達成が同時にふたりの別れを意味するという事実に気づいたジルとルシードは……? 王宮ロマン、急展開!
- 本の長さ252ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2010/7/24
- ISBN-104094521674
- ISBN-13978-4094521672
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
アジェンセンを囲む国々の政略が錯綜する中、ついにパルメニアの王冠がルシードの目前に…!?それぞれヴィスタンシア、パルメニア行きの準備に追われるジルとルシードは、野望の達成が同時にふたりの別れを意味するという事実に気づく。もう二度と会えないかもしれない。夫婦でいられる時間は、今宵が最後かもしれない―ようやくお互いへの気持ちに気づいたふたりは…?恋と野望が渦巻く王宮ロマン、急展開。
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著者について
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1976年兵庫生まれ。2000年に『マグダミリア三つの星』で第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞しデビュー。ファンタジイを中心に40冊にのぼるライトノベルを上梓する人気作家。他にノンフィクション『オーダーメイドダーリン』や漫画、芝居、映画の原作も手掛ける(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『トッカン―特別国税徴収官』(ISBN-10:4152091371)が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.3
星5つ中の4.3
5 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年7月27日に日本でレビュー済み
短編集から二ヶ月おいての本編は、主役二人のラブがやっと進展してくれました。
シングレオ騎士団のむこうにパルメニアの王座が見えた時、契約で結ばれた仮面夫婦の関係にも終わりが来ることに気がついた二人。期限が迫ったことで自分の気持ちに向かい合わざるをえなくなって・・・。
この夫婦、自分の相手への気持にうすうす気づいていても、なんだかんだとなかなか認めようとしなかったのを、周りが力技でまとめにかかりました。ジルにはケティクークとサラミスのナンセ公夫妻が、ルシードにはリドリスが、痺れを切らして焚きつけて二人を追い込みます。ジルの衝撃の告白から大公夫妻の現状を知ってしまったリュリュカも、この状態を打開すべく燃えてます。
恋愛情緒欠如のジルは、自分の気持を伝えようとすればするほどあいかわらずぶっ飛んだ言葉しか出ないのを、ルシードはふつうの言葉を期待するのは諦めて「翻訳する」ことに。素直&的確なジル対処法を習得したルシードのおかげでサクサク進んだ〜。
この巻では仮面夫婦の秘密が周囲にばれたり自ら明かしたりすることで、(根拠はないんだけど)アジェンセンにいい風を呼ぶ感じがした。四竜騎士団長達をグッと掴むルシードはやっぱり「男たらし」だ…。
オズマニアの策謀やシングレオ騎士団の攻略、ヴィスタンシアの思惑、これから当分二人はラブどころじゃない展開なのかなあ。当面の敵だけでもてんこ盛り、そしてそれを打ち負かしても、謎が累々。
二人はお互いを帰る場所と約束したけれど、以前祭の夜にジルが少女に言われていた言葉とか、ルシードが「ジル」本人に言った言葉を考えると遠征王の祖母にあたる「メリルローズ」はどっち?とか、「あの時、想いを遂げていたら違ったかも」みたいな展開にならないといいけど…と妄想も暴走(オース王子まさかのリターンで、ナンセの跡継ぎもどっちが生むんだ、とか思ったり)。不安材料がいっぱいで気楽に続きを待てないのが辛いです〜。
まったく音沙汰のないマシアスさんも、どこでどうやって再登場するのか。今回で役者は揃ったそうなので怒涛の進撃を期待します。
