菅野よう子さんのサウンドトラックといえば、どの作品もそれ単体で語ることができるほど音楽としての完成度の高いものばかり。アニメーションなり、ゲームなりを考えることなく、サントラだけで楽しめてしまうのだ。その中で、個々の曲もアルバム全体としてのバランスも素晴らしく仕上がっているのが、この「ブレンパワード」のサントラだ。特にオーケストラと曲の融合度が格段に素晴らしい。 「Power of the Light」で一気に菅野ワールドに引きずり込むと、いきなり「Ark」という雄大かつ壮観な曲が、聴く者の心を揺さぶる。そして「My Little Pony」が流れ込んでくれば、もう人はこのアルバムの虜になっているだろう。 静かな曲、元気を呼び起こす曲、哀愁の曲、すべてがつまっている。しかも、先に記したように、極めてバランスよく。 後半はいかにも菅野よう子さんらしい幻想的でメロディアスな「War Ship」を皮切りに、ヴォーカル曲「Flow」など、少ししっとり目の曲が多く、前半の躍る気持ちを心地よく休ませてくれる。そして、これまた菅野よう子さんのヴォーカルナンバーらしい「愛の輪郭」が流れてアルバムの終盤を予感すると、「On the Earth」が流れて静かに終わるのだ。 ちなみに、私はアニメーション本編を見たのは、かなり後になってから。もし最近菅野よう子さんのファンになった方で、まだこのアルバムを聴いたことがない方は、絶対に聴くべきですよ。
5つ星のうち5.0Yoko Kanno is the best composer who ever lived
2015年5月26日にアメリカ合衆国でレビュー済み
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Yoko Kanno is the best composer who ever lived, I really believe that. She can do anything any other composer can do, but then she just does it better, every time. This is one of her best soundtracks, along with Escaflowne, Wolf's Rain and a few others.