心のスイッチとこの本の二冊を買いました。
こちらは、「心のスイッチ」の抜粋版であり、写真が少し追加されているものです。
買って損しました。「心のスイッチ」のみの購入で良いと思います。
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ブルー・ゾーン 単行本 – 2010/8/1
篠宮 龍三
(著)
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- 本の長さ143ページ
- 言語日本語
- 出版社牧野出版
- 発売日2010/8/1
- ISBN-104895001407
- ISBN-13978-4895001403
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
人類史上13人しか体験しえていない水深100メートル超の世界、その極限の世界に到達し、世界記録を目指し続けるただ一人の日本人。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
篠宮/龍三
プロフリーダイバー。1976年11月11日生、埼玉県出身。フリーダイビングの先駆者ジャック・マイヨールに憧れ、大学卒業後も会社員として働きながらフリーダイビングの競技を続けてきた。2004年プロ転向。日本人初のプロ・フリーダイバーとなる。2008年4月バハマにて、アジア人初となる水深100mを達成。同年AIDA世界ランク2位入賞(-104m)。2009年12月には水深107mのアジア記録をマークし、ジャック・マイヨール越えを達成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
プロフリーダイバー。1976年11月11日生、埼玉県出身。フリーダイビングの先駆者ジャック・マイヨールに憧れ、大学卒業後も会社員として働きながらフリーダイビングの競技を続けてきた。2004年プロ転向。日本人初のプロ・フリーダイバーとなる。2008年4月バハマにて、アジア人初となる水深100mを達成。同年AIDA世界ランク2位入賞(-104m)。2009年12月には水深107mのアジア記録をマークし、ジャック・マイヨール越えを達成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 牧野出版 (2010/8/1)
- 発売日 : 2010/8/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 143ページ
- ISBN-10 : 4895001407
- ISBN-13 : 978-4895001403
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,037,453位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 28,315位スポーツ (本)
- カスタマーレビュー:
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2010年11月23日に日本でレビュー済み
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「グランブルー」リュック・ベッソンが1988年に撮った映画だ。ベッソンの出世作であるとともに、フリーダイビングというスポーツを世に知らしめた。フリーダイビングは素潜りでどれだけ深く潜ることができるかを競う過酷なスポーツだ。
息を止めて垂直に潜っていくと海のなかはブルーのグラデーションだ。潜るに従って青はどんどん濃くなっていき、やがて音も光もない静寂と青い闇の世界に変わっていく。青い闇の世界、それがグランブルーだ。
映画は地中海の美しい海をバックに男たちの勇気と友情を描いていく。エリック・セラの音楽に乗せて描かれる海のなかはあくまで美しく神秘的だ。ライバル、ジャックとエンゾは、ジャック・マイヨールとエンゾ・マイオルカという実在のフリーダイバーだ。ダイバーたちは潜っていくうちに海に溶けていくと口をそろえる。
篠宮龍三の「ブルーゾーン」を読んだ。水深115mのアジア記録を樹立したフリーダイバーだ。水深100mを体験したダイバーは世界中で7人しかいない。そしてその篠宮龍三も海に溶けていくと言っている。トップクラスのフリーダイバーは10分近く息を止めることができる。水深30mを超えると肺とウエットスーツは水圧で押しつぶされ浮力がなくなる。すると身体は重力だけでどんどん深く海のなかにすべり降りていく。そしてそのとき身体にはブラッドシフトという現象が起きる。
ブラッドシフトとは体内の血液が手足の末端から、生命維持にかかわる脳や心臓に集まっていく現象だ。しかも脳のなかでも生命維持の機能を果たす小脳に酸素と血液が集中していく。すると苦しいという感覚がなくなっていく。つまり感情を司る大脳とその周辺が休止することで思考が止まり、快不快の認識がなくなり苦しさは消えていくのだ。
吸い込まれるるように青い闇の世界に落ちていく。そこは音も光もない静寂の青い闇、それがグランブルーの世界だ。ジャック・マイヨールは「イルカと、海に還る日」のなかでこう記している。
”そこにはブルーしかない。上も下も左も右も、すべてが同じブルーに包まれる深海である。それを私たちはグランブルーと呼ぶ。太古の昔、人間の祖先が住んでいたであろう世界だ。”
