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ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) 文庫 – 2006/5/23

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商品の説明

商品説明

   おだやかな生活を送っていた男の子に、突然、両親の離婚話がふりかかる。家を出た父を連れ戻し、再び平和な家族に戻りたいと強く願う少年が向かった先は、運命を変えることのできる女神の住む世界「幻界(ヴィジョン)」だった。5つの「宝玉」を手に入れ、女神のいる「運命の塔」を目指す彼を待ち受けるものとは!? トカゲ男にネコ娘、火を噴くドラゴン。コミカルなキャラクター勢とともに、次々と沸き起こるトラブルを乗り越え、少年は強くたくましくなってゆく。

   現代社会の歪みを浮き彫りにしたクライム・ノベルから、下町情緒あふれる時代小説まで、さまざまなジャンルにおいて高水準の物語を生み出してきた著者が新たに挑んだ作品。それは、上下巻あわせて2300枚にも及ぶ壮大なスケールで描かれた冒険ファンタジーである。

   名実共に日本を代表する著者は、子ども時代のように空想の世界を素直に受け入れられない大人の読者のために、周到なお膳立てを忘れない。まずは、上巻の半分を占める現実世界の描写。幽霊を信じないほど「マジメでカチカチ」で、両親のいいつけに反抗できない「いくじなし」である小学5年生のワタルが、「運命を変えたい」と切実に願うまでに至る日常を丹念に描くことで、読者を主人公の気持ちに感情移入させるのだ。さらに、「幻界」の設定が効いている。「『幻界』とは現世に住む人間の想像のエネルギーが創り出すもの」であるため、ワタルが大好きなロール・プレイング・ゲームのシリーズに登場する舞台やキャラクターに似ていて当たり前。ファンタジーが苦手でもこれなら頷ける。子どもがゲームに影響された夢を見ているのだと。しかし、一旦「幻界」に入り込むと、これら現実的感覚が揺らぎ始める。

   次から次へと現れる愉快な登場人物とドキドキハラハラのハプニング、そして感動の出会いと別れ。流れるようなストーリー展開に、カチカチの大人もいつしか幻の世界を行く「旅人」となる。(冷水修子) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容紹介

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僕は運命を変えてみせる——。勇気と感動の冒険ファンタジー、ついに文庫化
東京下町の団地に住む小学5年の亘は、テレビゲームが好きな普通の男の子。そのワタルの身に降りかかった思いがけない家族の不和。この運命を変えることはできるのか? 和冒険ファンタジーの金字塔、ついに文庫化!

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登録情報

  • 文庫: 460ページ
  • 出版社: 角川書店 (2006/5/23)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4043611110
  • ISBN-13: 978-4043611119
  • 発売日: 2006/5/23
  • 商品パッケージの寸法: 14.8 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9 152件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

投稿者 hehe 投稿日 2015/2/7
形式: 文庫
宮部みゆきさんの著作の中でも好きな本です。
読んだときがちょうど20歳くらいだったのでゲーム系の話にもすんなり入り込めたのかもしれない。
ワタルの気持ちの描写がしっかりしていた記憶があるし、
一方で父親がとても身勝手だと言う印象を持ちました。

ところで私はアニメ映画の方も見たけど、アニメの方は最悪でした。
2時間以内に収まるような話ではなかったので、とっても違和感のある作品になっているし、
ワタルが行動に移すまでの重要な描写ががっぽり抜け落ちていました。
主題歌であるアクアタイムズの音楽ばかりがもてはやされていたような記憶があります。
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形式: 単行本
はじめに
 *上下巻読んだ後での上巻の感想です。
 *ファンタジーは好きでよく読みます。宮部みゆきさんのファンではありません。

 映画が「設定は面白そうなのにエピソードがカットされてしまってもったいない」印象だったので読んでみましたが、
 こちらも「もう少し!」な印象でした。

 ・「現世」の世界での亘(ワタル)の両親の離婚問題とそれに絡んだ二人の過去、美鶴(ミツル)の過去が
  ドロドロで超ヘビー(今まで読んだことのあるこの手のファンタジー物にはないすごいシリアスさ)
  なのに対して「幻界」でのワタルの旅があまりにも「王道」すぎ、世界観の描写もいまいちで
  アンバランスな印象を受けました。
 「現世」は亘(ワタル)にとって本来いるべき世界・現実であり、”「幻界」は「現世」の人々の
  想像(力)が生み出した世界”という設定なので、「幻界」の世界がいかにもファンタジー然としていて
  時に軽々しい印象さえ受けるのも、「現世」の人々の想像力がその程度ということで”あえて”なのかも
  しれませんが・・・

  それにしても王道部分だけあって細部がぼやけた感じで、地に足の着いた感じでの”「幻界」の世界観”が
  
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形式: 単行本
なんということのない家族、平穏な生活、変わらぬ日常。導入部分はファンの方にはおなじみの、いつもの社会派ドラマ。そして、現代社会への問題提起的転機によって話が急展開し、事件に巻き込まれる…というのはいつもどおりですが、今回はかなりの変化球。そのままロールプレイングゲーム(RPG)として使えそうな、異世界での冒険譚のはじまりはじまり。実力派の作家さん(しかもゲーム好き)が腕まくりしてファンタジーを書くと、こうも面白い話にまとまるものかと驚きながら、本の厚みを気にすることなく、読み進められる。

本を読むくらいならゲームをする、というRPGファンの方こそ、コントローラを少し置いて、ぜひ本書を手に取ることをオススメしたい。ご都合主義のヒロイズムにまみれた作品が溢れる昨今、きっと新鮮な冒険に出られるはずだから。
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形式: 文庫
ご存知2006年にアニメ映画化された宮部みゆきの代表作とも言える長編小説。
一度は読まねば、と思いながらやっと最近になって読む機会が訪れました。

ストーリーとしてはごく単純。

小学生の主人公ワタルは両親の離別という、突然我が身に降りかかった災難に対して強いストレスを感じ、自己崩壊の危機にまで追い込まれます。
時を同じくして同じ小学校に転校して来た「ミツル」。美しい容貌とクールな立ち振る舞いを持ちながらも、彼もまた堪え難い運命のいたずらに翻弄される、という過去を持っています。
過去を変えたい、そして未来を変えたい、と強く願うミツルは10年に一度のみ開くという異世界「ヴィジョン」への扉をくぐり、そこにいる女神に自分の運命を変えてもらうために旅立つことに。
ひょんなことからミツルを助けたワタルもまた、自分の運命を変えたいと願う一人で、ミツルは「借り」を返す為にワタルにも「ヴィジョン」への旅を手助けします。

そこでワタルは様々な仲間を見つけ、助け合い、世の中の不条理に腹を立てながらも困難を乗り越えて成長してゆく、というものです。

ありがちな「冒険もの」ではあるのですが、宮部みゆき独特の軽妙な文体、そして複雑に交差する伏線の巧妙さもあって、1000ページを超
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