シングレオ騎士団のむこうにパルメニアの王座が見えた時、契約で結ばれた仮面夫婦の関係にも終わりが来ることに気がついた二人。期限が迫ったことで自分の気持ちに向かい合わざるをえなくなって・・・。
この夫婦、自分の相手への気持にうすうす気づいていても、なんだかんだとなかなか認めようとしなかったのを、周りが力技でまとめにかかりました。ジルにはケティクークとサラミスのナンセ公夫妻が、ルシードにはリドリスが、痺れを切らして焚きつけて二人を追い込みます。ジルの衝撃の告白から大公夫妻の現状を知ってしまったリュリュカも、この状態を打開すべく燃えてます。
恋愛情緒欠如のジルは、自分の気持を伝えようとすればするほどあいかわらずぶっ飛んだ言葉しか出ないのを、ルシードはふつうの言葉を期待するのは諦めて「翻訳する」ことに。素直&的確なジル対処法を習得したルシードのおかげでサクサク進んだ〜。
この巻では仮面夫婦の秘密が周囲にばれたり自ら明かしたりすることで、(根拠はないんだけど)アジェンセンにいい風を呼ぶ感じがした。四竜騎士団長達をグッと掴むルシードはやっぱり「男たらし」だ…。
オズマニアの策謀やシングレオ騎士団の攻略、ヴィスタンシアの思惑、これから当分二人はラブどころじゃない展開なのかなあ。当面の敵だけでもてんこ盛り、そしてそれを打ち負かしても、謎が累々。
二人はお互いを帰る場所と約束したけれど、以前祭の夜にジルが少女に言われていた言葉とか、ルシードが「ジル」本人に言った言葉を考えると遠征王の祖母にあたる「メリルローズ」はどっち?とか、「あの時、想いを遂げていたら違ったかも」みたいな展開にならないといいけど…と妄想も暴走(オース王子まさかのリターンで、ナンセの跡継ぎもどっちが生むんだ、とか思ったり)。不安材料がいっぱいで気楽に続きを待てないのが辛いです〜。
まったく音沙汰のないマシアスさんも、どこでどうやって再登場するのか。今回で役者は揃ったそうなので怒涛の進撃を期待します。
2010年7月27日に日本でレビュー済み
ジル語を自己流に翻訳する術を身に着けたルシード、無敵です。
二人はやっと結ばれる段階にまで来ました!き、きせき・・・!
パルメニア凋落の背景がほぼ明らかになり、精霊の里(でしたっけ?双子がスペアとして栽培されている隠れ里)の設定もパパラギの正体とあわせてそろそろオープンになりそう。
アジェンセン、オズマニアに続きヴィスタンシアも天下争奪に参戦。
オースはケイカへの想いに気づくも、相変わらず陰謀をたくらんでいるし、
アジェンセンに仕掛ける罠は常にリドリスを足がかりにされる。
しかしてそのリドリスは(文中触れられる限りでは)兄ルシードに忠実無比・・・
ヴィスタンシアの後宮の猫は今後どう関わってくるのか。
消えたマシアスは。
ヴィスタンシア宰相とパパラギの因縁は。
新キャラを迎えながらも徐々に広げた風呂敷がたたまれようとする気配にぞくぞくする。
世界が大きく動く中、次巻、ジルとルシードはそれぞれの道をゆく。
ジルを愛していると認めたルシード。
彼が真の王女と再会したとき、何をどう感じるのか。
怖いけれど楽しみ。そのためだけに読んでるといってももはや過言ではない。
願わくば最高の狂気を見せて欲しい。
二人はやっと結ばれる段階にまで来ました!き、きせき・・・!
パルメニア凋落の背景がほぼ明らかになり、精霊の里(でしたっけ?双子がスペアとして栽培されている隠れ里)の設定もパパラギの正体とあわせてそろそろオープンになりそう。
アジェンセン、オズマニアに続きヴィスタンシアも天下争奪に参戦。
オースはケイカへの想いに気づくも、相変わらず陰謀をたくらんでいるし、
アジェンセンに仕掛ける罠は常にリドリスを足がかりにされる。
しかしてそのリドリスは(文中触れられる限りでは)兄ルシードに忠実無比・・・
ヴィスタンシアの後宮の猫は今後どう関わってくるのか。
消えたマシアスは。
ヴィスタンシア宰相とパパラギの因縁は。
新キャラを迎えながらも徐々に広げた風呂敷がたたまれようとする気配にぞくぞくする。
世界が大きく動く中、次巻、ジルとルシードはそれぞれの道をゆく。
ジルを愛していると認めたルシード。
彼が真の王女と再会したとき、何をどう感じるのか。
怖いけれど楽しみ。そのためだけに読んでるといってももはや過言ではない。
願わくば最高の狂気を見せて欲しい。