グランブルー、その世界を私たちは自ら体験することはできない。それはエベレストの頂上が実際にどんなところなのか分からないことと同じだ。だからこそそうした極限を体験した人間の言葉は私たちを惹きつけてやまない。
篠宮龍三は「ブルーゾーン」のなかで”One Ocean-海はひとつ”というメッセージを送っている。
『海は人と人、国と国、大陸と大陸を隔てるものではなく、ひとつにつなげるものだ。だから海は争いの象徴ではなく、平和の象徴であってほしい。』
息を止めて垂直に潜っていくと海のなかはブルーのグラデーションだ。潜るに従って青はどんどん濃くなっていき、やがて音も光もない静寂と青い闇の世界に変わっていく。青い闇の世界、それがグランブルーだ。
映画は地中海の美しい海をバックに男たちの勇気と友情を描いていく。エリック・セラの音楽に乗せて描かれる海のなかはあくまで美しく神秘的だ。ライバル、ジャックとエンゾは、ジャック・マイヨールとエンゾ・マイオルカという実在のフリーダイバーだ。ダイバーたちは潜っていくうちに海に溶けていくと口をそろえる。
篠宮龍三の「ブルーゾーン」を読んだ。水深115mのアジア記録を樹立したフリーダイバーだ。水深100mを体験したダイバーは世界中で7人しかいない。そしてその篠宮龍三も海に溶けていくと言っている。トップクラスのフリーダイバーは10分近く息を止めることができる。水深30mを超えると肺とウエットスーツは水圧で押しつぶされ浮力がなくなる。すると身体は重力だけでどんどん深く海のなかにすべり降りていく。そしてそのとき身体にはブラッドシフトという現象が起きる。
ブラッドシフトとは体内の血液が手足の末端から、生命維持にかかわる脳や心臓に集まっていく現象だ。しかも脳のなかでも生命維持の機能を果たす小脳に酸素と血液が集中していく。すると苦しいという感覚がなくなっていく。つまり感情を司る大脳とその周辺が休止することで思考が止まり、快不快の認識がなくなり苦しさは消えていくのだ。
吸い込まれるるように青い闇の世界に落ちていく。そこは音も光もない静寂の青い闇、それがグランブルーの世界だ。ジャック・マイヨールは「イルカと、海に還る日」のなかでこう記している。
”そこにはブルーしかない。上も下も左も右も、すべてが同じブルーに包まれる深海である。それを私たちはグランブルーと呼ぶ。太古の昔、人間の祖先が住んでいたであろう世界だ。”
グランブルー、その世界を私たちは自ら体験することはできない。それはエベレストの頂上が実際にどんなところなのか分からないことと同じだ。だからこそそうした極限を体験した人間の言葉は私たちを惹きつけてやまない。
篠宮龍三は「ブルーゾーン」のなかで”One Ocean-海はひとつ”というメッセージを送っている。
『海は人と人、国と国、大陸と大陸を隔てるものではなく、ひとつにつなげるものだ。だから海は争いの象徴ではなく、平和の象徴であってほしい。』
2012年3月3日に日本でレビュー済み
Free-Divingという競技も、篠宮龍三氏も初めて知った。ただただ潜りに潜り100m以上の水深の圧力と無呼吸の世界は、信じられない程に驚嘆した。太陽の光が届かず完全な闇に閉ざされる手前に、青い闇に包まれる世界が広がりと言う。そこが「グランブルー」、この青がこの世のものとは思えぬ美しさと言う。そのグランブルーを越えると、その先は死の闇だ。その深さは伊豆なら50m、沖縄で80mだそうだ。「死」に向かって深く潜り、目標深度でターンして、「生」の世界へ帰還を果たす。20m位でサポートのダイバーが待ち一緒に人間界の水面まで上がる。浮上し最初の息の吸い込みに「生」の喜びがあると言う。大昔に下田白浜の海で水死しかけた私には、100m超の深海など考えられない場所だ。 篠宮氏は2010年4月にバハマのフリーダイビング国際大会で、115mのアジア新記録、世界歴代5位の記録を打ち立てた。 読んだ内容は直ぐに忘れるので、ここに競技の基本を備忘録としておく。 Free-Divingは(1)Static Apnea、(Apneaは無呼吸の意)(2)Dynamic Apnea with Fins、(3)同without Fins、(4)Constant Weight Apnea with Fins、(5)同without Fins、(6)Free Immersion Apnea、(7)Variable Weight Apnea、(8)No-Limit Apnea の8種目だ。(1)は水面で息を止め時間を競う。(2)と(3)は水平に潜水で泳ぎ距離を競う。以上はプールだ。(4)と(5)は脚力・腕力のみで潜行する。(6)はロープを手繰って潜行する。(7)は30kg以内の重りを付け潜行、ロープを手繰って浮上する。(8)は重りで潜行、ブイなどで浮上する。篠宮氏は特に(4)で115m(世界4位)、(6)104m(世界3位)(2011年8月現在)の記録を持つ。足にはモノフィン(1枚の板)で水深30mまでは体をしならせてキック、更に深くなると動きを止めて重力で自然落下する由。因みにサッカーボールは80mでペチャンコになる。50m以上の潜水は心と体へのストレスが大きく1日1本のみであり、1日何度もやると減圧症になる。死と隣り合わせであり、危険の直感を無視せずにタグ到達前でも引き返す勇気を持つことが必要だ。調和を崩してBrackoutを起こす直前の瀬戸際の判断だ。篠宮氏は憧れたJacques Mayol氏(1927〜2001)の記録105mを2009年12月に初めて越えた。