月人の家庭環境というものが、はっきり分かる内容でした。『神様』と勝手に崇められ、周囲にも『特別』だとされる世界で生きてきたわけですから、なんとも悲しい環境だと感じました。
そこに現れた“澪斗”という存在。
神様は思った「僕の世界は澪斗だけでいい」と。
周囲は思った「澪斗が神様を壊した」と。
ただ人らしく人として側にいて欲しいと願う澪斗。
ただ愛する人だけの特別でいたいと心を宿した神様。
神様として特別な存在のままでいて欲しいと策略する周囲。
月人と澪斗を見守る少数派の人たち。
人の感情が入り交じって、これから何かが動き出すような2巻でした。
子どもの頃の月人にとって、神様としてではなく普通の子どもとして一緒にいられたのは、おばあ様と澪斗の父親だけだったのでしょう。3巻も目が離せませんね。
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